セラピストレポート

認定オルゴールセラピスト講座レポート 2018.1.9. E.H.さん

②オルゴール療法にたどりつくまでの経緯
 私がオルゴール療法を知ったのはゆほびかという雑誌に掲載されていた記事を見たのがきっかけです。
 
母が昨年、食事が胸に引っ掛かると言い始め病院に行き検査をした結果、胃癌と診断を受けました。母はもちろんですが私を含め家族もショックの方が強く母の胃癌という病気を受け入れることが出来ないまま紹介された県立がんセンターで診察を受け、今後の治療方法として2週間に1回のペースで抗癌剤治療をして経過を診て行くと言われました。
 
 医師より抗癌剤が効けば癌が小さくなって手術をして癌を切除すると説明された後に抗癌剤の副作用は誰でも必ず出る訳ではないが髪の毛が抜ける、ひどい吐き気や嘔吐、食欲がなくなる、体がだるくなり動けなくなることがあると説明を聞き、抗癌剤が効くということよりも副作用の方が心配になり何か副作用を和らげる方法がないかインターネットで調べてみました。
 
 最初に見つけたのが「マナーズサウンド」という英国のマナーズ博士のサイマティクス音響振動療法でした。マナーズサウンドを浴びた体内の細胞が共振し活性化を始め、体の乱れたトーンを正しいトーンに調律して健康状態に戻すといったものでスピーカーを体に当てていく方法でした。
 
 再度インターネットで副作用を和らげる方法や体に良いものがないか検索し始めました。すると「聞くだけで痛みが取れるCDブック」とか「聴くだけで心体とが安らぐ周波数528HzCDブック」や「クリスタル音叉癒しの響きCDブック」「水琴の音CDブック」「シンギング・リン全倍音セラピーCDブック」「ぐっすり快眠528ヘルツCD」「自律神経から心と体をほぐすCD」「聴くだけで心と体が整うレイキヒーリングCDブック」「腸と心を整えるCD」など体と心に効果のありそうな音楽のCDブックを購入しました。
 
 母と一緒に聞いたり母に寝る時に聞いてもらったりしていましたが聞くとすぐに眠れてぐっすり眠れるという効果は実感出来たもののそれだけで母の体に効果があるのかはわからないままでCDブック以外にもアロマオイルやハーブ、ハーブティー、クリスタル音叉など色々な物を買っては試していました.
 
しかし、長続きはせず月日は過ぎました。あと霊気ヒーリングを勉強して霊気ヒーラーになろうと思いましたが同じ職場にいた霊気ヒーラーのお話を聞いて本を借りて読んだ後に遠隔ヒーリングというものをやってもらったものの効果が全然わからず霊気ヒーリングはあきらめたりと・・
 
 たまたま本屋さんに行った時に「スイスオルゴール 病気を治す癒しの響き特製CD」という本を見つけました。その時「あっ!これだ」とピーンと来たことは今でも覚えています。オルゴールの音色は疲れている時やイライラする時に聞くと癒されるとか眠れない時やぐっすり眠りたい時に聞くとよく眠れると聞いたことがあり、子供の頃からよく聞いていたのでオルゴールで病気を治すということにその時は不信感はなくとにかくすごく興味を持ちました。
 
 その場でスイスオルゴールの本を購入して付録のCDを聞いた時、今まで聞いていたオルゴールの音と全然違うことにビックリしました。すぐに眠くなってしまい朝起きた時、「良く寝たなぁ」とスッキリしたような気がしてスイスオルゴールの本を真剣に読みました。本を読んでいくうちに様々な症状の改善と色々な効果があることを知り母にCDを聞いてもらいました。
 
 母は「またか。今度は何?」と言いたげにCDを聞いていましたが何日かして「オルゴール聞いていると昼間でもすぐに寝ちゃうのよぉ~。起きるとなんかスッキリするみたい」と眠れる効果以外に起きた時に体がスッキリすると母にしては珍しくかなり気に入ったようで1日に何回もオルゴールCDを聞いていたので私は少しホッとしたというか安心したのを覚えています。
 
