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オルゴールセラピスト研修を終えて   N.H.さん

オルゴール療法との出会い

 オルゴール療法と出会うまでに、随分、時間がかかったように思います。幼い頃から特別、オルゴールが大好きだったというわけではありませんでしたが、何年か前にオルゴールコンサートの新聞広告が目に留まりました。アンティークオルゴールの写真と共に「うつ」「耳鳴り」「自律神経」という文字が目にとびこんできました。「コンサートに行ってみたい。」と、漠然と思ったのですが、その時は仕事の都合がつかず諦めてしまいました。

出産と夫の転勤で、それまで勤めていた病院を退職し、専業主婦として子育てをしていましたが、昭和62年に、夫の転職で引っ越した現在の土地で、保育所の看護師として再就職しました。子どもを別の保育所に預け、慣れない仕事と言うこともあり、誰一人として知り合いの居ない土地で、仕事と子育てを両立させることは、とても大変なことでした。育児ノイローゼのような状態の時もありました。

仕事のこと、子どものこと、夫のことで悩んでいましたが、相談できる人も無く、弱音を吐くこともできず、自分の生活で精一杯の田舎の母にも心配をかけたくなかったので、自分ひとりで抱え込んで、八方ふさがりで出口がまったく見つかりませんでした。

眠れなくなり、眠っても怖い夢や追いかけられる夢ばかり見るようになりました。涙が止まらなくなり、電話での会話が思い出せなくなり、信号の無い横断歩道は渡れなくなりました。通勤途上で、「こころと体のクリニック」という看板が目に入り、1ヶ月近く迷ったと思いますが、勇気を出して思い切って受診しました。倒れるように診察室に入ったのを覚えています。

ドクターから「診断書は『自律神経失調症』と書いているけど、本当の病名は、『うつ病』ですよ。軽い方です。大丈夫。とにかくゆっくり休養しましょう」と告げられました。そして、「薬は勝手にやめないこと、人ごみにはいかないこと、絶対に死んではいけないこと」が、ドクターとの約束でした。人に甘えることができなかった私が、唯一、心を許し話すことができる大人の男性でした。(それは、父でもなく、夫でもありませんでした。)また、表面ではニコニコしていても、裏にまわればその人の悪口を言っているような場面に出会うと、その人のことがどうしても許すことができなかったり、どんどん不信感の塊になっていた私に「物には何でも裏と表があるでしょう?それで当たり前なんですよ。」と教えてくれました。その言葉で世の中の仕組みのようなものを初めて知りました。

3ヶ月休職して、内服薬と1週間に1回カウンセリングを受けて職場復帰出来ましたが、最初の1ヶ月間の苦しさは、思い出したくない程です。何よりも子どものことを考えると、二度とあのようなすがたは、見せてはいけないと思いました。

考えてみると、私は思春期の頃からとにかく疲れやすく、暇さえあれば寝ていたいほどでした。肩こりがひどく、頭痛と吐き気まで伴うことがたびたびありました。生理痛で鎮痛剤が手放せませんでした。また、真夏以外は、素足で過ごすと、腰まで冷えて痛くてたまりませんでしたし、毎年、手足の指にしもやけができたりするほどの冷え性でした。いろいろな健康に関する記事や雑誌により、冷え性とうつ病が関係あることを知りました。

また、50歳過ぎから血糖値が高くなり、サプリメントや民間療法を試しましたが、2年前からは、糖尿病薬を内服しています。糖尿病とうつ病の関係や糖尿病と認知症の関係もいわれています。眼底出血は見られませんが、右目の黄斑部に軽度、白内障が出てきたため点眼薬で治療中です。そして、若い時は、O脚と出っ歯がコンプレックスでした。

体質改善をして、何とか心身共に健康になりたいと思い、代替療法や民間療法など、いろいろなことに挑戦しました。でも、なかなか長続きしません。軽いうつ症状は、環境が変わると時々、顔を出していましたが、気持ちが落ち込んだら、2週間を目途に、それ以上続いたら受診するようにして何とか乗り切ってきました。

