熊本県阿蘇市の立野病院でオルゴール療法の取り組み
統合医療学会で何度かお会いしていて、オルゴール療法にご理解されているのかなと思っていました。院長先生の気さくなご性格で、評判は、私の耳にも入っていました。その内、オルゴール療法に取り組まれることを正式に申し込まれました。
オルゴール療法の機材をお送りして、愈々立野病院でオルゴール療法を始められる日に、あの熊本大地震に見舞われたのです。直ぐにお電話を差し上げて安否をお尋ねしました。屈託のない院長先生らしく、「大丈夫ですよ!アハハハ」と先生らしく笑ってお電話に出られたのです。
その翌日、第2波の地震で、病院は壊滅的な打撃を受けられたのです。3年後、同じ場所で新しい建物で、病院を再開されました。どんなにご苦労があったのでしょうか? 明るいご性格からは想像も出来ませんが。
その後オルゴール療法にお伺いして、患者さんや、看護師さんにオルゴール療法の実践と勉強会を開催しました。大きな病院を建てられて、オルゴール療法の実践をするのに、機材を運びこむのに迷うほどでした。 日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