 オルゴール療法というものがあることを知り非常に興味を持ちインターネットでオルゴール療法について調べました。この時はオルゴール療法について半信半疑というか不信感みたいなものを多少持つようになっていたため色々調べてもあまり心に入ってこなくて気が付けばオルゴール療法についてのネット検索を繰り返していました。
 
 頭ではオルゴール療法は心と体にすごく効果があって色々な病気や症状の改善が出来るすごく良いものと理解していてもオルゴール療法がそんなに良いものなら医療や介護の現場、世間で何故話題にならないのかテレビでやらないのかという疑問もありオルゴール療法を受けに行く勇気もなくものすごく気になるけど、どうしようと悩んでいたところ「ぐっすり眠れるスイスオルゴールCDブック」を見つけて新たに購入してみました。
 
 最初に購入した本よりも小さいけどオルゴール療法について詳しく書いてあり色々な方の体験談を読むことが出来てかなり参考になったのを覚えています。
 
 オルゴールの曲も心地良く感じられipodに入れて車で聞いたり夜勤中に聞くようになりました。車の運転中は眠気に襲われたりしましたが夜勤中は私自身の気持ちが穏やかになり他スタッフからも「なんか良い曲だね。すごく癒される」と言われたこともあり「やはり何か違うのか」と疑問を持つようになりました。
 
 本に老人介護施設にも導入とあったため私は介護施設で介護福祉士として勤務しているので入居者様が起床する時、朝食を召し上がっている時にスイスオルゴールCDを流してみました。
 
 起床介助は1人でほぼ全員起こして更衣介助をしてトイレにお連れして整容して食堂にお連れしてお茶を召し上がって頂くとものすごく忙しく、他入居者様を介助中にご自身で若干動ける方が知らぬ間にトイレに行ってしまったり、車椅子のブレーキを掛けないまま立ち上がってしまったり、歩行器を使用せず歩いてしまったりしました。
 
 「起こしてください」呼び出し音が鳴ったり、センサーマットが反応し呼び出し音が鳴ったりと、入居者様も私も落ち着かずとにかくバタバタしていて私もかなりイライラしてしまい早番スタッフが来る頃には心も体もどっと疲れてしまう状態でした。
 
 スイスオルゴールCDを流した時は車椅子や椅子にお座りになられたまま傾眠されていたりスイスオルゴールCDを聞き入っていたり静かにお茶を召し上がっていたりと入居者様がものすごく落ち着いているご様子のため私もイライラすることがなく心に余裕が持てることがわかりました。
 
 早番スタッフも「なんか今日みんな落ち着いていて穏やかな顔して良い感じですね」と入居者様の変化を感じていました。朝食を召し上がっている時もそのままスイスオルゴールCDを流していると入居者様は静かに食事をお召し上がりになられていて「お薬はまだですか?」「お薬くださぁい」と大きな声を出す方もおらず食事の途中で席から離れてしまう方や服薬されずに居室へ戻ってしまう方もおらずと食事を終えて服薬された方も静かに席で過ごされていたためスイスオルゴールCDの効果なのかもしれないと思い、本とインターネットでオルゴール療法について再度調べてみました。
  
 オルゴール療法は「オルゴールの美しい響きが脳と体を癒してぐっすり眠れ自然治癒力を高める」とか「オルゴール療法で体が正常に機能するようになると様々な症状(ガン、脳梗塞の後遺症、冷え症、痛み、高血圧、うつ、甲状腺疾患、アレルギー疾患、不妊症、婦人病、事故による後遺症、リウマチ、耳鳴り、難聴)が改善する」「一度にいくつもの症状が良くなることもある」など書いてありました。
 
 オルゴールのCDではオルゴールの響きやオルゴールから出る周波数がわからないし、オルゴールを体に密着させることが出来ないし私は何よりも母の胃癌と抗癌剤による副作用を和らげるための方法を探していたので「ガン」に効果があると書いてあったので母のためにオルゴール療法を受けてみたいと思いました。
 
