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複合的症例におけるオルゴール療法の可能性  阿左美節子  

改善症例1 がんと脳挫傷 (一社)国際ひびき生命科学学会理事 オルゴールセラピスト 阿左美節子 60才女性

オルゴール療法はそのひびきの持つ幅広い周波数によって脳中枢の血流をあげ、自律神経、やホルモンバランスを整えることで自然治癒力を高め、心身の恒常性を取り戻す療法といわれています。このことを体感している自分自身の症例をご報告します。

【病歴】
60才、女性。31才で 右甲状腺腫摘出①。45才で乳がん②にかかり、左乳房温存、左腋下リンパ節摘出手術を行いその後抗がん剤、放射線治療を受ける。48才の時に交通事故で急性硬膜下血腫、脳挫傷③(右側頭葉、前頭葉)で1か月入院。手術は回避。退院時のMRI で第4、第5頚椎重度狭窄が見つかり、3ヶ月後には右膝半月板異常、腰椎挫傷、頚椎症性脊髄症の診断をうける。右手は腱の断裂で手術後。中指、薬指を裁断機により挫創。人差し指第2関節骨折。異なる診療科7人のDr.のもとで治療を受け、月の半分以上が通院の日々だった。激しい頭痛、嘔吐、耳鳴り、眩暈、首や肩、背中、腰、膝の痛み、両手のしびれに終日悩まされた。不眠からちょっとしたストレスでうつ症状やパニック症状を繰り返し投薬治療を受けていた。オルゴール療法に出会ったのはこんな状況の時であった。 
①横浜市民病院    ②神奈川県立がんセンター  ③脳神経外科東横浜病院

療法の経緯と効果】           
 2005年10月(50才)に初めて療法参加。(イスに座って療法用のテーブルに伏せる形でアンティーク、オルガン、シリンダーなど各種のオルゴールを6~70分きく)

 2006年には18回の参加に加え、72弁ローズ(カノン)、144弁ホワイトローズ(モルダウ)を購入し、自宅療法も開始。身体の近くに置いて掛け流していた。(療法室では台に横になってきくスタイルに変更)

 2007年(52才)、2008年(53才)は首から肩の痛みが激化。月1回程度の参加だったが、就寝時に72弁を15分間、必ず枕の横に置いて毎日掛けるようにした。またこの頃144弁と72弁を2台同時に身体に当てたり、痛みやしびれのあるところにオルゴールをあてるなど、聞き方を変えていった。

 2009年(54才)で退職した後はリハビリもほぼ止めてオルゴール療法に専念。オルゴールに極力触れてきくようにした。7月にセラピストとして活動を始めるまでに、療法を始めて以来3年9カ月で61回の療法に参加したことになる。2010年には144弁アンボイナを購入。自宅療法の強化につながった。2011年には「免疫力があがった。もう大丈夫。」のDr.の言葉で乳がん治療、検査とも終了した。         

①2度目の療法で身体が温かくなる感覚をもった。回数を重ねるごとに身体の隅々まで温かくなり、かつその速度が速くなっていった。今ではいつでもぽかぽかと手先まで温かい。
②かつて35℃弱から事故後37.5℃と上昇していた体温が35.8~36~36.5℃と徐々に安定した。
③療法中に増す痛みが療法後1~数日おいてこれが軽減されていく事がわかった。オルゴールをきけばきくほど楽な状態が持続するようになった。長年にわたり一番厳しかった頭痛がほとんどなくなってそれが維持できていることは本当に驚きである。
④きく量の増加、きき方の改善と共に加速的に睡眠の質が改善し、心身が安定した。

検査詳細情報  2009.10.26 / 2011.11.3 神奈川県立がんセンター
健康診断結果  2003.9.2 2005.12.27 2007.12.5 2008.7.4 2013.11.29 神奈川県予防医学協会
 脳 MRI画像 2009.12.5 上白根病院   入院時病状説明書 2003.2.3~3.3  脳神経外科東横浜病院

甲状腺腫、乳がん、脳挫傷、頚椎症性脊髄症などの複合的症例

【病歴概要】
・10代で両膝関節炎、膝蓋骨異常。貧血。  (横浜市大病院、高梨整形外科)
・20代前半まで激しい頭痛、腹痛生理痛が続き、入院して大腸、子宮、卵管造影検査
 をするがいずれも原因不明。(川崎市立生田病院)
・右手腱鞘炎が悪化し手術。断裂していた腱を縫合。(東芝病院)
・31才 右甲状腺腫摘出。(横浜市民病院)
・椎間板ヘルニアにて要手術の診断。(船員病院)
・30代後半~仕事のストレスから全く眠れなくなる。パニック、うつ症状をおこし、
 投薬治療の悪循環を繰り返す。特に閉鎖的な場所や電車では必ず不調をおこすよう
 になる。(栗山医院)(横浜市民病院)
・45才 乳がん。左乳房(温存)左腋下リンパ節摘出手術。抗がん剤、放射線療。                  (神奈川県立がんセンター)
・48才 バイクにはねられ、急性硬膜下血腫、右側頭葉、前頭葉に脳挫傷で1か月間入院。手術は回避するが、退院時のMRI で第4、第5頚椎重度狭窄の診断。(脳神経外科東横浜病院)
・同年夏、右膝半月板異常、腰椎挫傷、頚椎症性脊髄症の診断,治療(鶴ヶ峰病院)
・49才 右手中指、薬指挫創(裁断機で爪ごとそぎ落とす)(上白根病院) 
 
