3曲/144弁マドリーナ「ラ・カンパネラ」の魅力と感動!
世界のオルゴールメーカー、スイスのリュージ社は、72弁のオルゴールの上位機種として、144弁のオルゴールを作っていました。オルゴール療法に必要な超低・高周波と音の強さ・音の力が全て必要でした。重い病状を早く改善する為には、沢山の音と、強い音が必要でした。
そこで、選ばれたのがパガニーニの作曲した、「ラ・カンパネッラ」でした。後にフランツ・リストがピアノ曲に編曲し、超絶技巧を必要とした、音符の沢山ある名曲です。ラ・カンパネラは、村の塔から流れる鐘の名前で、奇しくも、カリヨンは、オルゴールの全身だったのです。
カリヨンを象徴にして作曲された「ラ・カンパネッラ」は美しく、多くの音を使います。その為に、正価中で最も難しいピアノ曲として知られています。その名曲をオルゴールへの編曲には、特別なオルゴールのつくりの技術が必要でした。ドラムに植えるピンの数が尋常ではなかったからです。
オルゴールのドラムに植えるピンの数は、普通千本前後ですが、ラ・カンパネラには
2千本近くのピンが必要でした。それが出来るかを心配しました。当時、リュージ社の著名な音楽家で、優れた編曲者は、それを見事にこなしました。2千本近いピンを植えて完成されたのです。
出来上がったラ・カンパネラを聴いて、その音楽の深さに驚きました。単音から始まり、最後のグリッサンド(上昇旋律)の見事な演奏が終わるまで、素晴らしい仕上がりだったのです。世界で当社だけの特注のマドリーナが完成したのです。
美しさは情緒を磨き、音の多さは強さとなり、心とからだの調整には、不可欠のオルゴールとなりました。硬質のハガネをピンで弾くオルゴールは、選ばれた木質の木箱の中で増幅され、音色を変えます。
1年で見違える程の音色に変化させます。硬質のハガネと木質のマッチングは他に例がなく、又年代と共に育ち、限りない美しさととなり、脳を育て、情緒を育み、心を整える宝物の、そして、別格のオルゴールとなりました。
美しく強いひびきは、難しい病気を改善するオルゴール療法には欠かせない名器となりました。マドリーナが鳴り始めるとその場の空気が変わり、一瞬に宇宙の中にいる錯覚を覚えます。宇宙との一体感は得難い経験です。将来このマドリーナの真の値打ちが語り継がれることになりましょう。そして、オルゴールにしか表現出来ない名曲、名器となりましょう。 日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷
「アクセス」
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