 本を読んでいたら最後の方にオルゴール療法の体験チケットがあったため元町のオルゴールサロンに電話を掛けて予約を取りました。その時の私はオルゴール療法にすごく興味があったのでワクワクドキドキしていたのですが母は「そんな所に行って大丈夫なの?」とかなり心配している様子でした。初めてのオルゴール療法はカウンセリングを行った後頭の上と膝の下、腕にオルゴールを置いてお部屋にある大きなオルゴールをかけてくださり暗いお部屋の中でオルゴールの音と震動(響き)を頭と体で感じながらいつの間にか寝てしまいました。
 
 オルゴール療法が終わった後、私は寝ていたせいか頭と顔(目)が軽くなってスッキリしたと思いました。母は「頭と目がスッキリした」「体が軽くなった」「足が楽になった」と言って喜んでいたので母のためにオルゴール療法を続けてみようと思いました。オルゴール療法士の阿左美さんに母の病状を説明すると、すぐに受け入れ共感してくれましたが私自身、母の癌のことを全然知らない初めて会った人に相談してしまった自分の行動にやや戸惑いを感じてしまいましたが阿左美さんがご自身の病気(癌であったこと、事故で脳を損傷してしまった)ことをお話してくださりなんとなく少し心が軽くなった気がして帰ったのを覚えています。
 
 何回か個別療法を続けていくうちに「認定オルゴール療法士・認定オルゴールセラピスト」というものがあることを知りました。母のためにオルゴール療法士・オルゴールセラピストになって家でもオルゴール療法をやってあげたいと強く思うようになり「オルゴールセラピスト短期養成講座」に参加したいことを阿左美さんに相談するようになりました。オルゴールセラピストになるには受講料25万円と基本オルゴールセットを購入しなければならずまず頭に浮かんだことは「オルゴールを買うお金がない」でした。
 
 私は144弁のラ・カンパネラの音色が本当に好きでオルゴール療法を受けると効果も実感出来ていたので母に72弁のカノンを購入して自分用に144弁のラ・カンパネラを購入して私が出掛けている時に母に144弁のラ・カンパネラを貸してあげようと思いお金はないけど買うなら2つ欲しいと思ってしまい阿左美さんや他スタッフの方と相談しながらものすごく悩んで悩んで悩んだ末に2つのオルゴールをクレジットで購入することに決めました。
 
 私にしたら珍しくものすごい決断だったと思いますがオルゴールセラピストになりたいという強い気持ちと母の胃癌や抗癌剤による副作用が和らぐならと思うとこれから始まるローンのことよりもオルゴールが届くことの方が楽しみでワクワクしていたのを覚えています。1か月位してオルゴールが届きました。
 
 家でスイスオルゴールが流れているのはとても心地が良く毎日ぐっすり眠れて体やお肌が少しずつ変わっているのが実感出来て母も私が思っていた以上に喜んでくれて毎日使ってくれているのでやっぱり購入して良かったと心から思いました。
 
③オルゴールセラピスト短期養成講座に参加して感動したこと
 オルゴールセラピスト短期養成講座を元町で開催するということだったので参加を希望していたのですが開催日が決まっていても参加予定だった人が体調不良で参加出来なくなったとかご家族の具合が悪くなって参加出来なくなったとか人数が集まらないといった理由で何度か中止になりなかなかご縁がなく受けることが出来ず、クレジットを組んでオルゴールを買ったのにいつも何らかの理由を作ってオルゴールセラピスト短期養成講座が開催されない=オルゴールセラピストにはなれないということなのかという不安と不信感が頭の片隅にある中でやっとオルゴールセラピスト短期養成講座の日程が決まり安心したのも束の間、私が参加しようとしていた日程では行わず翌月になったと言われてしまいどん底に突き落とされた気分になりました。職場にも申請して休暇を取ってあるし職場に来月になったので変更してくださいとも言えず・・・
 
