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母のために「認知症自然療法」を探しました  K.K.さん 東京都 女性

 鬱状態で生活がおぼつかなくなった実家の母が要介護2と判定され、デイケアに通うようになったのが5年前、69歳の時でした。
 30年前、母は私の父方の祖父の介護で精神的に追い詰められ、鬱・キッチンドリンカー、不眠症へ。祖父が亡くなってから良くなるどころか、更年期障害で子宮全摘、膀胱炎、20年前には交通事故による左ひざ圧迫骨折で身体障害者3級に。
 5年前に要介護2の判定が出た時、体重は100キロになり、無気力で何もかも投げやりになり、家はゴミ屋敷になっていました。デイケアに通うようになり、規則正しい生活のおかげで、少しずつ鬱状態を脱して、安心していた矢先、昨年の秋から短期記憶が怪しくなり、使用済み紙オムツを引き出しや鞄に入れて忘れてしまうようになり、排泄での失敗も増え、いよいよ認知症の初期症状が・・!
 私自身は一人息子も中学生になり、子育て一段落。これからようやく自分の勉強をと計画をたてていましたが、それらをあきらめて、母の介護中心の生活か・・と、母には申し訳ないのですが、気持ちが塞ぎました。
 祖父の介護の際、徘徊や部屋中に大便をぬりたくったりするのを、母が世話をし、「もうこんな生活いや!」と夜中大声で泣き叫んでいる母の姿が脳裏に浮かび、もしかしたら何もかも忘れていくのが幸せなのかもしれないけれど・・このまま母が悪くなっていくのを手をこまねいて見ているだけではいけない!と、突き動かされるように調べ始めました。
 何かせめて今の軽度のまま現状維持できる療法はないものか・・それもできたら自然療法で・・と、パソコンを開いて「認知症自然療法」という一行を入力し、検索したところ、トップにでてきたのが、「オルゴール療法」だったのです。
 ホームページをくまなく拝見し、良くなった症例があまりに多いので、実は最初は「これはちょっとあまりにも信じられない・・・。」と、胡散臭い療法に思えて仕方がありませんでした。(申し訳ありません!)が、リュージュのオルゴールが大好きで、36弁とベル型のオルゴールの美しい音色が幼い息子との生活を楽しく彩ってくれていましたので、72弁や144弁のリュージュのオルゴール自体、一体どんな音色がするのだろう?!と、ワクワクする気持ちがおさえられませんでした。絶対にすばらしいに決まっている!それを使って響きを身体に感じるなんて、面白そう・・!
 オルゴール療法を取り入れている病院の紹介ページも拝見し、それぞれの病院のホームページにもアクセスしたところ、効果をあげている様子。これは信頼してもいいかも?と心が動いていきました。が、疑い深いものですから、「オルゴール療法詐欺」などと入力して、よくない体験談がないかどうかしつこく調べたところ・・なにも出てこなかったので、ようやく「まず母に勧める前に、自分が体験しなくては!」と、体験&個別療法の予約を入れました。
 子どものころからの難聴(2歳半でかかった難病指定の腎臓病ネフローゼの薬の副作用で両耳とも高い音が聞き取れないが、日常には支障のない程度)、バセドー氏病の持病がありますので、もしそれがよくなれば嬉しいな・・とも思ったのです。すぐに体験と個別療法の予約をいれました。半信半疑ではありましたが、だまされているかどうかは、自分の目と耳とあらゆる感覚をひらいて確かめれば必ずわかる!と、かなり緊張してオルゴール研究所へ向かったのを覚えています。
 オルゴール研究所へ足を踏み入れると、見た目も美しいオルゴールに迎えられ、見ているだけで心が和みました。療法のお部屋に通されると、アンティークの大きなオルゴールがこんなに間近に!どれもこれも職人の魂が感じられるような粋を凝らした見事な細工。うやうやしく飾られているようなものが、ここではすぐそばに行って眺めることができ、聴くこともできる・・それだけで大きな感動がありました。
 実際に演奏を聞かせていただくと、その大きな力強い音色に驚きました。また療法のお部屋の床、壁、天井からも音が反響して、まるで音がこの空間そのものをうめつくしているかのようです。床に触れると直に振動が伝わってきます。両手をつけて音色に耳を傾けると響きが全身に伝わっていき、なんともいえない喜びがわきあがってきました。
