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[自身の体験と長女の成長記録] 阿左美隆夫

[自身の体験と長女の成長記録]実験的体験と成長の記録 阿左美隆夫 2023年5月5日

【はじめに】
母親がオルゴールに出会ってから、様々な病症の改善・回復の事例があった。オルゴールのもつ「響き」の力は、過去に甲状腺摘出、乳がん、交通事故による脳損傷など生命の存続に大きくかかわる身体への負担を幾度となく受けてきた母親の現在の健康状態を見ると、とても大きなものであると思える。
 幼少期などにも聴いたことのあるオルゴールで身体の不具合が治るのか?!と誰もが最初は驚くと思う。私は神の存在なども信じてはいないが、UFOなどミステリアスなものには大変興味を惹かれる性格だ。オルゴールの「響き」の効果というのもある種、神秘的なもののように感じていた。箱根のオルゴールミュージアムなど幼少期の体験もあってかオ
ルゴールに触れる機会はあった。ただ、オルゴールの生の音を聴く機会というのはそういった場所に行くか、あったとしても手土産になるような小さいものだった。CDやUSENなどで流れているオルゴールの音を聴くことのほうが多かったが、そういった機会で聴くオルゴールの音色にはとても心地のよさを感じていたし、もともと音楽好きな私には好きな音色の一つであった。その少なからず触れていたオルゴールがまさか身体の不具合を改善していくものになるとは、最初は不思議に思えた。確かにオルゴールの音色は綺麗で、優しく、穏やかなスピードであるため、心を落ち着かせたり、精神的な部分で人間を癒してくれることがあるのかとは思う。初めてオルゴール療法のことを聞いたときは、そのような部分(音色)での治癒効果などがあるのかと思っていた。
 実際に研修を受けて、その効果のことを勉強していくとオルゴールの音色ではなく、「響き」という表現でオルゴール療法のことを指していた。その「響き」には3.75Hzの低周波から10.2kHzまでの高周波を含んでいることが、1998年の大阪大学の無響室で調査された結果解ったのです。特にスイス製のシリンダーオルゴールにその響きの力があるとのことで、今回の研修と自身のオルゴール療法の実体験を下記に記していく。また、2018年に誕生した長女も胎児時から現在に至るまでオルゴールの響きを体感してきているため、その成長過程に関しても記していく。

 

【自身の体験】
●オルゴール療法時
『ローズ』(カノン)
・15分間ほどの療法中に必ず眠りにつく
・療法終了後(療法中)、全身の体温上昇が見受けられた
[考察]
ローズのもつ「響き」が脳幹に刺激を与えて、上記二状態になったと考えられる。
まず「眠り」については、脳内に分泌されるメラトニンというホルモン成分が大きく関わ
っている。下図にもあるように睡眠中にはこの成分が増大して最大限になっていることが
わかる。メラトニンの分泌が始まると熱拡散も起こり、脳温が低下する仕組みになってい
る。これは身体から熱が拡散されて脳を冷やすという身体の構造で、赤ちゃんなども眠る
前に身体がぽかぽか温かいのはこの仕組みによるものである。

3

眠りのメカニズム
※厚生労働省 e-ヘルスネット参照、図引用
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-002.html

 

 

 

 

眠りのメカニズム

 

 

 


脳幹に刺激を与えてくれるオルゴールの響きではあるが、そもそもの脳幹とはどんな働き
があるのか。
<脳幹>
脳幹とは大脳を支える幹のような形をした部分のことを指す。
◌大きさ(成人の場合)
約7.5cm、太さ:親指程度
◌機能
生命維持に関与する意識・呼吸・循環を調節している
◌4つの部分で構成(上から)
1  間脳:自律神経の働きを調節、意識・神経活動の中枢をなす
2  中脳:視覚や聴覚、眼球運動などの中枢があり、音の刺激で眼球を動かし、体を動かす反応を担う。
3  橋(きょう):上部の中脳や大脳と下部の延髄以下の部分の連絡路。三叉神経、顔面神経核、蝸牛神経核また、呼吸調節の役割も担う。
4  延髄:多数の神経核が存在。脊髄につながる神経線維の束、ここには生命維持に欠かせない呼吸中枢、心臓中枢がある。また、咳、くしゃみ、発声、吸綴(吸引)反射、嚥
下、唾液分泌、涙液分泌、発汗などの中枢の神経核もある。
上記の中でも、オルゴール療法における「響き」が私の療法体験で直接影響を与えた場所
と思われるのは間脳にある視床下部ではないかと推察する。
<視床下部とは>
自律機能の調節を内分泌行う総合中枢。 ヒトの場合は脳重量のわずか0.3%、4g~10g程度
の小さな組織であるが、多くの神経核から構成されている。
・体温調節
・ストレス応答
・摂食行動
・睡眠覚醒