 阿左美さんに相談して当初の日程でオルゴールセラピスト短期養成講座を開催して頂くことになりやっと参加することが出来るようになりました。講座の日が来るまでものすごく楽しみでスイスオルゴールの本を何度も読んでいました。オルゴールセラピスト短期養成講座に参加して感動したことは3日間お昼ご飯を食べた後にオルゴールセラピーを受けさせて頂いたのですが初日は骨盤の所に、144弁のラ・カンパネラを置いて72弁のカノンを胸の上に置いて抱えて足元にオルガンか来るように横になって休んだところ体が軽くなり頭がスッキリした感じがありました。
 
 久しぶりに電車に乗って日本橋まで出掛けて来て場所がわからなかったらという心配があり少し疲れたのと椅子に座って講義を聞いていたので足がだるく重くなっていたのですがそれも解消され昼食後の講義はだいたい眠気に襲われてしまうのですがそれもなくスッキリした気分で講義を受けられました。
 
 2日目と3日目はものすごく低血圧で冷え症であることと職業上腰痛があることをお話したら骨盤の所に144弁のラ・カンパネラを置いて72弁のカノンを胸の上に置いて抱えて頭をオルガンの方に向けて横になって休んだところ頭が引き上げられるような感覚があり手とお腹が温かくなって呼吸がとても楽になったというかたくさん酸素を吸えたような気がしてやはり体が軽くなり前日よりも頭と目がスッキリしました。
 
 最後の日には髪の毛がサラサラになっていて触ってビックリしました。後から聞いてみたらこれもオルゴール療法(オルガン)の効果ということがわかりました。私はオルガンを持っていないので家で144弁のラ・カンパネラを枕にしてオルゴールを聞いたり顔を引き上げた状態で片顔ずつ顔をオルゴールに押し当てて聞いたりすると髪の毛がサラサラになったり写真は撮っていませんが小顔になり目がパッチリするような気がします。化粧水の浸透も良くなり化粧のノリも良くなると思います。オルゴールを聞いている時は振動をより強く感じることが出来ます。
 
 頭や顔に当てているのに手や足がピクッと動いたりお腹がグルグル鳴ったりと不思議だなぁと思うことがたくさんありますが「これがオルゴールの効果なのか」と思っています。オルゴールセラピスト短期養成講座を受けた時にオルゴール療法でアトピー性皮膚炎も改善出来るというお話を聞いて感動というかビックリしたのを覚えています。
 
 体や頭の中の変化はその人にしかわからないけどアトピー性皮膚炎とか外反母趾とか目で効果がわかるものはセラピー前後で写真を撮ってデーターとして残しておくと効果がわかるなぁと思ったので私がそのような症状の方セラピーをする時はデーターを取ってみようと思いました。
 
 私がオルゴールセラピストを目指したのは母の胃癌と抗癌剤による副作用を和らげるためという理由の他にもう1つあります。私は介護施設で介護福祉士として勤務しています。施設にいる入居者様は認知症、脳梗塞の後遺症による片麻痺、失語症、パーキンソン病、不安神経症、精神疾患、不穏状態など様々な疾患や症状を持っている方がいます。私は医者ではないのでこのような疾患や症状を治すことは出来ないけど毎日何の変化もない規制された施設での生活の中でオルゴール療法を行なって入居者様を癒しながらオルゴール療法の効果を少しでも実感して頂きオルゴール療法を受ける楽しみを持ってくれたらとても有り難いと思っています。
 
 オルゴールセラピスト短期養成講座を終えてオルゴール療法は様々な症状に副作用がなく効果があるということを教えて頂きました。オルゴール療法は本当にものすごく素晴らしい療法なんだなぁと感動しました。今後オルゴール療法はもっと医療の現場や介護の現場、在宅介護(訪問介護)で活用されなければ本当にもったいないと思います。
 