 「音の温泉」にゆったりつかっているような気持になりました。大好きなストリートオルガンもこんなに触れるほど近くで演奏が聴けるなんて!それだけで気持ちが踊りました。空気の奏でる金属にはない吹き抜けていく風のような音色も間近で聴くと迫力があり、これが街角で鳴らされ始めたら、わくわくしながら人々が集まってきただろうと情景が浮かぶようでした。
 あの大きな鐘の音のするアンティークオルゴールの前に立つと、なんという響きでしょう。きらびやかな鐘の音色がなんとも華やかに空間を満たし、音の温泉どころか、「音が手でさわれる!」と、思わず空中に手を伸ばしてしまったほどです。この空間に強弱いくつもの音の波が四方八方に発せられ、壁や床に反響し、たくさんの音の波となっていると思うと、目に見えない音の波がありとあらゆる場所に見えてくるかのようでした。ひとつひとつ、音色を聞かせていただく時間はそれはそれは贅沢なものでした。
 が・・説明を伺うときは、「これが眉唾物かどうか、見極めなければ!説明を聞いてすっかり騙されてしまわないようにしないと!」と、かなりの緊張感がありました。パワーポイントの図などを拝見したり、電磁波のことを伺っていくうちに、どのお話も納得ができましたが、やはり中々信じがたい気持ちが強く、心の中ではせめぎあいがありました。
 けれども、実際にベッドに寝て聞かせて頂いた時の得も言われぬ感動といったら・・。耳で、骨で、皮膚で、頭で背中で足で・・全身が音の響きに満たされるこの気持ちよさ!意識はあるものの、深い水底へと沈みこんで、余計な考えが頭をめぐることもなく、木々のざわめき、大地をめぐる乾いた風、光さざめくしぶきをあげる川の流れ、眩しい光、萌える緑の草いきれの中に身をゆだねて溶けていくような感覚。身体全体が響きに満たされて、なんという心地よさでしょう。
 身体があたたかくなり、療法後は頬が紅潮し、鏡で自分の顔をみて、びっくりしました!また、針治療の施術後のように、身体中す~っと血がサラサラながれていく爽快感があり、足取りも軽いのです。そして、佐伯先生のオルゴールへの愛に満ちたまなざしに、これに賭けてみよう!心が決まりました。
 その後、グループ療法で佐伯先生から、「だまされたと思って3日続けて御覧なさい。」というお話を伺い、予定をキャンセルし3日続けてみたところ、帰ってからもずっとオルゴールの曲が身体に響き渡っているような感覚が続き、ものすごく眠くなり、一日眠った翌日からとても爽快に。
 翌日は少ない睡眠時間で済み、朝ぱっと眼が覚めるのです。(朝中々起き上がれず、布団の中で身体を動かしてから30分~1時間後にようやくおきあがるような毎日でしたので、これは本当にうれしかったです。)
週に一回ですと、すぐに体調が元に戻ってしまいます。3日続けて通ったところ、数日間体調がよく、朝から家事がはかどり、気持ちも前向きに。
 そこでまた3日続けて通ったところ、どんどんお肌の調子がよくなり、うっかり化粧水やオイルをつけわすれても、肌がふっくら・・!!冬場は、化粧水をつけ忘れたら、お肌はがさがさでしたので、あまりの違いに感動しています。美容のために費やしてきたお金を考えると、恥ずかしながらオルゴール1台分はゆうに超えているかもしれません・・・・。
 女性にとっては、しわやしみ、くすみが鏡に正直に映し出されるといくつになっても気になるものです。(皺は人生の勲章で美しさのひとつでもありますが、中々悟りきれず、たった1本のほうれい線が増えたの減ったのは一大事なのです。)これは~!思わぬ効果に、わくわくしました。オルゴール療法に行くまでは、エステに月一回通って、お肌のメンテナンスをしていましたが、全く必要なくなりました。
 オルゴール療法のあとは、エステで一時間4500円の施術を受けた後と同じ位のしっとり感が!エステは数日経つとお肌がまた元に戻っていきますが、オルゴール療法を続けていれば血流がよくなり、肌本来の美しさが戻ってくるようで、思わぬ効果に驚いています。