看護Rooからの引用図
https://www.kango-roo.com/learning/3723/4
など多様な生理機能を協調して管理している。
ちなみに、脳幹の機能で上述したように中脳以下の自律機能を司る中枢がそれぞれ呼吸運
動や聴覚、視覚などの目に見える身体の反応を個々に調節するのに対して、視床下部は自
律神経や内分泌機能を総合的に調節している。自律神経には交感神経・副交感神経機能が
あり、療法ではこの脳幹部分全体に響きを与えることで人間の活動を支える根幹から行う
根本療法なのである。療法中に私が眠ってしまった要因にはオルゴールの持つ「響き」が
副交感神経を優位にさせるメラトニンというホルモンを増大させたのではないかと考えて
いる。
【長女の成長記録】
2018年12月生まれ(現在4歳 2023年5月時点)
誕生前から現在に至るまで、長女はオルゴールの「響き」に触れながら成長してきた。意
識的に療法をやらせたというわけ(感覚)ではないが、隙あればオルゴールを鳴らして脳
幹を幼少期から刺激させて、根本から身体を強くしてあげたいという気持ちはあった。す
べてがオルゴールを聴くことで起きた結果とは限らないが、一般的な標準成長期よりは少
し早く習得するものが多かったので、下記に記す。2023年1月に誕生した長男の記録も一
部記す。
●オルゴール療法環境 ※使用機種:①ローズ(72弁)カノン②アンボイナ(144弁)ラ・カンパネラ
(1)妊娠期・・・妊婦の足元やお腹付近に置いて鳴らす。
(2)生後0日から産後病室で・・・ベビーベッドの中にローズを入れて(写真参照)
(3)日常生活上・・・ローズは体に付けたり遊んでいる机に置き、アンボイナは幼児布団や遊
んでいる床の上に置き常時鳴らす。頭と足元付近、テレビ視聴時足元台にして(写真参照)
(4)療法室にて・・・手を添える、乗る(写真参照)

●粗大運動の発達  ※Hatena Blog「いろんな発達段階を表にまとめてみた」参照
表の項目一部引用 https://www.hana-mode.com/

5
※表の赤い印は標準時期より早い月齢

※左から「寝返り」の瞬間、「つかまり立ち」、「歩く」、「階段上り下り」
●微細運動の発達

結梨♀4歳5ヶ月1日裕隆♂0歳3ヶ月17日
誕生日2018年12月誕生日2023年1月
標準時期状態時期月齢時期月齢
3~4カ月首すわり2019年3月31日0歳3ヶ月
5~6カ月寝返り2019年3月6日0歳3ヶ月
7~8カ月つかまり立ち2019年4月30日0歳4ヶ月
9~10カ月ひとりで2秒立つ2019年10月0歳9ヶ月
12~14カ月ひとりで10秒立つ2019年11月0歳10ヶ月
13~15カ月上手に歩く2020年1月1歳0ヶ月
18~20カ月走る2020年9月1歳8ヶ月
20~22カ月階段をのぼる2020年4月12日1歳4ヶ月
2歳~2歳半両足でジャンプする2020年9月1歳8ヶ月
3歳~4歳頃ケンケンする2022年7月3歳6ヶ月
4歳~5歳頃片足立ち2022年7月3歳6ヶ月

粗大運動の発達
現在年齢

結梨♀2018年12月裕隆♂2023年1月
標準時期状態時期月齢時期月齢
1~2カ月正中を超えて追視する2018年12月30日0歳0ヶ月2023年3月0歳2ヶ月
2~3カ月ガラガラをにぎる2019年3月25日0歳3ヶ月2023年3月0歳2ヶ月
3~4カ月180度追視をする2019年1月0歳0ヶ月2023年3月0歳2ヶ月
5カ月物に手を伸ばす2019年4月0歳3ヶ月2023年3月0歳2ヶ月
9~10カ月親指を使ってつかむ2019年4月12日0歳4ヶ月
14~16カ月自発的に殴り書きをする2020年5月1歳4ヶ月
18~19カ月積木を2個積める2020年6月1歳5ヶ月
2歳頃積木を6個積める2020年6月1歳5ヶ月
3歳頃縦の線をまねして描ける2021年11月2歳10ヶ月
3歳半頃○を真似して描ける2021年10月26日2歳10ヶ月
4歳半頃□を真似して描ける2022年11月3歳10ヶ月
5歳頃人物を真似して描ける2023年3月4歳2ヶ月

微細運動の発達

6

※一段目左から「握る」「積木を積む」「顔を描く」「〇や□を描く」
※二段目左から「ひとりで立つものを握る」、「積木を6個以上積む」、「握る」、「片
足立ち」
●知的発達