昨年度は、1年間の出向の勤務に就いていました。夏頃から、今までと仕事の携わり方が違うために、ストレスを感じる場面が多くなりました。自分の意見を口に出して伝えるのでなく、見守ることが求められていたので、日に日に不満がつのりイライラするようになっていました。気持ちに余裕が無く、見るもの聞くものに腹が立ち、ごく普通の店員さんの対応にまで腹がたちました。「こんな嫌な人間だったの?私って?」と、そんな自分がとても情けなくなりました。

眠りが浅くて、朝、目覚めたときも疲労感が取れていないまま、肩も背中も腰もカチカチでした。何よりも、人と会話するのが苦痛になり始めていました。この時も、2週間を目途に受診を考えていました。

そんな時、新聞で「スイスオルゴール 病気を治す癒しの響き」の広告を見て、あの時のオルゴールのことだと思い、すぐに書店に行きました。きれいなピンクに金色のオルゴールの表紙の本を見つけたときは、なんと嬉しかったことか・・・早速購入し、付録のCDを聴きました。美しい音色とメロディーは、とても心地良く心に響きました。

1週間ぐらい経った頃、朝、目覚めたときに、穏やかな気持ちになっていることに気付きました。その後もCDを聴きながら寝るようにしていました。CDには、超高周波は含まれていないとのことですが、こんなにも穏やかな気持ちになれるのなら、本物のスイスオルゴールを是非とも聴いてみたい、聴かなくてはいけないと思いました。

日本オルゴール療法のホームページを見て、個別療法を受けたいと思いながら、なかなか電話をかける勇気が出ませんでした。やっと電話で予約して、2月9日に初めて本物のスイスオルゴールの響きを体感することができました。

オルゴールを聴くだけで、いろいろな難病といわれている病気や症状が改善するなんてー。半信半疑のままで受けたオルゴール療法でしたが、とにかく想像以上の美しい音色と響きに感動しました。療法が終わった後、「頬がピンクになっていますよ。血流が良くなったんですよ」と言われ、そう言われてみれば、手の指先がじんわり温かくなったように感じました。

その時は、効果がどうということよりも、オルゴールの音色と響きに魅了されてしまいました。無料券をいただいたので、何とか時間をやりくりして、1回目のグループ療法に参加しました。

半信半疑の気持ちは、グループ療法に参加したときに、払拭されました。療法が終った後、上半身が温かくなっているのを体感したことと、参加されている他の方たちの体験談を聞けたことで、オルゴール療法のことを正しく学び、私もオルゴールを聴いて心身共に苦痛な症状から開放されたいと思いました。その場でオルゴールを注文し、セラピスト研修の申し込みをしました。これが、私のオルゴール療法との出会いです。

先に、代替療法のことに少し触れましたが、中でも細々と継続しているのが、「イトオテルミー温熱療法」と「メディカルアロマテラピー」です。どちらの療法も自然治癒力を高めるというもので、赤ちゃんからお年寄りまでーというところもよく似ていますが、残念ながら、禁忌があり、どんな症状や疾患でも、ただオルゴールを聴くだけでいいという、何の副作用も無いオルゴール療法との違いがあります。

何事も長続きしない私ですが、今悩まされているいろいろな症状から抜け出し、真の健康を取り戻したいという願いをオルゴールに託し、定年後のライフワークにしたいと思いました。

オルゴール療法で学んだこと、感じたこと

セラピスト研修の前日に、待ちに待ったオルゴールがやっと届きました。

実は、144弁の“ラ・カンパネラ”を注文したものの、テキストや症例集には、72弁のカノンのすばらしさばかりが載っているので、やっぱりカノンを購入すればよかったーと、くよくよ悩んでいたのです。平日は、一番長くオルゴールを聴くことができるのは睡眠中で、とにかく、私の症状から考えると、副交感神経に効果があるというカノンが必要なのではーと思ったからです。

144弁のラ・カンパネラは、交感神経を優位にするオルゴールということなので、睡眠中に聴くには、適さないし、逆効果になってしまうのではないか?もう、変更できないだろうし、どうしよう?それに、高価なものなので、もうひとつ別のものをすぐに買い足すというのもできないし・・・と、オルゴールの箱を開けるまでは、とても後悔していました。

