赤ちゃんとお母さんの健康（25）妊娠と出産のケア 症例（1）産後うつから解放されて

　平成2年の夏産後1ヶ月健診後に38°の高熱が三日間続きそれ以外体がすごくだるくなり眠れなくなりました。本格的な産後うつになり、薬を服用するようになりました。

 

　日中のことでバスで1時間の所に公立の病院があり、朝、昼、晩の精神不安定と睡眠薬を処方していただきました。その病院で鍼に電流を流す針治療も受けました。その時は良いのですが、翌朝になると首や肩のコリがひどくなる状態が続きました。

 

　脳波の検査には異常はありませんでした。半年、治療を続けましたが効果がなく、保健師さんの紹介で別の病院の精神神経科を受診して、別の抗うつ剤と睡眠薬を飲むようになりました。

 

　肩こりと首のこりがひどく鍼と灸をしましたが、取れずじまいでした。整骨院で足裏までの本格的な全身マッサージを受けましたが、効き目はありませんでした。

 

　京都の病院に入院してある種の療法を受けましたが、薬を止めることはできなかったのです。大阪市内の大きな病院に転院し、治療を受けました。市内の漢方の先生に一か月間、薬を出していただきました。しかし薬をやめると元に戻りました。

 

　平成9年に新聞にオルゴール療法のことが掲載されていまして、通うことになりました。オルゴールを聴くのは好きですが、体もだるく、遠方から毎日通うのは大変でした。

 

　2ヶ月が経っていました。午前中に服用していた抗うつ剤が不要になり、午後の抗うつ剤のもやめたいと医師に相談行きましたが、やはり不安でした。元に戻ったらどうしようかとそのことばかり考えました。

 

　オルゴール療法研究所から「勇気を出しましょう」とアドバイスされ、医師の許可を頂いて抗うつ剤を思い切ってやめてみました。不安でしたが、一週間が過ぎて少し楽になりました。

 

　それから1ヶ月が過ぎた時に初めて、お薬を飲まずに眠れるんだと、自信のようなものを感じました。産後うつからやっとを解放されたと思いました。

 

　今は薬を飲まずにぐっすり眠れるようになり、素晴らしい「オルゴール療法」に巡り会えて本当に良かったと思っています。大きなオルゴールを聴くと全身がビリビリと響き、頭の先から足の先まで、全身がゾクゾクとするほどで感動します。体が本調子になってオルゴールを聞くのが今一番の健康法です。40代の女性

 

コメント

　現代は様々なストレスから神経系の中枢である脳幹視床下部の機能が弱まっていると言われています。国民の80%がうつ病の予備軍だそうです。ストレスから交感神経と副交感神経の働きが乱れ、内分泌ホルモンの分泌のコントロールを失い、その結果として症状に頭痛や胃痛が起こり、何もしたくない憂鬱な気分に陥り、悪循環を起こしています。

 

　オルゴール療法は、オルゴールの持つ低・高周波と音楽が生命中枢の脳幹・視床下部のを刺激し、血流を促すことから神経系とホルモン系の分泌を正しくしていく療法です。

 

　さらに美しさを持っていることで、情緒を深めることから心を素直にして、心を落ち着けるなど多様な作用をもたらしています。オルゴールの特性と音楽と響きの美しさの相乗効果から高度のリラクゼーションをもたらします。オルゴールが心身を与える影響は大きく、産後うつやうつ病に優れた効果が期待されています。

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「アクセス」

• 東京駅 日本橋口 徒歩８分,丸の内北口 １２分
• 神田駅 南口から高架線路沿いに８分
• 新日本橋駅 ２番出口から４分