 ところが、その後どうしても都合がつかずに一週間あいてしまい、体調がまた戻っていくのをまざまざと感じ、「電磁波、公害、車の排気ガスなどの環境に引き戻される」体験もしっかり味わいました。「質と量」、ともかくどれだけ美しいスイスオルゴールの響きを身体に聞かせられるかで、効果がまったく違っていきます。
 バセドー氏病はまだ続けて日も浅いため、大きな改善はみられませんが、難聴の方はなんとなくですが、以前より聞こえがよくなっています。その他、外反母趾で、左の親指の付け根が夜になるとよくズキズキと痛み、中々眠れなかったのですが、気が付いたらその痛みがなくなっていました。
 そして、他にも嬉しい改善がありました!ストレスなのか、昨年3月以来月経が止まっており、まだ40代前半だけれども、もしかして閉経???とあきらめていたところ、オルゴール療法を始めて約一月半で始まったのです。
 感動しました!!元々腎臓の難病で20歳までは生きられないかもと宣告されたものの、どうにか少しずつよくなりましたが、腎臓の働きはあまり強くはなく・・、長男の出産の際は二回も切迫流産で入院し、産後は3カ月程寝たり起きたりの生活でした。(あの頃にオルゴール療法に出逢っていたら、どんなにか救われたことでしょうか。)
 その後けい留流産もし、バセドー氏病を発症したため、第二子は泣く泣くあきらめていたのです。(バセドー氏病の治療薬が相当強い薬のため。)身体が元気になったら、もしかしてもう一人子どもも持てるかも!と思った途端に、目の前がぱーっと明るくなりました。希望があるとどんな状況に置かれても、へこたれることがないのですね。脳幹・視床下部という生命中枢に直接響きを届けることで、自然治癒力を促し、身体が本来の活動を取り戻す・・それをまさに自分の身体で体感しています。
 「まずは3日続けてごらんなさい。週に一回だけでは身体が引き戻されてしまいます。まずは3日、それからまた続けて3日。だまされたと思って。」という佐伯先生の言葉に背中を押され、「よし!それならだまされてもなんでもいいから、通ってみよう!」と素直に信じて続けてみてよかった~!と、心から感謝です。セラピスト講座を終えて、次は50回!が目標です。
 どんなに表面は美しくとも、裏側を覗くと粗雑さに驚かされることが、世の中には多々ありますね。けれども、オルゴールはその両方が美しい・・と、オルゴールの仕組みを教えていただきながら感嘆してしまいました。
 木製の箱の蓋をあけると、ガラスを隔てた向こうに見えるオルゴールのムーブメントは金色に輝きすっきりと無駄がなくなんとも美しく・・、シリンダーやぜんまいが動き、くし刃がはじかれていく様はいくら眺めていても見飽きません。
 
 スプリングやガバナーを初めてこの手に持ち、触れる体験は大変貴重でありました。嶋田先生から薄いプラスチックのダンパーを実際手のひらに載せて頂いた時には、ダンパーがあまりにうすくちいさいので、心の底から驚きました。
 しかもこれをひとつひとつ切り離して使用するとは!こんな小さなものが、あのくし刃一つ一つに手作業で貼られているのですから、気が遠くなりそうな精密な作業です。途方もなく根気と集中が必要とされるでしょう。一体どれだけの時間と労力とを費やして、完成されるのか・・。もうほとんどオーダーメイドに近い、一点物の楽器なのですね。
 仕組みと完成までの工程を知って初めて値段に納得がいきました。これらの部品すべてが調整され、過不足なく機能するからこそあの美しい音色と響きが奏でられると思うと、職人の精魂こめたひとつの芸術品なのですから、手元に届いたなら、あだやおろそかに扱ってはならないでしょうし、真実このオルゴールが活かされるために、工夫を重ねて、オルゴールの存在の本来の目的「奏でる」「響きを聴く」ことに真剣に向き合わねば、と決意も新たになりました。
 「これから一生勉強よ。まだまだ勉強することがたくさん!」輝くような笑顔の大坂サロンのセラピスト・島先生。お誕生日をお迎えになり86歳に!とてもとても86歳には思えない柔軟さ、学ぶことへの意欲、苦しむ方々と接するなかで培ったカウンセリング技術の奥深さ・・・頭がさがります。
 この世にこのような方が存在するのか!と、衝撃でありました。デイケアに通う74歳の母に比べてしまい、母の方がもっとずっと年上のように感じてしまいます。保健士としての知識に加え、オルゴール療法を日々実践・研究されてきた方の言葉は重みがあり、ひとつひとつが心に響いてきました。