 私は現在介護施設で介護福祉士として勤務していますが施設の入居者様やスタッフにオルゴール療法を体感して頂きながら少しずつ経験を積んでいずれはその方の疾患や症状に合わせたオルゴール療法を行ない療法前の状態、療法中の状態、療法後の状態をしっかり観察し療法前後の変化を見ながらその方の要望にきちんと応えられるオルゴールセラピストになりたいと思っています。そしていつかはオルゴール療法研究所で勤務出来ればと思っています。
 
④オルゴールセラピスト短期養成講座を終えてからの実践報告
 オルゴールセラピスト短期養成を受けた日からオルゴールに対する私の気持ちはすごく変わりました。オルゴールの効果的な聞き方を教えて頂いたのでまず家に帰ってから72弁のカノンを胸の上に置いて抱えて144弁のラ・カンパネラを骨盤のところに置いて横になって聞いていた時に144弁のラ・カンパネラを胸に置いたらどうなるのだろう?と思いやってみたところ少し重たいけど響き方が全然違うことがわかりました。
 
①母へ実践
 母にも144弁のラ・カンパネラを胸に置いて抱えて聞いてもらうことを試してみたが「振動はすごいけど重たくて痛くなる」と言うため72弁のカノンを胸の上に置いて抱えてもらい骨盤のところに144弁のラ・カンパネラを置いて聞いてもらいました。72弁のカノンが終わる頃にはうっすら顔が赤くなっていて目がパッチリしていました。「なんか手がポカポカしてきて手の血管がきれいに消えたみたい。頭もスッキリした」と言っていました。
 
 母は膝の痛みを気にしているので72弁のカノンは胸の上に置いたままで膝裏に144弁のラ・カンパネラを置いて足を少し高くして聞いてもらったところ「太ももの方までくるね」と言って144弁のラ・カンパネラが終わると「足が軽くなった。膝も痛くなくなった」と喜んでいました。それから母は72弁のカノンを胸の上に置いて抱えて144弁のラ・カンパネラを骨盤のところや膝裏、膝上、股関節、お尻の下と痛みがあるところに置いて1日に何回もオルゴールを聞くようになりました。
 
 段々寒くなってきたせいか母がご飯を食べている時に固い物やボソボソした物が胸に詰まる感じで苦しくなると言うようになりました。最初に母が病院に行くきっかけになったのが食事を飲み込む時の違和感で検査の結果、胃癌の他に食道のところにも瘤が出来ていると診断されました。この瘤は抗癌剤が効いてなくなったと言われたのですがもしかしたらまた再発してしまったのかもととても心配になりましたがそんなことは母には言えないので「お食事の前と食後にオルゴールを胸の上に置いて聞いた方が良いよ」と伝えると「重たくて痛くなる」と言っていた144弁のラ・カンパネラを胸の上に置いて聞いていたのです。
 
 オルゴールを聞いてから食事をすると不思議なことに食事が胸に詰まることもなく残さず全部食べていました。母もオルゴールの効果を実感したのかそれからは144弁のラ・カンパネラを胸や胃の上に置いて聞くようになり72弁のカノンを枕にしたり膝裏に置いたりして気が付くとオルゴールを聞いている感じがします。最近では寝る時にも胸の上に置いて聞いたり骨盤のところに置いて聞いたりとオルゴールを手離さなくなってきました。
 
 この間も突然「144弁のラ・カンパネラがもう1つあると良いのに」と言い始めてビックリな感じです。今は購入するのが難しいので時間がある時は元町のオルゴール療法研究所で予約を取って通うようにしています。やはり元町のオルゴール療法研究所で受けるオルゴール療法は効果が違うとあまり出掛けたがらない母もその時ばかりは張り切って出掛けて行くのでこの状態がこれからもずっと続くことを願うだけです。
 
②姪へ実践
 私の姪が職場のストレスなのか胸が苦しくなったり、息苦しくなったり、胃が重たくなったりするらしく病院に通っていたが検査の結果は特に異常なしで「ストレスからくる精神的なもの」と診断され心療内科の受診を薦められ漢方薬などたくさんのお薬を処方されて食前、食後と飲むようになりました。母が「試しにオルゴール聞いてみたら」と姪に奨めたらしく144弁のラ・カンパネラを胸の上に置いて聞いていたら「なんかスッキリした」と言ったらしくしばらく続けてみるように薦めたそうです。姪にも「元町のオルゴール療法研究所で療法を受けてみたら」と薦め予約を取って母と3人で療法を受けました。
 
