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オルゴールセラピスト養成講座を受講して M.F.さん

1.受講に至った経緯
阪神淡路大震災の時、私ははからずも一命を救われた。多くの方々の姿を前に、私は神様から頂いたこの命を大切に、この世に生まれてこようとする赤ちゃんのため、そしてこのように生命を生み出そうとする母親とその家族のために役立てようと決意した。

平成15年6月3日、60歳の年を機に助産院を開院した。開院にあたって相談する人々はこぞって猛反対、家族や親戚からも勘当されそうになる有様であった。
しかし私の決意は変わらず、10年間ひた走りに走り続け、生まれてきた赤ちゃんは700人余、どの出産も涙と感動に溢れ感慨深く、赤ちゃんが私の生命を永らえさせてくれていると思って感謝してきた。

この10年間の区切りでほっとしたのか、 今年9月に左乳癌を発見、腋窩リンパ節まで転移しており、11月6日に手術。入院中は今までの人生を振り返るとともに、これから残された人生を考えるのに、とても良い機会を頂いたと思っている。癌になって怖いという気持ちより、これから自分に与えられた使命をどのようにすればよいのかという考え方が強かった。

9月の癌発見と同時に今後の事を考え、バリアフリーのマンションに引っ越したので退院後はリハビリも兼ねて荷物の整理をしていた、その時「赤ちゃんを守るオルゴールセラピー」というパンフレットを見つけ、これだ!と思った。

11月20日大阪本部に電話をすると、三日間の集中講座があるからぜひ受講するようにとのこと。詳細不明のまま自分自身のため、また赤ちゃんや母親や、その他の人達の為になると確信して受講に至った。

2.響きは生命を支える大切な要素である。
生物体は空気、水、光、土、食物によって生きている。これが一般常識であるが、我々生物の存在する地球は響きが根源であると考える。

研究所所長の「響きのないところに生命は育たない」という一言に感銘を受けると同時にそれはなぜ?と私なりに考えた。

3.オルゴール療法とセラピスト
オルゴール療法に使用されるオルゴールを手にとって、その構造等を細かく説明して頂いた。早く効果を出すための工夫や療法として使える耐久性等の工夫を随所にされているのを目のあたりにして苦労の程が良く分かった。

自然な倍音を豊富にして美しい音色を響かせ、高周波、低周波の超レベルまで音域を拡大し、脳幹や視床下部に働きかけることにより、人間本来の自然治癒力を引き出し、身体を恒常化させるのを理解した。

それによって病気や症状改善させようとする根本治療であり、副作用もないという現代医学では考えられない素晴らしい療法であることが理解できた。

脳は微妙なものであって、少しの刺激によってバランスを崩したり回復したりする。 「オルゴールを聴くこと、響きを体に感じることによって病気や症状が改善するという強い信念を持ってのカウンセリングもオルゴール療法にとって重要なファクターである。

セラピストがカウンセリングによってクライエントに勇気や希望を与え、もともと本人の持っている自然治癒力を早く目覚めさせることもできるので、カウンセリング技法をしっかり習得した上でカウンセリングにも励むことが大切である。

セラピストは相手の話に傾聴し、そのクライエントの何が問題なのかを一緒に考え導き出すようにし、そしてその人に合うオルゴールを見つけてあげること、実際に使用してもらい、その効果を聞き出し、効果がなければ何故効果がないのか?使い方等を聞き、正しい使用方法や工夫をして指導していくとともに、少しでも症状が改善していたらその喜びを共にし励ましていくこと、改善しても継続して使用していく等々、オルゴール療法のセラピストの果たす役割がとても重要であることを認識した。

セラピストは、医学的知識や保険、看護学的な知識や経験もある程度必要である。それに加えてその人の人間性や感性も備わっていなければならない。今は未熟であっても、そのための努力を惜しまないようにしたいものである。

4 、オルゴール療法を体感して
私は合唱団にいた頃の経験から、1人の歌声より2人、10人100人となりそのハーモニーが1つに成立した時の喜びと感動、胸に来る響き、涙が溢れて止まらなかった。それは1人の声でなく皆が同じ音を出そうと努力し、出した時のハーモニーがひとつになり自然に共鳴し合い、その自然倍音が数多く発生することによって美しい音色として響き、それが副交感神経や交感神経を刺激して感動を起こしたのではないか?。

交響楽団のコンサートを聴きに行った時も身震いし、身体がジーンと熱くなったりする。この経験と今回のオルゴール療法を結びつけながら考えることができて、オルゴールの小さな箱の威力に感動した。

オルゴールは空気振動だけでなく、個体振動によって音が伝わるので、合唱やオーケストラ演奏などの空気振動より、最高30倍もの威力を持っており脳幹や視床下部への伝わり方も大きく、オルゴール療法として使用されるのも理解出来た。

オルゴールは小さく、どこでも好きなところで、好きな時に聴けて、好きなだけ生の響きを体感することが出来、副作用がなく安心安全でいろいろな症状に効果があることを理解しました。

自宅療法が基本で、グループ療法での効果も大であることも理解出来た。オルゴールは脳の中枢部から、生命線、脊髄そして自分の体調の悪いところにあてがうこともできるし、タオルや覆い布を利用して交感神経・副交感神経どちらにもに働きかけることもできる。

オルゴールの曲目や弁の数を変えることによって効果が変わってくることを実感した。特に「カノン」と「ラ・カンパネラ」はやはり違うなと思った。「カノン」は眠りを誘ったり、リラクゼーションにも、「ラ・カンパネラ」は交感神経を刺激して心を振るい立たせるのに役立ち、朝おきのつらい私に効果があると思う。

2曲とも何度聴いても聴き飽きないし、研究所のオススメの曲だけはあると思った。講座の翌日、グループ療法でオルゴールベッドに寝て、アンティークオルゴールをすべて聴くことができた。テーブルで聴くのと共鳴箱を使うのとセラピーボックスやセラピーベッドで聴くのとの違いを実感出来た。

あるオルゴールを聴いたとき身体の隅々にまで入り込み涙があふれてきた。受講生の1人が「カノンを聴いて涙が出た」と言っておられたが、そのことがよく解った。グループ療法などに積極的に参加して、セラピストとして活躍して行きたい。

今回、このオルゴール療法認定講座に参加できてとても感謝している。佐伯所長がオルゴール療法を日本に定着してこられたご苦労は並大抵のことではなかったと思う。熱い思いを胸に秘め淡々と話されているのに感心した。また、奥様の店長もさぞご苦労なさったこととお察しする。ご長男さんもご両親を見て育ってこられたから横浜店を経営されているのだと思う。

食事中のお話も参考になり大変良かった。またご一緒に受講させていただいた方々ともお近づきになれてとてもよかった。オルゴール療法を多くの方に知っていただき、益々発展して行くことを願っている。 助産師 M.F.さん 女性