とにかく、早速、オルゴールを聴いてみることにしました。オルゴール療法研究所で聴いた音色より少し硬い音色のように感じましたが、大好きな“ラ・カンパネラ”の曲と美しい音色と響きで、なんとも言えない気持ちになり、聴いているうちに悲しいわけでもないのに、涙がポロポロこぼれました。

涙と一緒に、ストレスホルモンが体外に排出されるとのことですが、本当にそのようなスーッとした、言葉では言い表せない気持ちになりました。

セラピストの研修は、3日間で50日分に相当する内容を学習するとのことでしたので、50日だと挫折してしまいそうですが、3日で学習できるというシステムは、私にとってとても有難いことでした。ただ、保育園の年度末の3日間は、幼稚園や学校のように春休みが無いので、子どもたちの保育と新年度の準備を平行してすすめなければなりません。そんな目が回る程の忙しい時期に、休暇をもらうことに後ろめたさを感じながら、今しかないと思っての参加でした。その様な気持ちと緊張でいっぱいで夫には内緒で参加しました。

初めに学んだのは、「オルゴールセラピストの心得」でした。この18項目の心得は、今までの自分の仕事に対する姿勢を問われているような、とても複雑な気持ちになりました。

私は、保育園の看護師ですが、園児の保護者の方や子育て支援で、いろいろな場面で小さい子どもさんの健康面や離乳食に関する相談を担当します。その他の悩みの相談を受けることもあります。自分ではできているように思っても、子どもたちや保護者の方たちに押し付けがましい指導をしていたのではないか?わかったような事を、慣れで簡単に答えていたのかもしれない。そんな思いで所長さんのお話を聞いていました。「保健師や看護師は上から物を言う。」と言われたことも心に突き刺さりました。

ちょうど、研修の2日前に、職員会議で一年間の仕事の反省をしたところでした。

その反省の中で、自分たちは、今回、子どもたちや保護者の目線に立ったことでわかったことがたくさんあったことや、今まで、知らず知らずのうちに、上から目線の対応をしてきたことに気付いたことや、4月からの新しい職場でのそれぞれの課題を出し合っていました。

そのことと、18項目のオルゴールセラピストの心得は、自分の人間性を高めることが求められているというところで、根底は同じであることがわかりました。

オルゴールセラピストの心得

1、悩みや苦しみを救いたいと心から思えるセラピストになりましょう

2、自他を救うことは尊い勤めであることをしりましょう

3、オルゴール療法がこの世にあることを感謝しましょう

4、心身を清め美しい心でクライエントに接しましょう

5、美しさに触れ、情緒を深め感性を高めましょう

6、素直な気持ちでセラピーをしましょう

7、セラピストの知識を深め技術を高めましょう

8、オルゴールセラピーを体験して信念を深めましょう

9、クライエントにプラス思考を勧め勇気をもつよう励ましましょう

10, 慢心をいさめセラピーの全容を知り常に自分を高める努力をしましょう

11、オルゴールセラピーを深く理解し、真の健康法を身につけましょう

12、継続は力なりと励まし説得しましょう

13、誠実をモットーにし、うそや誇張の無いセラピーを心がけましょう

14、クライエントを第一に考える療法を心がけましょう

15、オルゴール療法は「治れば良い」という考えを基本にしています

16、オルゴールセラピストはグループのメンバーです

17、オルゴール療法は進歩しなければなりません

18、苦しみや悩みから目をそらさないでいましょう。きっと良くなりますから。    オルゴール療法はそんな療法なのです。

この18項目と、今の気持ちを忘れないように勉強して行きたいと思います。

次に学んだのは、「オルゴール療法の原理」です。

動物の本能である脳幹と視床は、100キロヘルツの高周波を含む響きを最大限に取り入れ心身を正常に保つこと。その響きが、オルゴールの音色に含まれていること。高周波と低周波を豊富に含む音楽が脳の一部を活発化させ、人体に好影響をおよぼしていること。このことを、今、オルゴールセラピストの研修をしてくださっている、佐伯所長さんが発見されたこと。しかし、電気的な再生音では、高周波がないこと。電気的な再生音には無い、高周波と低周波は、リラックスしたときに出るアルファ波を出しており、生の音が心身の健康に大きな影響を与えることが、科学的に解明されたとのことでした。