 1回目は「緊張して眠れなかった」と言っていたが終わった後は「楽になった」と言っていました。2回目は眠れたらしく「スッキリして楽になった。少し続けてみようかなぁ」と言うようになり家でも母がオルゴールを聞いている時に一緒に聞くようになっていました。「オルゴールを聞くと何か違う?」と質問すると「よくわからないけど聞いているうちに眠くなってスッキリして楽になる。これって体に良いってことだよね」と言っていました。姪は顎関節症のため今度オルゴール療法研究所で顎関節症に効くオルゴールの当て方を聞いて実践してみようと思っています。
 
③友達へ実践
 以前、友達と伊豆高原にあるオルゴール博物館に行った時、友達が「ストレス性のアレルギー湿疹が出来ていてすごく痒かったんだけどオルゴールを聞いていたら痒みがなくなって湿疹が治っていたの。オルゴールって体に良いんだね」と言ってお揃いのオルゴールボールを購入しました。その時はオルゴールを持っていなかったので「また行こうね」と言っていたのですが、オルゴールを購入したので友達にオルゴールを聞いてもらおうと思い会う時に持っていきました。
 
 その時の友達の体は胃炎、腸炎、腸にポリープが出来ているとのことで「今、私の体ね病気の宝庫なの」と笑って言っていたので「笑ってる場合じゃないよぉ。早く治療した方が良いんじゃない?」と治療を薦めたが「お金ないし、怖いし、仕事休めないし」と言っていたので早速72弁のカノンを胸のところで抱えて聞いてもらいました。
 
 友達は少ししてからオルゴールを胸から離したので「どうしたの?」と聞くと「体が反応して何かしようとしているのはわかるんだけどこのまま続けていたら私の体で何が起こるのかがわからないから怖い」と言ったので太ももの上に乗せて聞いてもらいました。「さっきのような反応はないけどジワジワと何か来ているような気がして怖い。これを乗り越えれば良いのかも知れないけど体の中で何かが起きそうで本当に怖い」と今まで何回か受けたオルゴール療法後の感想でも聞いたことがない違和感を訴えられこんなこともあるのかとすごくビックリしてしまいました。
 
 144弁のラ・カンパネラは響きが強いし音もキレイだから今度持って来ることを伝えると「ピアノを習っていた時にラ・カンパネラを弾けるようになるために手の水掻きを切開しないといけないと先生に言われてラ・カンパネラは弾けないというトラウマがあるから逆にストレスになっちゃうかも」と言っていたので阿左美さんに相談したところ友達の言う通り体がオルゴールに反応しているんだと思うからそこで辞めちゃうのはもったいない。
 
 ラ・カンパネラがストレスになるのならノクターンとか他の曲で試してみるのも良いかもと教えてくださいました。体の状態が違ったとしてもオルゴール博物館ではアレルギー性の湿疹や痒みが治った程の効果があったのに72弁のオルゴールを聞くことによって体の中で何か起きそうで怖いという感覚は今になっても不思議で忘れられません。オルゴール療法をしてこのような反応をされた方はいらっしゃいますか?
 
④職場(入居者様)へ実践
 10月に職場で入居者様にフットマッサージを行ないながらオルゴールを聞いて頂くというイベントを行ないました。内容として144弁のラ・カンパネラを流しながら足浴を5分行ないオイルでフットマッサージを10分行なう。また不安神経症の方や認知症の方、日常的に不穏状態になる方や軽度の精神疾患のある方などをピックアップして72弁のカノンを胸のところで抱えて頂くという内容でした。
 
