(D) 日本の優れた悩を大切にしましょう!
子どもの悩は国の宝物です。人口が八〇万人となった日本では、益々大切な宝物なのです。一人も欠けない、健康な子供が大切さは、今の時代にひしひしと迫ってきます。胎教から出産、乳幼児から子どもの時代に、更に小学生に、そして高学年に育つ期間に、病気を乗り越えて、二〇歳を迎える迄、ご両親のお世話は並大抵のことではありません。
どんな方向に進めるか?より、とにかく健康であって欲しいと願うのは、おやごさんの切なる願いでしょう。その中で、悩機能が高く、勉強に優れることの希望は、どのおやごさん達の切なる願いなのです。
そして、悩の機能の優れた子に育つことを、どんなにか願いなのですが、9年後には1.99人になることが予測され、益々、確率は下がる一方なのも心配です。
日本の優れた悩を大切にしなければなりません。病気や交通事故で命を亡くすことは極力避けなければなりませんが、その他にも、自ら命を絶つことにも、そして、他からの命を亡くすことにも注意を払わなければなりません。命の大切さの教育を学校教育の中で取り上げなければなりません。家庭でも、友達の間でも、命の大切さを真面目に取り上げなければなりません。親に言えないことも友達に打ち明けることもあります。命の大切さを学校も家庭も協力して、教えることも大切です。 日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