 1分間の自己紹介とクライアントかセラピストになってのロールプレイなど、自分自身で実際に言葉にしたり、聴き出そうとしてみると、思い通りにはならない場面も多々あり、貴重な気付きをいただきました。セラピストとして立つためには、自分の中にもっとしっかりした一本の軸が必要だと痛感しました。その軸は、自分自身がオルゴール療法を日々実践し、自分の身体そのものでその効果を体験し、かつ症状が改善される方のお話を身近で伺うことによって培われていくのでしょう。まだまだこれからが始まりです。
 
 佐伯先生のオルゴール療法の原理と症例についての説明を伺って、なんとなくわかっていたつもりだったことが間違っていたり、浅いものだったことがわかり、今はあの膨大な症例の前で立ちつくすばかりです。もっともっと勉強していかないと、伺ったお話は自分のものにはなりません。
 「肥満・肥満症」の説明で「肥満・肥満症の方は良く食べますね。ストレスが多く、繊細で気持ちが小さい。いつも不安だからものを胃にいれたい。胃にいれると副交感神経が働いてリラックスするのです。そこに至る道を思うと、肥満を責めることはできません。」と伺った時、まさに、母そのもののことで・・、先生の言葉に胸がいっぱいになってしまいました。
 100キロになってしまった母を見ると、多くの方がいささかあきれたような表情をなさいます。この人どうしてここまで太っちゃったのかしら・・痩せなきゃね、という雰囲気がちらほら浮かびます。でもそこに至るまでの道のりは、なんて厳しく険しいものだったことでしょう。
 痩せようと試みて、何度もリバウンドを繰り返してもいます。太ってしまった自分が許せなくて、鏡を見れない時期もありましたし、障害者手帳には痩せていたころの若い自分の写真を貼っている母がなんともいじらしいです。「痩せたいけれど痩せられないダメな自分」と常に対峙せねばならない母にこの言葉を聞かせてあげたいな~・・と思いました。また言葉を聞かせてあげるだけでなく、オルゴールの響きもどうにかして届けたいと切に願っています。
 
★家族へむけて
 まずは実家の母にオルゴールの響きのある生活をさせてあげたいです。足が悪いので、研究所に通うことはまだできそうにありませんが、状態が良くなったらぜひ研究所へ一緒に伺いたいです。あのきらびやかな音色、音に溢れたこの空間で、見た目にもこんなに美しいオルゴールに囲まれた時間は、どんなにか母を慰め、また大きな効果を及ぼすことでしょうか。
 軽度の認知症の症状が改善され、高血圧や緑内障や糖尿病、さまざまな持病にも効果が見られれば、生活がどんなにかわっていくことでしょう。事故で曲がらなくなった左足にも響きを聞かせてあげたい。きっと驚くようなことが起こるのではないでしょうか。注意欠陥障害(ADD)の傾向も多く持っている為、何十年も前に人からされたことをまるで昨日のことのように思いだして怒り始めるなどフラッシュバックもよくあり、そのために不眠にもさいなまれてきました。脳幹と視床下部に直接響きが伝われば、発達障害の傾向も改善するのでは・・と、非常に期待しています。
 また、母方の93歳の祖母が現在認知症で介護老人ホームに入居しており、時々訪問しております。過去はもうすっかり忘れており、会って刺激を受けると時折ぱっと思い出したりもしますが、「もうみんな忘れちゃった・・。情けないねぇ。早くお迎えがくるといいんだけど。」と時々涙ぐみもします。度々は行けないのですが、訪問時に必ずオルゴールを持参して、響きを聴いてもらうつもりです。
 同居の主人の父(80歳)が、坐骨神経痛と糖尿病、不眠症を患っておりますので、昼間は少しでも長くオルゴールを聴いてもらい、温灸での施術を組み合わせながら、症状が軽減してくれたらうれしいです。今は趣味のゴルフや海外旅行から遠ざかっており、早く元気になってまたゴルフや旅行をさせてあげたいものです。
 中学生の息子の勉強用には、佐伯先生のアドバイスで右脳を刺激する別の曲のオルゴールを導入する予定ですので、アンボイナや寝る前のローズなどと組み合わせて脳幹と視床下部への刺激で家庭学習により良い結果をだすぞ!と今から楽しみにしています。  K.K.さん 東京都 女性