 入居者様にオルゴールのCDを聞いて頂いたことはあったがオルゴールを聞いて頂く(胸のところで抱えて頂く)のは初めてだったのでどのように行なったら効果が出るのか、もし何かあったらどうしようという不安があったので佐伯さんに注意点やどのようにしたら良いかを相談し教えて頂いた通りに行ないました。とても印象に残っている入居者様の状態を記入致します。
 
※不穏状態の入居者様
 フットマッサージの準備をしている時、1人の入居者様が暗い表情をされてスタッフに何かを訴えられていた(普段よりよく見られる行動)スタッフは「ちょっと待ってて」と言って他の業務をしていた。他の入居者様にも何かを訴え始め2人で会話をしているうちに2人とも表情が険しくなっていき段々「そんなこと私に言われても困るわよ。」と会話の声が大きくなってきているところで私が介入し最初に不穏になった方を私が担当して足浴を行ないました。その時も「こんな所に連れて来て何をするの?」と少し強い口調で言っていたがお話をしながら好きなアロマの香りを選んで頂き「お願いがあるんですけど」と言ってオルゴールを胸のところで抱えて頂きました。
 
 オルゴールを持って少しすると表情がやわらかくなりウトウトされ始めました。フットマッサージをすることを伝えると「気持ち良い、眠たくなっちゃう。こんなことしてもらって良いの?」と口調の穏やかになりフットマッサージが終わった時も「ありがとう。気持ち良かった。なんだか温かくなって体が軽くなった。本当にありがとね」と笑顔も見られました。その日は私の顔を見る度に「さっきのもうやってもらえないの?」と聞いてこられるためその都度「さっきの気に行って頂けましたか?また今度やる時もオルゴール持ってくださいね」とお伝えすると「キレイな音で気持ち良かったから。また必ずやってね」と仰っていました。一緒にフットマッサージを行なっていたスタッフも「最初はどうなるかと思ったけどあそこまで変わるのってビックリな感じ」と驚いていました。
 
 経管栄養(胃ろう)で食事が食べたいけど食べられないためお茶の時間や食事の時間になると「誰かぁ~」とか「私のご飯は?」「私にもご飯くださぁ~い」と大声を出される。また車椅子から立ち上がり歩行され転倒する可能性が高いため車椅子に安全ベルトを装着しているため「助けてくださぁ~い」とか「これ外してくださぁ~い」と1日に数回大きな声を出される入居者様がいます。お茶の時間だったため大きな声を出されていたためお声掛けをしてフットマッサージを行なうことにしました。
 
 この入居者様にオルゴールを持って頂くのはものすごく不安だった(投げらたり落とされる可能性があるため)のですが足浴をしてオルゴールを持って頂くと不思議なことにあっという間に表情が穏やかになりすぐに傾眠され始めました。フットマッサージをしている間も傾眠は続き終わった時は顔がうっすらピンク色になっていました。他スタッフより時々大きな声を出すことはあってもウトウトしていることが多かったと言われました。
 
※手の指が曲がっている入居者様
 手の指が曲がっていて手の甲に常時湿布を貼っている入居者様に行なった時オルゴールに手を密着させて持って頂きました。オルゴールを持っていることをすぐに忘れてしまうのでその都度お声掛けをしてオルゴールをしっかり持って頂くとフットマッサージが終わる頃には曲がっていた指がまっすぐになっていました。この入居者様には手に対する自覚はなかったが「お腹がグルグルして早くトイレに行きたい」と立ち上がりシルバーカーで歩行すると「なんだか足が軽くなって歩くのが楽になったみたいよ」と笑顔で仰っていました。
 
※不安神経症の入居者様
 この入居者様には前もってフットマッサージを行ないながらオルゴールを胸に抱えて頂くことを説明していたのでとても楽しみにされていました。足浴をしてすぐにオルゴールを持って頂くと「ものすごくキレイな音ね」と仰ってくださいました。フットマッサージをしていると「足だけやってもらっているのに体全体が温かくなってきたわ」と仰るためふと顔を見ると顔全体が赤くなっていました。
 