※左から「絵本を指さす」、「人見知り」、「箸でつかむ」
その他、特筆事項は右記の表にまとめた。
※上記表の時期は、妻が毎日記録していた日記
と保管写真の日付を基にしている。日にちまで
明記しているものと、日にちまで特定できない
ものは大まかな年月までの記載としている。

その他結梨♀2018年12月裕隆♂2023年1月
状態時期月齢時期月齢
うつぶせ寝2019年5月0歳5ヶ月
おもちゃのピアノ弾く2019年8月0歳8ヶ月
幼児用の両手づかみ水飲む2019年6月0歳6ヶ月
座って遊ぶ2019年6月0歳6ヶ月
策につかんでひとりで歩く2019年11月0歳11ヶ月
スプーンで��をひとりで食べる2020年7月1歳7ヶ月
手洗いひとりで2020年9月1歳9ヶ月
キラキラ星歌う2020年9月1歳9ヶ月
お料理ごっこ2020年11月1歳11ヶ月
ミニジャングルジム上って滑る2020年11月1歳11ヶ月
うんちひとりで2021年8月2歳8ヶ月
ひとりで身体洗う2021年9月2歳9ヶ月
ブロック遊びが上手に2021年10月2歳10ヶ月
顔、髪の毛、目、鼻、口描く2021年10月2歳10ヶ月
ブランコ一人で乗れる2021年10月2歳10ヶ月
包丁でバナナ切る2021年11月2歳11ヶ月
結梨♀2018年12月裕隆♂2023年1月
標準時期状態時期月齢時期月齢
3~4カ月声を出して笑う2019年3月31日0歳3ヶ月2023年3月0歳2ヶ月
人の声がするそちらを向く2019年3月6日0歳3ヶ月2023年4月0歳3ヶ月
どの方向にも追視ができる(上下、左右)2019年4月30日0歳4ヶ月2023年4月0歳3ヶ月
父や母に話しかけるような声を出す2019年2月0歳1ヶ月2023年4月0歳3ヶ月
6~7カ月人見知りをする不明
身体のそばにある玩具に手に伸ばしてつかむ2019年4月0歳3ヶ月2023年4月0歳3ヶ月
9~10カ月「イヤイヤ」「ニギニギ」などの芸ができる2019年7月0歳6ヶ月
「バイバイ」と手を振る、笛やラッパが吹ける2019年9月0歳8ヶ月
1歳ことばが出始める2020年5月1歳4ヶ月
16~18カ月ことばをいくつか話せる2020年5月1歳4ヶ月
絵本を見て知っているものを指さす2020年6月1歳5ヶ月
鉛筆やペンで殴り書きをする2020年5月11日1歳5ヶ月
2歳2語文を話し始める2020年7月1歳6ヶ月
大小の比較ができる2020年11月1歳10ヶ月
自分の身体部位が分かる2020年11月1歳10ヶ月
靴を履く2021年11月2歳10ヶ月
3歳「明日」「後で」が分かる2022年10月3歳9ヶ月
ごっご遊びをする2020年11月1歳10ヶ月
箸を使って一人で食べる2021年9月2歳8ヶ月
4歳「昨日」「いま」「明日」が分かるまだ#VALUE!
基本的な色(青、白、赤、黄色)の色名が言える2021年2月2歳1ヶ月
かくれんぼを楽しむ2023年4月4歳3ヶ月
昼間の排泄の失敗がほとんどなくなる2022年12月3歳11ヶ月
5歳一般的な反対概念を理解するまだ
じゃんけんの勝ち負けを理解する2023年2月4歳1ヶ月
自分で服の着脱をする2022年4月3歳3ヶ月
6歳ひらがなをほとんど読める2023年4月4歳3ヶ月

知的発達

7
以上オルゴール療法の一つの実例としてレポートする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「注」ひびきの療法が全ての症状を改善するものではありません。

自然界の“ひびき”によるオルゴール療法は、脳がコントロールするために心も身体も全身の不調を複数、同時に解くものです。そして、難病を初め、5千名の方の、病状が改善されてきました。その中で、耳鳴りや難聴、関節リウマチやジストニア、橋本病などさまざまの症状を200種を超えています。しかし未だオルゴール療法が触れていない病気も多く、それらを全てに渡って改善する臨床例をもっておりません。脳の自然治癒力が多くの病状を改善する原理は多くの改善症例からみて正しく、確かに手応えを感じて、おすすめしてきましたが、病状の改善に多くの可能性はもっているものの、すべての病状を解くと言い切るには、未だ次期早尚だと考えています。希望を持って取り組まれることを、お勧めしますが、確実性は今の段階で保証できない状況をご理解ください。