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オルゴールセラピスト養成講座に参加して

私が初めてオルゴールを聴いて感動したのは、今から二十年ほど前の事です。それは、レストランに置いてあった、大きなアンティークのディスクオルゴールでした。
その後、オルゴール・ミュージアムでアンティークオルゴールに出会い幸せなひと時を過ごしました。
昨年、「安心」の九月号の表紙に、「スイスオルゴールの革命的治療法」というのを見つけて、すぐに手にし、帰宅するなりCDを聴きました。
友人と横浜で個別療法に参加させて戴き、療法用のオルゴールと、共鳴箱の素晴らしさに魅了され、癒されました。響きがとても心地よく、体が温かくなりました。
横浜に通えない方々にも、オルゴール療法の素晴らしさをお伝えしたいと、セラピストを目指すことに致しました。
これまでいろいろな療法を体験しましたが、具合の悪い日には、外出することが出来ずに、仕方なく予約をキャンセルしたことがあり、手元にオルゴールがあれば、ゼンマイを巻くことなら出来ると思いました。
意識がなかったりしても、特殊な難しい技術も、鍛錬もなく、オルゴールならゼンマイをだれが巻いても、同じように素晴らしい音を奏でてくれて痛みもありません。何より、幸せな気持ちになれるのが素晴らしいことだと思いました。
佐伯所長様から、米国国立医学研究所の医学博士による検証のお話、など、安心感とともにオルゴール療法の明るい未来を感じました。


オルゴール療法は、脳幹から視床下部を直接刺激して、全身の疾患を解いていく根本療法であるということ。現在の治療のほとんどが対処療法であり、過不足があり、薬などの副作用もある。
オルゴール療法は、副作用のない安全な療法であるということ。
今の病気を良くして、それを出さないように予防できるのは、本当に素晴らしいことだと思います。
自然の環境音、木々、獣や鳥たちの声、森、竹林などに響きがある。地球の周りの大気圏の中に空気層があるために響きがある。生物は海から上がり、森の中で進化してきたから、響きの恩恵を受けていた。
生命を維持する重要な要素として、水・空気・光・食物の4つがあげられるが、その最も基本のところに響きがあるということなど、これまで意識したことなどありませんでした。
響きが耳に入るのは、可聴域の20~2万ヘルツという非常に狭い範囲になり、CDはそこに留められてしまっている。
お休みの日には、深い森に行ったり、滝のそばに行ったりして、自然界に触れて、ストレスを全部解いた状態を体に感じてくださいと提唱している。そればかり出来ないので、オルゴールの響きを頭や体にくっつけておく。ただそれだけで良いのです。
音は、発したところだけが音で、空気振動、個体振動、液体振動で、音の波が伝わる。音は耳だけに伝わるのではなく、個体伝導(骨伝導)として、物や人の体を通じて音の波が伝わる。音の波の事を響きと呼んでいること。
空気振動と、個体振動と、合わせて供給されるから、それだけ効果が強いと思っている。そこに、工夫改善を重ねられたセラピーボックスやセラピーベッドが生まれ、脊髄全部に響きを届かせる補助具となっているなど、オルゴール療法の仕組みに納得致しました。
空気伝導に比べて、骨伝導は約30倍の伝導力を持っているというのは、オルゴールの響きを体で感じた時の心地よさ、何とも言えない感触として体感しております。
熱帯雨林の優れた音の環境は、100キロヘルツの高周波を含む響きにあり、動物の本能である脳幹と視床下部は、この音を最大限に取り入れて、心身を正常に保つようになったということ。
都会から自然の環境音が消えたことで、脳が混乱をはじめ、ストレスをこなしきれなくなり、自律神経を制御できなくなったこと。心身の抵抗力を弱め、免疫力が不足して、癌細胞などの発育を許してしまった。ウィルスや細菌の侵入に対して自衛力がなくなり、母体の異常は先天的な病気を創り、病態の数を増やすことに。
自律神経が不安定になったことから、子供たちのキレる状態や、恐怖心、様々な人格を乱す心の病気を排出することになったこと。
最も大切なのは自然の環境であり、森にある響きや、オルゴールにある自然の響きは、大変重要な存在であること。自然な体に戻すために、脳幹や視床下部を刺激する低周波・高周波を含む音が、現代の都会に大切な存在であることなど、良く解りました。
音楽療法との違いについてのお話も、興味深いお話でした。これまで体験してきた音楽療法は、ほとんどCDによるもので可聴域のため、脳幹部には届かず、大脳の刺激は出来ても脳幹の血流を回復することは出来ないこと。お腹の赤ちゃんの脳にも電気の音は届かないことが、科学的に証明されていることなどを知りました。胎教にも、生の音楽が必要なのですね。
オルゴールは、録音再生音ではありません。72弁以上のスイスオルゴールでは、3.75ヘルツの低周波から、10万ヘルツの高周波が出ていることが計測されていて、それを頭や体にくっつけて響きを伝えることが出来るというのです。なんと素晴らしいことでしょう。
今ある症状ばかりでなく、隠れているものまで癒してしまうことも、脳を正すことで、自律神経とホルモンの分泌を正常にして、心身の恒常性を取り戻すオルゴール療法なら、当たり前の事なのかもしれません。
「オルゴールが治すのではなく、皆さんの自然治癒力を引き出すことで全身の疾患を解いていくのです」という佐伯所長様のお言葉が心に残りました。
オルゴール呈示前後のアルファー波の測定や、高周波音楽で脳が活発になったPET(陽電子放射断層撮影法)の写真は、安心感につながるものだと思いました。
「癒す」という本来の言葉は、死の直前に、責任からも、体の困窮からも、痛みからもすべて解放された状態のものが、癒されたということ。心身は心と体、オルゴール療法では、脳がコントロールしているのであれば、心と体は一つと考える。心と体を一度に良くしてしまい、難病と言われているものでも改善されている。オルゴール療法は、心身を癒す未来の健康法であること。
体の困窮や痛みから解放されたらどれほどの喜びでしょう、そのために少しでもお役に立てたらと、心から願っております。
セラピストの心得として佐伯所長様が語られた、思いやりの心、言葉遣い、知識と実践、自己研鑽と、これからしっかりと学んでいかなければならない責任を感じ、「私は本当のセラピストだろうか」という言葉を、これからずっと問い続けて参りたいと思っております。
二日目は、カウンセラーの島先生の生の声をお聞きして、その心遣いの大切さを感じました。クライアントの方に、安心感をお持ちいただけるように、言葉遣いに配慮してお話をすることの大切さをまず教えて頂きました。
オルゴール療法の実践では、体をなるべく動かさないで、楽に療法を行って頂くためにどのようにしたらよいのかを教えて頂きました。オルゴールの取り扱い方を分かり易くお伝えするよう心がけます。
オルゴールの調整と修理を担当されている島田様のお話は、オルゴールの仕組みが分かって面白かったです。療法用に再調整する必要性と、その大変さがとても良く分かりました。耐久性を高めるだけでなく、音色も良くなるように調整されているので、特別なオルゴールなんですと、自信を持ってお伝えできると思います。取り扱いの注意点を繰り返しお伝えするようにしなければと思いました。
症例のお話も、頂いた症例集もこれからの実践に欠かせないものとなると思います。横浜と大阪の研究所に通って、体験を重ねます。
今回、養成講座に参加させて頂いて、改めてオルゴール療法の素晴らしさが分かりました。佐伯所長様をはじめ、研究所の皆様のお心遣いに、心より感謝いたしております。
一緒に学んだ方達との交流も、これからの楽しみであり、励みになることと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。          Y.H.さん  2012/05/02