 時々「キンキンって耳に響く音が気になる」と仰っていて私にも仰っていることがよくわからず確認してみると「キレイな音の中にものすごく耳と体中に響く音があってこの音が嫌って訳じゃないんだけどとっても気になるの」と仰っていました。フットマッサージが終わった時も「すごくリラックス出きてスッキリしたんだけどやっぱりキンキンって音がきになって、あの音は何でしょうね?」と最後までキンキンって音のことを気にされていました。
 
 「高音の音の響きではないか?」と聞いてみたが「高音とかではい」と仰る。翌日CDを聞いて頂いたがこの疑問は解消されず。この入居者様が言っているキンキンという音は何でしょうか?数日経ってからフットマッサージをされた入居者様より「マッサージの時に流れていた音はCDなの?キレイな音だったなぁ~」とか「普段聞くことは出来ないの?」と言われました。フットマッサージの時間は15分位だったのですが入居者様の耳には残っていたんだなぁ~と思いとても嬉しくなりました。
 
※クリスマス会でオルゴール療法
 職場のクリスマス会でオルゴールコンサートをすることになり、自分ではどうすることも出来ず、すぐに佐伯さんと阿左美さんに相談しました。佐伯さんはスワンを貸してくださると仰ってくれました。阿左美さんと色々なことを決めていくうちに入居者様にオルゴールを持って頂き体感してもらうということになりました。
 
 私もクリスマス会を担当するスタッフもすごく楽しみではあるものの入居者様がどのような反応を示すか心配な部分もあったため先にオルゴールコンサートを行なった後にコーラスをする順番にしました。施設のエレベーターとフロアにーにオルゴールコンサートのポスターを掲示し入居者様に告知をしたところ反響はとても大きく心配よりも早く聞いて頂きたいという思いが強くなっていました。
 
 クリスマス会の日は私もスタッフもバタバタしてしまい慌ただしくクリスマス会が始まってしまいました。突然、司会者からオルゴールについての説明を促されてしまいビックリして大した説明も出来ないまま阿左美さんにマイクを渡してしまいました。阿左美さんはオルゴール療法の説明をしながらスワン、144弁のラ・カンパネラ、72弁のカノンの順にオルゴールを流してくださいました。音楽療法やボランティアさんによるレクリエーションの途中で「トイレに行きたい」とか「部屋に帰りたい」と言って最後まで参加されない入居者もいるのですがオルゴールコンサートの時はそのような訴えをされる入居者様もなく知っている曲を歌ってくださったのですごくホッとしました。
 
 入居者様のご様子は興味深くしっかり説明を聞いている方、普段から落ち着かず車椅子で徘徊されている方や大きな声を出される方も傾眠されつつも静かに参加されていて、逆に普段、傾眠が強い方は目をパッチリ開けていてオルゴールによる響きと音色の効果があったような気がしました。クリスマス会が終わった後144弁のラ・カンパネラを流していたのですが「戻っておやつを召し上がりましょう」とお伝えしても「戻りたくない」とうっとりされている方もいました。
 
 看護師さんが「しばらくオルゴールの上に手を乗せていたら手がポカポカしてきたんだけどこれって大丈夫なの?」と聞いてきたので「血流が良くなるので体が温かくなるんですよ」と説明すると少しの間オルゴールに手を乗せていて仕事に戻った時に「不思議、手が軽くなった」とものすごく喜んでいました。
 
 施設長は「聞いているうちに眠くなっちゃったよ。ちょっと時間が足りなかったね」と言っていました。介護スタッフも「オルゴールを聞いているとすごく癒されて心が穏やかになれるから毎日、流しておきたいよ」と言ってくれました。
 
 オルゴールセラピスト短期養成講座を受講していた時に佐伯所長から「スタッフのケアをしなければ良い仕事は出来ない」みたいなお話を聞いたのを思い出し確かにその通りだなぁ~と心から思いました。これからも機会があれば職場でオルゴールを使ってレクリエーションをしていきたいと思っています。次は入居者様だけではなくスタッフも一緒に出来ればと思います。

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