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これからの教育―変えねばならないこと

 重要文化財、羽曳野市の畑田家の教育フォーラムに主催者の畑田耕一先生に呼ばれて参加しました。生憎、クライエントを6名お待たせして、発言する前に席をはずすことになり大変失礼なことになってしまいました。
 「これからの教育に変えねばならないこと」で是非知っておいて頂きたいことがあります。それは現在の教育に情緒の教育が欠けているのではないかと思われることです。
 数学の世界的権威の岡 潔博士は、『一つの詩を読んで、私は10秒で理解出来る。学生に与えて3日3晩2万4千幾倍かの開きと説かれました』同じ時期湯川秀樹博士も計算の速さで同じような意味のことを言われました。
 情緒の器のない○×式の記憶ばかりの今の教育では二十歳が限界と断言されています。美しいと感じて情緒の器が深まる、美しい音楽を聴いて、算数、音楽を聴いて理科、社会と情緒の器を作ってから勉強しなければ、真の理解が出来ないのだそうです。
 5教科は重要教科、音楽、美術、体育、家庭は周辺教科で不要な教科と学校教育に携わる方が公言されている現状から、又文科省の教育方針からも教育の本質が見えていないのではないかと思われるほどです。
 5教科の先生が、周辺教科の先生に、とりわけ音楽の先生を職員室の真ん中に頂いて、もっと情緒教育の必要性を説かれるなら、教育には器作りと知識や技術の習得の2つがあり、器作りこそが今もっとも欠けていることの認識をされるなら、戦後の教育の遅れは取り戻せるのではないか?と思われるのです。
 近年、残念なことに小学校教育から音楽の専科は校長に委ねられ、取り入れる小学校が少なくなっている現状を嘆きます。他の教科の先生が兼任され、音楽をご存じんない、そして実演が出来ない先生がテープやCDで音楽教育をされておられると聞きます。鋭い感性の習得,感性の器作りに力を入れない日本の教育では、世界を相手にするには無理があると思うのです。
 一説に日本人の言葉にあいうえおの母音があり、情緒教育では、子音の多い言葉よりはるかに有利だと聞きます。日本の伝統音楽を始め、芸術の世界を含めて早急に記憶だけの教育から脱却し、真の情緒の器作りに取りかかる必要がありましょう。
 最近、オルゴールセラピーで、立派な双子や大きな子が生まれ、不育症が改善される例が上がるにつれ、豊かな生の音楽による胎教の必要が求められなければならないとますます強く考えています。