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オルゴールセラピスト短期養成講座を受講して N.N. さん

オルゴールセラピスト短期養成講座を受講して 東京本部第1期生 N.N. さん
日程:2012年11月30日(金)~12月2日(日)    場所:日本オルゴール療法研究所 東京本部
① スイスオルゴールとの出会い・セラピストになろうと思った動機
 初めてスイスオルゴールの音色を聴いたのは、1996-7年頃横浜元町のサロンででした。そこで見聴ききしたオルゴールは私がそれまで知っていたオルゴールとは全く違う特別な物でした。箱の装飾の美しさは勿論の事、内部のシリンダー等の部品が金色に輝いている事や3曲続けて聴ける仕組み等に驚きや感動するばかりでした。
 でもなんといっても音色の美しさに心を奪われてしまいました。美しい音色も初めてでしたが価格的にもこんなに高価な物は初めてで自分には贅沢品だと言い聞かせ手に入れるのを先延ばしにしていました。
 しかし夢がかなったのです。私にとって第2の人生の伴侶と出会い、2003年ついに念願の72弁のスイスオルゴールのエルムと共鳴箱を結婚の記念に夫からプレゼントして貰い、手に入れる事が出来たのです。毎日可愛い音色に包まれて過ごすことは何と幸運なことだったでしょう。
 その後は誕生月に招待される無料のオルゴールコンサートに数回参加しました。コンサートの中でまた初めて見る素晴らしいディスクオルゴールと出会いました。その音色と音量は衝撃的で、私にとってはどんな宝石よりもこのディスクオルゴールの音色の方が、自分を何倍も幸せな気持ちにさせてくれる宝物だとその時思いました。
 ですが、72弁のオルゴールよりさらに高価ですし、普通のマンションで聴くには、音量も高くて手の届かない存在でした。ただ漠然といつかディスクオルゴールを聴きながら仕事が出来たらいいなあと想いを回らしていました。
ここ数年は横浜中華街に食事に行った帰りに必ず横浜元町のサロンに立ち寄っては、オルゴールを試聴したりCDや本を購入していました。そんな中、今年の春頃にサロンを訪れた時に「脳に効き心も体も癒される スイスオルゴール CDブック」を購入しCDをリピートで聴いていました。
 冊子の内容はとてもわかりやすく解説してあり、オルゴールの響きが脳幹を刺激して体調を回復させる事実を再認識し何度々々も繰り返し読みました。そうこうするうちに、10月に東京本部がオープンする事を知り10月23日にセラピー特別体験会に参加して、初めて佐伯所長さんにお会いしました。
 世界で類を見ないオルゴール療法についてのレクチャーは高尚かつ濃い内容でしたが、所長さんが醸し出す柔らかで温かな雰囲気の中で緊張することなく学び、体験する事が出来ました。体験の最後に東京本部でセラピー養成講座を開催して欲しいと要望を出したところ、その場で日程が決まりました。
 ところが、その直後の10月29日に父が亡くなりました。父は2010年に肺気腫になり自宅に酸素製造の機械を設置し、自宅療養をしておりました。それでも体力維持のために天気の良い日は酸素ボンベ持参で、健常人が10分で歩ける道のりを休み休み40分かけて歩き、大好きなコーヒーを飲むのが唯一の楽しみでした。
 今年の夏は猛暑で体力が落ち、散歩にあまり出歩かず食欲も減ったために身長170㎝の父が体重が38㎏まで減少してしまい、呼吸をするのも辛そうになりました。そんな中、オルゴール療法の素晴らしさを知った私は、是だ!これで父の病状を改善出来る!私はオルゴールセラピーのノウハウを勉強して父に元気を取り戻す手助けをしたいと思いました。
 しかし、その夢は叶いませんでした。希望を失った私は、養成講座を受けようか受けまいか迷っていました。でも養成講座は受けなくても、アンボイナのセットだけは購入したいと考えていました。体験会で144弁の♪「ラ・カンパネラ」を聴いた瞬間、ただただ嬉しくて涙が零れてしまいました。一言では言い表せないあの胸にこみ上げた感動を忘れられませんでした。
 同時に私は、12月3日から介護施設での採用が決まっており、勤め始めたら連続3日間の休暇はまず取ることは出来ないと予想され、と言うことは、オルゴールセラピストのなれるのは今しかないという事を悟り、申し込みをするに至りました。
② オルゴール療法にふれての発見・感動
 講義の中で繰り返し説明に出てくる「電磁波過敏症」と言う症状名に釘付けになりました。と言うのも、25年程前に木造アパートからコンクリート造りのマンションに住まいが変わった時、何処からともなく聞こえてくる振動音が気になり、体が痒くなり、甲状腺機能更新症と診断され、うつ症状に悩んでいた頃を、また高層マンションが立ち並ぶ場所に住まいを移したら、めまいの症状が出た事。更年期障害・難聴で私の心は闇の世界に漂っていた頃の事が脳裏に蘇りました。