そして、オルゴール療法は、

・響きが脳を刺激するため、自然治癒力を引き出す優れた療法で、物理的で安全で副作用が無い療法である。

・対症療法ではなく、根幹療法であり、隠れた疾患まで改善する。

・突発性難聴や、関節リュウマチ、橋本病、シェーグレン症候群、紫斑病などの難病を改善している。

・抵抗力や免疫力がつき、恒常性を戻す予防医学に貢献することが期待できる。

これらのことは、症例集で紹介されており、ひとつひとつの病名では、まだ治癒例は少ないけれど、ほとんどの人が、複数の疾患から回復されているとのことです。

オルゴールは、脳に効く。生命線に効く。脊髄に効く。患部に効く。

このことを繰り返し教えていただきました。

研修が進むにつれ、研修前に、144弁のラ・カンパネラを購入したことを後悔した私でしたが、その後悔は、すっかり私の中から消えていました。

それは、二日目の研修で、オルゴールの仕組みやメンテナンスを学べたことと、オルゴールの聴き方と効果について学べたからです。

オルゴールの基本的な聴き方では、まず、脳幹刺激法を学びました。テキストでは、オルゴールを枕にして仰向けに寝て聴くとなっていますが、現在は、その方法は行っていないということでした。頭頂部にオルゴールを置いて聴く方法とテーブルに共鳴箱を置き、その上に手を載せて、手の上に耳を当てて聴く方法で、けして、直接耳をあてないようにすることが大切であること。

交感神経刺激法は、昼間に体の機能をしっかり働かせるための聴き方で、脳幹刺激法と同じ方法であるとのことでした。副交感神経刺激法は、就寝時の聴き方と食後の聴き方を学びました。

就寝時の聴き方は、オルゴールを枕の横にくっつけて置いてオルゴールの上に手を置き横になって寝て、その上に耳を当てて、3分~5分脳幹を刺激したあと、枕の上に頭を移動させて静かな響きを聴くこと。ラ・カンパネラの場合は、布団のなかで響きを小さくして聴くということで、私は、ふくらはぎの下にオルゴール置いて寝る方法にしています。

食後は、カーペットの上で、横になって30分以内で聴くようにします。

聴き方がなんとなく理解できたことで、144弁のラ・カンパネラではなく、72弁のカノンを購入すべきだったという私の悩みは解決しました。それどころか、2台目に、72弁のカノンが欲しくなりました。

応用の聴き方としては、まず、脳幹の刺激をした後に痛いところ、つらいところにオルゴールを当てて聴くとよいとのことで、ちょうど2日目の夜、いつも疲れたり冷えたりするとふくらはぎのだるいような痛いような症状が出るのですが、右のふくらはぎが痛んでいました。いつもは、入浴時、湯船の中でふくらはぎを充分マッサージして、その後、鎮痛作用のある精油の入ったジェルを塗って寝ています。今回は、右のふくらはぎから足首にかけてオルゴールの上に載せて寝てみました。効果が、どのようなものかとても楽しみでした。

朝、目覚めると、(目覚まし時計なしで自然に目覚めました。)ふくらはぎの痛みがほぼ改善していました。9割ぐらい良くなっているように感じました。「良かった。」と思い、3日目の研修に出かける準備をしました。不思議なことに、疲れているはずなのに疲れを感じませんでした。身支度を整えて、全身を鏡に映したとき、私は、鏡の中の自分の顔が、このところ見たことが無かったほど、明るい表情になっていることに気が付きました。自分ながら、驚きました。

