心・身 環境

古参社員に受け入れられず鬱から適応障害になりました

「平成17年の年初から、会社の人間関係が原因でうつ状態を感じるようになりました。元来生真面目な性格な為落ち込んでいく自分を何とか奮い立てながら、生活を送っていました。
 
平成17年6月21日(火)  会社にいるだけで辛くなりました。仕事に集中できず、時計だけを目で追うだけの1日は長く、辛く苦しい状況に追い込まれました。原因であるA氏は、私がすること、言うことに全て否定する傾向にありました。私の言い分を聞いてくれるわけでなく、何をどうさせたいかの指導もないので、仕事の進め方が理解できないままコミュニケーションを取らせてくれませんでした。
 
その結果A氏を生理的に受け付けなくなり、こちらから話かけられなくなったのです。この状況から脱却するには、辞職か転勤しかなく、転勤にしても私自身がこのような状態では、何処へ行っても、どんな仕事であっても迷惑をかけると考えました。
 
家にいるときは平気なのに会社にくると調子が悪く、特に月曜日は全然気力がわかないのです。ふさぎこんでいると背中が痛くなり、胃も痛くなり、こんな自分がふがいなく情けなくなりました。
 
平成17年7月上旬 仕事ができないと思い込むようになり、暇ができると改めて仕事への集中ができない。常々「どこかへいきたい」「逃げ出したい」と思うのに、何処へ行けばいいのかがわからない状態でした。
 
帰宅すると安心するのですが、明日がくると思うとまた辛くなるのです。転職したくても自分に自信がないから採用されないと決め込みました。
 
会社以外でも文字を読むことがいやになり、行動への発想が浮かばない。会社の中で話し相手がいない。勝手に孤立している。時間による解決は我慢ができない。親友である人にも冷たくされているようにも思える、そのような状況でした。
 
上司に初めて心情を告げましたが、自分の苦しさを伝えても少し理解しただけで「人は多かれ少なかれストレスと戦いながら仕事をしているのだ」と括られて、やはり自分のことを見てくれないのかと落胆したのです。
 
ただ私が救われたのは、妻が全部を理解してくれたことでした。会社でも周りの方々がやさしく接してくれていたのです。そのことが支えとなり、後々の回復にも大きな影響を与えてくれました。
 
平成17年7月 健康診断で相談したところ心療内科の紹介を受けました。心療内科では、特にカウンセリングをするでもなく、通院する度に、同じ薬を処方されるためだけに隔週通院することが抵抗となっておりました。
 
そんなとき妻がインターネットで見つけたオルゴール療法を知り、同年11月頃オルゴール説明会に出席をしました。
 
当初、オルゴールについての知識はなにもなく、病気について説明されても理解出来ない状態でなんとなく自宅療法しながら研究所のグループ療法に通っておりました。
 
オルゴールを聞いたことによる実感は、身体が疲れ、のどが渇き、食欲がわくくらいのもので、うつ症状に対する効果も感じないままでした。
 
平成18年3月 うつ症状がピークを迎えたときに大学病院の精神科で診察を受け「適応障害」と診断されました。それを機会に8ヶ月飲み続けた「抗うつ剤」をやめて、オルゴール療法とカウンセリングを受けることで改善する決意をしました。
 
薬をやめたことで、押さえられていた体の機能が開放された感覚がありました。その後オルゴールの効果を体感する日々が増えて行ったのです。

オルゴール療法の説明にもありますが、病気を治していく過程を①症状が出ている時 ②回復兆候を感じる時 ③完治したなと思う時をひとつの尺度にしました。
オルゴールを聞き始めて6ヶ月を迎えた頃から「回復兆候を感じる時」を自覚し始め、自律神経が整えられていく実感を得たのです。
 
時間を重ねていくごとに日々生活のリズムが良くなり、ふさぎこむことしかできなかったことも影を潜め、表情もよくなったことで、周りの方から励まされることと相乗効果で回復が早まったように感じました。
 
平成18年7月には 自分に自信さえも戻ってきました。多少の波はあるもののほぼ完治したと思うほどに自信が出来ました。
 
オルゴールを聞き始めて約1年が過ぎましたが、やっていることを信じて途中で投げ出すことなく、続けたお陰で、自分に向き合えたこと、身近な人の協力、回復できる病気だと実感しています。これからも体調管理のため自宅とグループ療法でオルゴールと付き合って行きます。東京都 30歳代 男性
適応障害症状 関連症例 ●鬱・うつへ
 
適応障害と診断され、療法に取り組み改善の体験メモ
 
1. 平成17年6月21日(火)妻へ会社からのメール(調子が悪いことの詳細を伝える)
・今、会社にいることが一番辛くしんどい。辞める訳にはいかない。
・しかし、仕事に集中できない。時計だけを目で追うだけの1日は長すぎる。
・ 原因である人間は、私に対し私がすること、言うこと全て否定から入ってくる。
聞いてくれることを感じられず、何をどうさせたいかの指示もないので理解ができないままコミュニケーションが取れない。
・ 結果生理的に受け付けなくなりこちらから話かけられなくなった。
・ この状況から脱却するには、辞職か転勤しかなく転勤にしても私自身がこのような状態では、何処へいってもどんな仕事であっても迷惑かけると考えてしまう。
・ 家にいるときは平気なのに会社にくると調子が悪い。特に月曜日は全然ダメ。
・ ふさぎこんでいると背中が痛くなり、胃も痛くなる。
・ こんな自分がふがいなく情けなくなる。
 
2. 会社での心情メモ1(平成17年7月上旬)
・ 仕事がわからないと思い込む→暇になる→集中ができない
・ 会社にいると「どこかへいきたい」「逃げ出したい」と思うが、何処へ行けばいいのかがわからない。
・ 帰宅すると安心するが、明日がくると思うのでまた辛い。
・ 転職したくても自分に自信がないから採用されないと決め込む。
・ 会社以外でも文字を読むことがいやになっている。
・ しようとおもうことが浮かばない。
 
3. 会社での心情メモ2(日時不明)
・ 会社の中で話し相手がいない。勝手に孤立している。
・ 時間による解決は我慢できない。
・ 親友である人にも冷たくされているようにも思える。
 
4. 会社での心情メモ3(日時不明)
・ 付箋に書いた「生理的に受け付けられない」文字を見られ宣戦布告になってしまった。
・ 理解力、集中力、根気、やる気が皆無。
 
5. 5.会社での心情メモ4(日時不明)
・ 上司に初めて心情を告げたが、上司少し理解していただけでした。
・ 自分の苦しさを伝えても「おおよその人が多かれ少なかれストレスと戦いながら仕事をしているのだ」と括られた。自分のことを見てくれないのかと落胆した。

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