 と同時に、何だ単純!原因は此だったのかと。自らの過去の体験を振り返り、講義を聞いているうちに、私は「電磁波過敏症」だったのだと確信しました。
 いわゆる現代医療で自律神経失調症として診断されている症状のほとんどは「電磁波過敏症」が原因だと言うことを身をもって体感し、講義を聞いたことにより認識しました。
 また、集中講座を受講して気がついたのですが、普通長時間同じ部屋の中でエアコンの空気を吸い講義を聞いていると、肩こり・首の後部痛・眼精疲労・頭痛・腰痛・むくみ・息苦しい・気分が悪くなるなどの症状が出てきますが、全くそう言う事はなく、かえって体が軽くなり快適なので、長時間でも集中力が持続しました。
 実際に視力を測定したわけでは有りませんが、ここ数年、電車の中で本を読む事が辛くなり、ついに今年シニアグラスを購入しましたが、メガネ無しではっきりと文字が見えるようになりましたし、足首から下が冷たくて中々温まらないのが常でしたが、オルゴールを足裏に当てて数分鳴らしただけで、血行が良くなりポカポカになりました。
 温泉に入るのも良いですが、体が温まるための長風呂は、健康人には問題ないのですが、特に心臓疾患の方や高齢者には体に負担がかかります。オルゴール療法なら、心臓や体に負担がかかるどころか、脳幹・視床下部を刺激して、体全体の血流が良くなることによって調子を整え、体が温まるのです。
 人間、体が温まると心も温かくなります。心身共に健康になるのを助ける訳ですから、願ったりかなったりとはこのことですね。
 唐突ではありますが、路上生活者とすれ違った時に臭う残り香とでもいいますか、あの臭いを以前は汚いから臭いのかと思っていました。しかしある時、鬱病の知人や心が病んでいる時に清潔にしているのにもかかわらず自分自身から、度合いは違えどもあの臭いを発していることがあり、驚きました。
 そしてあの臭いは正に心の悲鳴の臭いではないかと思うようになりました。路上生活者が洗髪・洗体をし清潔にした上で尚かつ消えないあの臭いの元を消せるとすれば、オルゴールの響きが有効ではないかと、あくまで私の考えですがそう思いました。
 現代社会の特に都会で生活している人々は、何らかの心身の不調を訴えている人が多く存在しています。私の友人にもおります。オルゴール療法は、都会人の健全な心身を保つためのオアシスと言っても過言ではないでしょう。
 太古の時代・大自然の中では必要としなかった物ですが、現代社会の都会だからこそ必要な物、それがオルゴール療法なのです。闇の中の一筋の光、絶望から脱却し歓喜の世界へと誘う物と私は信じております。ずっと求め続けてきた事に、人生の折り返し地点に来てやっと出会えた感が致します。
 講義の中で、当たり前の事ではありますが、オルゴールを丁寧に取り扱うと言うことを学びました。木を育ててきた方の事、ひとつひとつ手作りをしている職人の方の事、ひとつのオルゴールが出来上がるまでにどれだけの人の手を経ているかと言う事を知れば、感謝の気持ちが生まれ、自ずと丁寧に取り扱わずにはいられません。
 私が子供の頃、よく祖母から食事の前に、ご飯はお百姓さんが汗水流して丹誠込めて作ったお米を炊いた物なので感謝して頂きましょう。と話してくれた事を思い出しました。また、紙を粗末に扱うと紙の橋を渡らなければならないと教わりました。現代社会では、欲しい物は何でも手に入りますが、安易に手に入る分大切にしない傾向があるのではないでしょうか。
 何でもあるのが当たり前ではないのです。ある物を自分が手に入れた時、その物が何で出来ているのか、どの様にして出来たのか等、何故どうしてと考える事、深く考えることが必要だと改めて認識しました。
 生命の維持に大切な6つの物は、水・光・空気・土・食物・響きと教わりました。私達現代人は未来の子供達が健やかに生きて行くために、この6つの大切な物を安全な状態で、汚染させない状態であるいは一旦汚染されたとしても再生させ存続させていかなければなりません。そうしなければ、人類の未来はないといっても過言ではないでしょう。
 だからこそ守っていかなければなりません。文明の発展は人類を幸福にしたのでしょうか?と言う問いかけに私達はどう答えますか?私なら、幸福でもあり不幸でもあると答えます。文明の発展により、私達現代人は大切な水・光・空気・土・食物・森林や自然を汚染し破壊してきました。
 しかし、過ちを反省し改善しなければならない事も知っています。私達は幸運な事に、自然が生み出した産物の木と人間の英知とで作り上げた、美しいオルゴールと出会うことが出来ました。都会に居ながらにして森林の中でしか聴くことが出来ない響きを得ることが出来るのです。
