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病院に入院されている方に大音量のオルガンの利用が出来ないか?

病院内の入院されている方にオルガンの利用が出来ないか?というご希望を長野県の方から頂いて、いろいろ考えてみました。
 
奥様がお家の階段を踏み外されました。入院されましたが、高齢もあって、手術は無理、何か効果の上がる療法をと8月にご相談を受けました。
 
「いろいろ療法を探してみたが、もうこの‟オルゴール療法”しか考えられない」とオルゴール療法まで辿りつかれたのです。
 
オルガンの大音響の音は、事故の後遺症を改善する為に効果の上がることは、臨床例からも自信がありますが、
院内のしかも大部屋で聴くことは、同室の方を考えると、とても難しい状況です。
 
防音ボックスの利用でさえ、難しいと思いましたが、挑戦することにしました。防音ボックスの音80デシベルの強い“ひびき”を低デシベルに音量を下げなければなりません。そして、その一部の音をダクトのようなもので、奥様の頭部にまで伸ばすことを思いつきました。
 
未だ、採用にまで至りませんが、遮音、吸音のメーカー担当の方の知恵を頂きながら、ほぼ完成の域に達しました。80デシベルを60デシベルまで下げることに成功したのです。
 
一方で、シェルターの考えを捨て切れず、仰向けに寝た状態で、防音ボックスでスッポリ覆う形が取れないかと思いました。幸い、医療器具がほとんど使われない状況だそうですから、換気を十分にすれば、全身にひびきが回るこの仕組みは、ひびきの効果から考えると理想的だと思うのです。
 
遮音は、重量のある金属のようなものが理想なのですが、現実的でなく、ぎりぎりの遮音材を、厚くすることでカバーできないか? など、に至っています。
 
この防音シェルターは将来、お役に立つ場面が考えられると思っています。ひびきの療法が一般的になる時を夢見て、機材の面でも進めています。