このところ、悶々とした気持ちで過ごしていた私は、自分でもわかるほど暗い表情をしていたと思います。1番の原因が夫にあると思って(私は、いつも、そう思っていました。)夫との関係はギクシャクしていましたので、何かにつけていつも一言、言われるのが苦痛で、できるだけ会話を避けていました。夫は、「そんなつもりで言っているのではない。」とよく言っていましたが、私には、夫の一言が、いつも私を攻めているように、否定しているようにしか聞こえませんでした。研修の3日目の朝も、その一言があったのですが、さらっと聞き流すことができ、「そんなことは、もうどうでもいいこと」と思いました。いちいち気にして悩むことにエネルギーを使うなら、「そのエネルギーをオルゴールのことを学ぶために使おう!」そう思いました。

雨風の強い朝でしたが、そんな天候とはうらはらに、私の心から厚い雲がスーッと抜けていくようにさえ感じました。

このことは、目覚まし時計に頼らなくても、自然に目覚めることができたことや、右足のふくらはぎの痛みが改善されたことや、疲れを感じなかったという効果を忘れるぐらい、私にとって一番のオルゴールからもらった恩恵でした。

もうひとつ、私には、乗り越えなければならない壁があります。情けないことですが、こんな年齢になってもまだ、父親に対してマイナスの気持ちを拭い去ることができずにいます。

2歳年下の妹と私にとって、両親の存在は、いわば「反面教師」でした。背中にのしかかる存在でした。

父は大工でしたが、ギャンブル依存症とでも言うのでしょうか、稼ぐ以上に、ギャンブルにお金をつぎ込んでいました。学歴も手に職も無い母の内職の収入が、家計を支えていました。私が看護師の道を選んだのは、白衣に憧れただけでなく、看護師ならいつでも、日本全国どこへ行っても、明日からでも働けると思ったからです。妹は、歯科衛生士の道を進みました。

父は、家庭を顧みず、好き放題、わがままいっぱいの人生を送りながら、病気になって入退院を繰り返し、同室の患者さんとトラブルばかり起こすので、個室に入らなければならなくて、妹と私は、いつも父の治療費と個室の費用を負担しなければなりませんでした。母から電話がかかると、普通なら病状を心配しますが、情けないことに、二人とも「また、お金がいる。」と真っ先に思うようになりました。このことは、現在進行形なので、後ろ向きの私は、昔の辛かったことばかり思い出して、父を恨む気持ちから開放されずにいたのです。

けれども、オルゴールセラピストの研修を受け、オルゴールを聴く時間が増えていくにつれて、いつまでもこんな気持ちでいてはいけない、早く抜け出したいと思い、抜け出せそうに思えるようになりました。同じ時間を過ごすなら、楽しく、前を向いて生きていかなくてはー。やっと、大人になれたように思います。

ちょうどこのレポートを書いているとき、「社会生活が送れないほどの疲労が、半年以上も続く慢性疲労症候群は、脳内で起こる慢性炎症が深く関わっていることがわかった。日本では、30万人以上いると推計され、特効薬は無く、患者は『怠けている』などといった偏見にも苦しんでいる。」との新聞記事が目に入りました。

こんな人たちにこそ、オルゴール療法が効果を発揮するのは言うまでも無いと思います。オルゴール療法で健康になって欲しいし、そのことは、紛れも無く社会全体の利益につながることだと思います。

また、「日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が、健康診断や人間ドックで、血圧やコレステロール値などで『異常なし』とする値を緩めると発表した。」との記事も掲載されていました。これで不必要な薬を飲む人が減り、薬の副作用から開放される人が増えると思うと嬉しくなりました。

オルゴール療法のカウンセリングでは

1時間30分の時間を設定していること。(あまり長いと疲れる。)

オルゴール療法の説明をする。

生のオルゴールの音を聴いてもらう。

短い時間にきっちり言う。

相談の目的を聞く・・・どれが一番お辛いですか?