 これ以上、降整形外科、乳腺外科、(リンパ浮腫外来)、脳神経外科、心療内科、内科や接骨院など7のDr.のもとで治療を受け、月の半分以上が通院の日々だった。
 事故後はそれまでの不調に加え、さらに激しい頭痛、嘔吐、耳鳴り、眩暈、首や肩、背中、腰、膝の痛み、両手のしびれが加わり体調は最悪になった。ハードな頚椎ベルトを常時着用。35℃程度だった体温は事故後、常時37°5”以上にあがった。

 スーパーマーケット、地下街、駅の通路、などで気分不穏になり倒れることもしばしばだった。疲れやすく,すぐ気管支炎や喘息を発症した。花粉症も悪化する一方だった。全身の痛みで睡眠は浅く短く、朝から日々疲れきっていた。ちょっとしたストレスでうつ症状やパニック症状を繰り返しては投薬治療を受けていた。症状ごとに違う科を受診することに疲れ、心身がバラバラになった。オルゴール療法に出会った。

【療法の経緯】
 2005年(50才)10月1日に初めてオルゴール療法*を受けた。乳がん手術から5年、交通事故から2年。年内に6回の療法を受けたが、2回目の療法時、身体が温かくなり、脳が揺れる感覚があり、涙と唾液が(特に涙)が沢山出た。右腕は「電気をかける」リハビリで反応する部分に同じような刺激を感じる。激痛にもかかわらず、大きな安心感を味わう。(*イスに座って療法用のテーブルに伏せる形で。アンティーク、オルガン、シリンダーなど各種のオルゴールを6~70分きく)

 2006年(51才)1月末から72弁ローズ(カノン)で自宅施療。     
 2006年は通算18回の療法に参加。特に8月に6日間連続で通った時にはたくさんの汗と涙が流れ、全身、指先まであたたかくなった。療法**中は全身の痛いところに痛みがたまる感じがあった。右手が痙攣、療法後は全身のしびれで立ち上がれない日が続いた。
 自宅用に144弁ホワイトローズ(モルダウ)を加えて、より強く長い時間療法ができるようになった。この頃、療法中痛みの増した肩や背中が療法後数日を経て軽くなっていることに初めて気付く。眠れる時間がふえてきたが、秋になって頭痛、吐き気に耳鳴りが加わる。ここですべての薬を止めた。(**療法用の台に横になるスタイルに変更)
 
 2007年(52才) 1月より腰椎椎間板症と発熱(常時37.5”位)に悩まされ、外出できず通算で9回のみの療法参加となった。頚椎症性脊髄症が悪化、首から肩の痛みが激化。両上肢のしびれで握力も左右5kgまで落ちた。手術、投薬指示がでるが見送った。144弁はねじをまいてもらって頭の近くや、膝下に置いて聞くが長い時間はもたない。
   
 2008年(53才) 両親の怪我や病気の世話で通算12回のみの療法参加。就寝時の72弁(ローズ)15分だけは毎日欠かさず枕横で聞く。10月のガン検診では免疫力があがって、転移の心配なしとの話だった。体温は常時35.8℃程度に安定してきた。だるさや微熱がなくなった。常用していた頸椎ベルトもほとんど外せた。痛みのない時に床でローズを、頭頂に、ホワイトローズを脚の下と2台同時にかけることで体へのひびきが強くなった。痛みやしびれの部分に当ててきく時間も増やす。激痛が、後で楽になるプロセスを繰り返した。
                                       
 2009年(54才) 3月、32年続けた仕事を辞め、リハビリ通院も減らし療法に専念。
7月初めまでに16回の療法を受ける。毎回療法開始5分ほどで身体全体が温まり、体温も35,8~36℃で安定する。翌日には痛みが軽減、それが持続する。

 連続で療法に通い、楽になる体感を実践する。15年前からの花粉症が軽減、頭痛を忘れて暮らせるようになった。自宅でもオルゴールに極力ふれてきくようにする。この年6月にセラピストの資格を取得。横浜元町の療法室へ月に4回通いながら研修を積み、セラピストとして働くようになる。

 2010年7月から144弁アンボイナ(カンパネラ)で自宅で強いひびきを得られるようになる。これ以降睡眠の質が驚異的によくなり、ローズをかけて数分で深い眠りにおち、朝はさわやかに目覚める。

 2011年10月 手術より11年目のガン検診で、白血球数が3500から5400に、貧血、血圧とも正常値。体温も36~36.5℃で安定。長年にわたり厳しかった頭痛からも解放される。真冬でも体の隅まで温かく、2009年以来、一度も風邪をひかず、気管支炎や喘息も出ていない。
   
 オルゴールを聞き続ける限り不調を調整、抵抗力を実感する。オルゴールのひびきで、損傷も含めて自分の心身が調整され、バラバラだった体の統一感が戻る。 今は幸せな気持ちで生きている。