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セラピストレポート N.Kさん

このたびはオルゴールセラピストの認定をいただきありがとうございます。またセラピスト講座では、講師であり所長の佐伯さんをはじめスタッフの皆様には大変お世話になり感謝しております。

 

講義を終えた今、オルゴールのすばらしさとその可能性を確信しております。しかし受講する10日ほど前まで、「オルゴール療法」という言葉すら知らず、オルゴールで治療ができると想像したこともありませんでした。

 

それがなぜ受講したのかともうしますと、きっかけは友人のTさんです。

ある日お会いしたときに、Tさんは、「わたしオルゴールセラピストになるって決めたの」と言って、そのいきさつを話してくれました。聞いていたわたしは、「世の中には○○セラピストという人がたくさんいるけど、オルゴールセラピストねぇ…ふうん」格別の興味もわきませんでした。

ところが数日が立ったある夜、眠れずにもんもんとしているときに、ふと「枕もとでオルゴールが鳴っていたら安らぐなぁ…」と思い、Tさんのお話を思いだしました。翌朝すぐにメールいたしまして、数日後には日本橋の研究所に伺い佐伯所長さんとお会いできました。そして、その日に受講を決めました。

しかし、わたしはかなりのおっちょこちょいの早とちりなので、日ごろから一目置いている友人で音楽家のMさんにお願いして確認してもらうことにしました。もちろんMさんも、オルゴール療法やセラピストのことはまったく初耳でした。

一週間後、二人で日本橋を訪れました。結果は、二人ともに受講することになりました。わたしだけでなく、Mさんまでです。ちょっと前までオルゴール療法の存在すら知らなかったのに、還暦を過ぎてそのセラピストになるとは、しかも二人そろって。こんなこと誰が想像できたでしょうか。人生って面白いです。何が起こるかわかりませんね。でもこんなすばらしいことが起きたのは、そろそろ世の中のお役に立ちなさいということでしょうか。

 

子どものころ、小さなオルゴールを持っていました。

ふたを開けるといつも聞こえる美しい調べ、残念ながら曲名は忘れてしまいましたが、ゆっくり回転するシリンダーのボツボツの突起を見ながら、こんな小さな棘をはじくだけで、なんでこんなきれいな音色が生まれるのか不思議で不思議でたまりませんでした。子どもは不思議が大好きです。世界は不思議でいっぱいで、不思議はすべて可能性でした。可能性に満ちた世界に向かって成長していく喜び、自分の生命力。オルゴールを開くたび、美しい音色を小さな胸に響かせながら、そんなことを感じていたのではないかと思います。

 

はじめて日本橋のセラピールームに伺ったとき、天井に届くほど背の高い大型のみごとなオルゴールにまず目をうばわれました。それから、昔の蓄音機のような形のもの、車輪が付いている移動型パイプオルガン、100年前のアンティークオルゴール、きれいな花の描かれている扉付きのもの、それらを佐伯所長さんが一つずつていねいに説明してくださいました。本物のオルゴールとの初めての出会いでした。子どものころ大切にしていたあの小さなオルゴールと比べて、なん美しく堂々とした存在感のあるオルゴール達でしょうか。ただただ驚嘆の思いでながめるだけでした。さらにその音色のすばらしいことといったら! それこそわたしの小さなオルゴールの思い出など吹き飛んでしまいそうでした。

 

なによりもすごいのは、その力強い響きです。床はもちろん、部屋全体が響きに包まれます。鳥肌が立ちました。体も振動しているのです。体の大部分が水、体液や血液ですからそれが振動しているわけです。共鳴箱の付いたベッドに横たわって聞かせていただきました。そのときの体感を言葉にするのは難しいです。そうですね、セラピーとか癒しの基本は「赦し」だと聞いたことがありますが、この体験を重ねることで、自分を含めたすべてを赦せるようになるのではないかと思いました。肉体と意識のなかの頑なな部分、鎧がゆるやかにゆるやかに解けていく、という感じでした。これがオルゴールの本当の力なのだと納得しました。