時間について・・・これぐらいで終わると大体の時間を伝える。

生活や体の状態を聞き、経緯を説明してもらう。(共感する。受容する。傾聴する。整理する。目的をかなえるための、情報提供をする。療法の原理を再説明する。自宅でのオルゴール療法を説明する。グループ療法への参加をすすめる。5~10分前に終了する。)

※症状が無くなったらやめるのでなく、根本から良くするためにずっと続けることを伝える。

※クライエントもセラピストを観察して評価している。相談者を選ぶのはクライエントである。

電話相談の受け方では

 目的をきく。何でオルゴール療法を知ったか聞く。療法の原理をどの程度理解されているか聞く。オルゴール療法の原理を簡単に説明する。相談の症状に大変効果的であることを伝え、療法を始められるようにすすめる。自宅で聴いていただくことが基本であること、オルゴールを購入していただく必要があることをつたえる。個別療法やグループ療法への参加をすすめる。継続して相談していただくようにすすめる。

※  話を切ることも必要。10分以内できりあげる。

※  1週間ほどしてみて、〇月〇日にまたお電話くださいねと伝える。

以上のような手法を学びました。

この他に療法のときカウンセラーやセラピストの方々は、衣服の衣擦れの音にも気を配り、また、ゼンマイを巻くときもソフトに巻くことや、オルゴールを置くときにも音がしないように配慮されておられるとのことでした。いろいろな細かい配慮が、とても勉強になりました。

カウンセリングのロールプレイでは、自分たちの受け答えがどうだったか。どの点が適さないのかなど詳しく教えていただきたいと思いました。できれば模範的なカウンセリングの場面が見たかったのですが、模範解答は無いとのことでした。

セラピストになって

響きと生命維持に期待される課題は、

1、胎教における脳の発育

2、乳幼児期に必要な美しい響き

3、就学時期の集中力と記憶力の増進

4、大学教育の興味と研究力の育成

5、健康に関わるオルゴールセラピーの重要性

6、終末期医療、老化と細胞収縮と闘う響き

7、環境からのストレスと響きの研究

ということでした。

この7項目のどれもがとても重要で、できることならセラピストとしてすべてに関われたらと思いますが、まずは、自分自身が健康になり、次に周囲の人たちの健康を取り戻せるお手伝いがしたいと思います。それから、今の職業と経験を生かし、胎教や乳幼児期にオルゴールの美しい響きを届けて、心身共に健康な子どもたちを育てるお手伝いができるようになりたいと思います。そのことは、育児ノイローゼや虐待からお母さんと子どもを救うことにつながると思います。

所長さんが、結婚からオルゴール療法をーと話されていましたが、そのことがどんどん広がっていくことを望みます。

協会への希望として

研修を受け、私たちはオルゴールの素晴らしさがよくわかったつもりですが、どの人にもこの療法を取り入れてもらうには、自宅でオルゴールを聴いてもらうことが前提なので、オルゴールが高価なものであることがネックだと思いました。先のことを見据えると、本当は、こんなに経済的に健康を手に入れられるものは、他に無いのではーと思いますがー。

公的な保健センターのようなところに働きかけて、公費で購入してもらえる取り組みや、整形外科的な装具のように保険適用になって、患者さんは3割負担ですむようになる裏技を、多くの方の知恵を集結して考えていただきたいと思います。

3日間の研修に携わっていただいた所長さんをはじめ、講師の方々から、研修の内容以上のオルゴール療法への情熱のようなものを感じさせていただきました。そして、カウンセラーの方々は、私にとっては、看護の道の大先輩ということがわかり、そのことも励みになりました。もっと早い時期にオルゴール療法と出会えていたら、どんなに良かっただろうーと思いましたが、この時期になったのにも理由があったのだろうと思います。今、オルゴールの力を借りて、心の中の暗雲を取り除けた私ですが、時期が違うとセラピストの研修も受けられないままだったかも知れません。

オルゴールとオルゴール療法に携わっておられる皆様に深く感謝して、オルゴールセラピストの研修のレポートを終了させていただきます。

有難うございました。   N.H.さん

[コメント]

貴重なお話しを頂きました。お名前を掲載しないことで、ほぼ全文を掲載させて頂きました。私達は、表には出せない事情を誰もが抱えています。みんな悩み、苦しんでおられる、その現実をどのように克服して、その上で社会とお付き合いし、お役に立てるかを模索しています。認定講座で、「響きできっと人生が変わりますよ」と申し上げることにしています。前を向いて歩きましょう。