研究所所長「みどりさんは夜眠れない時期がありましたか?」
みどりさん「眠るというのは、夜中に深く眠るということですか?ときどき、昼間の心配ごとで夜中に目を覚まして、そのまま朝まで起きていることはありますけど」「そうですね、人間関係から心配事や悩み、病気やからだの不調、暑い、寒い、騒音や、台風や数えれば切りのないほどに、眠れないことが多いですね、そもそも、何の為に、眠るのですか? 普通は5時間とか8時間とか、多い方は12時間も寝ていますが、人により、その時間もまちまちですよね」
みどりさん「私の父も、昼間でも、うとうとしていることが多いですが、病気を持っているからでしょうか?」「そうですね、夜の眠りが浅いと昼間、それを補う為に、瞬間に眠ることは良くありますね」
みどりさん「夜眠らない人もいるのですか?」「いえ、それはないのです。眠るのは、昼間、使ったエネルギーを補う為に、血液に栄養、酸素を細胞に運ぶ仕事をしているのです。でも、極端に睡眠時間の短い人はいます。ナポレオンとエジソンも3時間で良かったと伝えられていますが、それだけ効率の良い、良質の睡眠が取れたのでしょうね、健康体なら5時間で、栄養、酸素の補給が完了するのですが、高率が悪いと、9時間も10時間も12時間も掛かると言うわけです。睡眠時間は、赤血球という小舟に栄養と酸素を乗せて心臓から打ち出されて、全身にくまなく配られる時間のことなのです。
みどりさん「病気を持っているひとは、眠りが浅いのですか?」「その通りです。普通大人で5時間の熟睡が取れるひとは、健康体と言っていいでしょうね」
みどりさん「オルゴール療法では、沢山の不眠症が治って、病気が治った方が沢山いらっしゃいますけど、不眠症状は必ず良くなっているのですか?」「不眠を抱えている方の改善は何千人もおられますが、それでも100人に2人くらいは、どうしても不眠が取れない方がおられます。「多分、悪い環境から脱せない方ではないでしょうか?病気が治らない方、環境悪化から逃れられない方、脳にひびきを強く取り込めないで、心身を正常に出来ない方などさまざまかんがえられます。
みどりさん「熟睡ですか?良質の睡眠が取れた方は、病気が改善されたと取ってもいいのでしょうか?」「はい、おおむね正解ですね、生命中枢脳の機能が調整出来た結果と見ていいでしょうね」
みどりさん「はい、睡眠の大切が良く解りました。有り難うございました」