 

なぜオルゴール“療法”なのか、それはこの響きが皮膚という体表だけでなく、体の深部まで届くほど力強く、特に頭の最深部である脳幹の視床下部という自立神経や生命中枢をコントロールする部署にまで達するからだということです。しかし達したからといって、それだけで療法になるわけではもちろんありません。

オルゴールが奇跡的にすばらしいのは、その音色の周波数が、人間の耳には聞き取れない領域の超低速から超高速まで含まれており、その音域は地球上のどこに存在しているのかというと、原始に近い熱帯雨林で計測される数値に近いそうです。

熱帯雨林に生息する生き物の鳴き声息づかい、樹木のざわめき、風の音、川の流れ、滝の響き、そして大地の下のマグマの響き、それらが混ざり合い渾然一体となり熱帯雨林を包んでいます。人工的な世界で生きるしかない私たちにとってそれは夢の音のです。

 

原始の時代に比べて人間はたしかにめざましく進化しましたが、それは知識知性の側面で、肉体はやはり自然の子のままなのではないでしょうか。都市部、特にコンクリートの建物の中の周波数を計測すると、本当にわずかな狭い音域しかないそうです。これはとても息苦しい環境です。

 

人間には、地水火風それにプラス響きが必要なのです、と佐伯所長はおっしゃいました。人間には響きが必要。それも熱帯雨林のような音域の広い大自然の響きが。それが自律神経を整え、生命本来の力をひきだす。オルゴ-ルにそんな働きがあると世界で初めて気づかれた佐伯所長さんはすごいです。心から尊敬いたします。

 

現在、オルゴールセラピストは200人ほどいらっしゃるそうで、この度わたしもその仲間入りさせていただき大変光栄なことです。過去にはいろいろな病も体験いたしましたが、すべて癒えてしまい今は健康体です。苦しんでいるときになぜオルゴールに出会わなかったのか残念でなりません。でもまだ症状が現れていない病や高齢化に伴う様々な症状・病にも効果ありというのは、とても大きな希望です。

 

これはわたしが思ったことです。

宇宙の始まりといわれているビッグバン。その爆発の振動によって宇宙は拡大し続けている。今も振動する宇宙。そして振動の特定の周波数帯が宇宙の塵を集めて地球を創った。地球も振動している。その地球に響くある周波数帯が大地を創り、別の周波数帯が、生き物、植物、水をそれぞれ創った。だから存在するすべてが振動している。原子も細胞の一つひとつも臓器も一人ひとりの人間も振動している。振動していないものは無い。見えるもの見えないものを含めて。言いたいのは、宇宙、地球、太陽、他の恒星惑星、大地、海、空、生き物、もちろん人間も、すべてがそれぞれオルゴールではないか、響きではないかということです。だから、オルゴールが治癒を起こすのではないでしょうか。病気とは響きの失調・乱れにすぎないから、本来の正しい振動を回復すれば癒える、きわめてシンプルです。

 

オルゴール療法は今まだ一般的ではありませんが、近い未来には医療の中心になると確信しています。どの国のどんな家庭にも一家に一台治療用のオルゴールがあれば、どれくらいの人々の助けになるでしょう。世界には医療の恩恵をうけられない人がたくさんいます。

それにはまず手軽な価格であることが必要です。日本人の手先の器用さを生かしてオルゴール職人をたくさん育成し産業にする。優秀な中小企業と共同で精密な3Dプリンターとソフトを開発し、手頃な価格のオルゴールを量産できる体制を作る。

 

そんな世界にそんな日本になるには、オルゴール療法を広めることが先決ですね。そしてそれはセラピストの仕事でもあるわけです。将来性とやりがいのある仕事だとあらためて思いました。セラピストとしてすでに活躍され結果をだされている先輩のみなさまを見習って、わたしもこれから歩んで行きたいと思っております。

今後ともご指導をよろしくお願いいたします。