 このことは感動したなどと一言では済まされない人類にとっての大発見!素晴らしいことなのですね。「アメイジング!」「ブラボー!」どんなに賛美しても足りない。と思いました。
 先人は心身を浄化するために、滝に打たれたり険しい山に登ったりと荒行をされていました。現在もされていると思います。そんな荒行をせずとも、いとも簡単に心身を浄化する事が出来るのが、オルゴール療法ではないでしょうか。
 心身を浄化するだけでなく、抵抗力をつけて強くする。自分が強くなければ、他を救うことは出来ないと教えて頂きました。そんな大仕事をするための基本的な行為が、ただネジを巻いて1日最低3時間オルゴールを自宅で響かせる。または響かせている場所に居る。それだけで良いのです。
 勿論、感謝して聴くなど聴き方の姿勢はありますが。意志に関わらず、耳で聞いていなくとも、脳(脳幹・視床下部)に、響きが伝わっていればよいのです。こんなに効率の良い療法は、きっと他に類を見ないでしょう。あん摩・マッサージ・鍼灸などの施術をする方々から、よく耳にするのはお客様から色々な気を受ける事により、疲労度が増すらしいのです。オルゴール療法で自らが癒されれば、他の人を癒すことが出来ます。
③ オルゴール療法をどのように生かしていきたいか。
近い将来高齢者の健康維持と認知症の症状の軽減にオルゴール療法を生かしていきたいと考えます。
 
 自分と社会との関わり方のスタンスとして、世の中の為になる仕事がしたい、人の役に立ちたいという思いは、ずっとかわらないポリシーでもありました。
 だからこそ、約36年間医療機関に勤める事ができました。そして、時代の波に乗り、時代のニーズに答えるべく、介護の施設で働く事になりました。まだまだ駆け出しの介護職スタッフですので、今すぐには大それた事はできませんが、いずれ介護の世界でオルゴール療法が普通に行われるようになればいいなあと考えています。
 自分の希望としては、介護現場は肉体的にも精神的のも辛い職場と聞いていますので、その中で如何に自分自身がオルゴール療法で心身ともに元気で居られれば、私の回りの人がどうしてあの人は元気なのか?訊ねてみたくなるのではないかと思います。
 その時がチャンス到来、オルゴール療法を受けていると言うことや原理をお伝えしようと思います。焦らずに地道に広めていきます。自分にとっては本当に良い事だと思っても、他人様も同じように感じるとはかぎりません。
 佐伯所長さんはおっしゃっていました。現代医療と戦ったりはしない共存していく姿勢で取り組んでいる、と。私もそのお考えに共感します。目的を達成するためには、あきらめない事、焦らない事が大切だと思います。
 高齢化や認知症の増加の現状を見ますと、急がなければならないかもしてませんが、焦らずにある程度急いで、地道に広めたいと思います。矛盾しているかもしれませんね。でもそう言う心境なのです。ですから、まずは家族や友人に、お声掛けしてコンサートや体験にお連れするところから始めたいと思います。
 何回か通ううちに実感して頂ければ道が開けるかと思います。それと新しい職場に慣れたころ同じ介護スタッフの仲間にオルゴールを是非聴いて貰いたいと考えています。介護職の方達は基本的に根が優しい方が多くいらしゃいます。優しい人って傷つき易くストレスもためやすいのかなって思います。心の平安を得るにはオルゴール療法はピッタリです。
 また、②の項でもふれましたが足裏にオルゴールをあてたところ足がポカポカと温かくなりました。足湯のように気軽に仮に「足裏オルゴール療法」とでも名付けましょうか。を体感すれば、冷え性の人はすぐにその良さを実感出来ると思います。
 以前、テレビで放映されていましたが、最近酷い冷え性の男性が増えているとのことです。冷え性は女性特有の症状かと思っていましたが、現代人はそうではなさそうです。冷え性は血行不良からくる症状ですので、仮称「足裏オルゴール療法」では改善する事が予想されます。オルゴール療法用ベットのように大規模な設備でなくても、体験できる形態も考えてみたいと思います。
④希望・今後の関わり方
 基本的なことではありますが、まず自分自身がオルゴール療法を数多く体験する事ににより、持病がどの様に改善されるか、体調の変化を実感していきたいと思います。
 また、セミナーなどの勉強出来る機会があれば積極的に参加して、色々な事例を知り、理論的にも知識を深めていきたいです。その上で、少しでも研究所のお手伝いが出来たらいいなあと思います。将来的には、オルゴール療法の本を出せるくらいになりたいと考えています。
 どうぞ今後ともご指導とご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。
N.N. さん 日程:2012年11月30日(金)~12月2日(日)