博多の福岡支部のオープンとオルゴールコンサート
石川県白山市のミントレイノでのオルゴールコンサートと研修会が終わって、車で高速道路を走っていたときに、博多の不動産会社から「良い物件が見つかった。すぐ見にきますか?」と電話がはいったのです。
車は丁度小松飛行場の手前を走っていました。そのまま、長男に車を運転させて大阪へ帰し、我々夫婦で、小松飛行場から福岡飛行場に飛んだのです。高速道路で走っていた小松飛行場からの便も良く、博多に入り、ビルを見ました。直ぐに気に入り博多支部がオープンしたのです。
博多駅の近くで竹下通りに面したビルの3階からの眺めは、街路樹が繁り、窓に拡がるみどりは、屏風絵のようでした。受付を通るとオルゴールの小物が並び、スタッフルームと研究室があり、窓のみどりが美しいホールには、真新しい檜のベッドが4台と正面には、アンティークオルゴールが並び、コンサートもオルゴール療法の勉強会も、施療も出来ました。
オープンには、はじめてながら、50名を越える方のご参加を受けて、オルゴール療法が披露されました。3年間大阪から、マンション住まいが始まりました。階下のIT企業からオルゴールの音が仕事に邪魔だとクレームが付き、いろいろ探しましたが、適当なビルが見つからず、引き上げることになりました。いまでも、博多のオルゴール療法室の素晴らしさが忘れられません。 日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