2)オルゴール療法「基礎講座」 オルゴール療法は根幹療法
みどり「根幹療法という言葉は初めてです」「はい、オルゴールは音楽の箱というのは良く知られていますが、もう一つ別にオルゴールに、自然界の”ひびき”があることが解ったのです」
「その“ひびき”は電気の音ではなくて、自然界にある生の音なのです。森の中には、風の音や、木々の擦れる音や、葉っぱのざわめきや、小鳥のさえずりや獣の鳴き声や、川や滝や海の音など、さまざまの音がありますね。地球のマグマの音もありますよ」
みどりさん「マグマの音ですか?」
「その“ひびき”は、耳で聞こえる音と、耳では聞こえない音もあるのです」
みどりさん「耳では聞こえない音って、どんな音ですか?」「耳には音を振動として捉える鼓膜があります。その鼓膜は、下限が1秒間に20回の振動、それを20ヘルツ、上限は2万ヘルツ、1秒間に2万回の振動、私たちの耳は、この間だけを捉えています。それ以外の0から20ヘルツと2万から20万ヘルツ以上は耳で捉えられない、即ち聞こえない音なのです」[耳では聞こえない音も、私たちの脳の中心にある生命中枢の脳は、それをはっきり捉えているのです。電気の音にはない、生の音にある“ひびき”は一部は耳で捉えていますが、大部分は、脳でしか捉えられないのです」
みどりさん「自然界の音はいろいろあるのですね?」「そうなんです」
「その“ひびき”が脳に届くと、身体の中の肺や心臓、胃や大小の腸や肝臓、腎臓、膵臓や脾臓など命を支える力を発揮して、身体の不調を正しくする、言い換えると病気を改善して、元のからだにする力を発揮するのです」
みどりさん「“ひびき”がからだの病状を解くのですか? 病気を治すのは、医師の先生ではないのですか?」「そうですね、勿論医師の先生方も、診断して、お薬を出し、緊急のときは、手術をして病気を治すのです」 「ところが、脳にも自然治癒力という病気を治すところが有って、私達のからだを守ってくれているのです」
みどりさん「脳が病気を治すのですか?」 「そうです、ご自分の脳に治す力があるのです。それが“ひびき”の療法なのです」
みどりさん「脳が病気を治すなんて知らなかったです」