
スイスリュージ社 3/72弁シリンダーオルゴール最高の音色と音量を持つ低音圧が素晴らしい。
オルゴールは木の箱の中で鳴ります。音を増幅し、和らげます。耳に聞こえない、超低周波と超高周波をも増幅しています。
楽器による材質の選びは大切です。バイオリンを初め、多くの楽器がその最高の音色を求めています。アンティークオルゴールに見られるように、多くオーク材が選ばれていますが、堅いハガネの音とひびきをピンで弾いて出しますが、乾燥度にも、1本の木のどの部分を採るかにも大きく影響します。
木の乾燥度は、とても大切です。この50年間オルゴールを様々に見ていますが、歪みがないのは、余程乾燥の良い木を選んでいるのでしょう。歪みがないのは、余程自然乾燥がうまくいっている証しでしょう。
欧州では、ピアノに使う原木が夜中に、大きな音を立てて割れることを喜び、家族を起こして、乾杯する風習があるそうですが、それほど乾燥に力を入れていることが伺えます。
乾燥がうまくいっているのでしょう。アンティークオルゴールに殆どど歪みがないのをみても乾燥がうまくいっているのに関心させられます。