「子供の頃から身体が弱く風邪ばかりひいていました。大学を卒業するまでは、大した病気もなく過ごしていました。大学を卒業して会社に入社してから仕事上の緊張と上司に小言を言われ続けて半年で鬱を発症しました。
最初は寝てばかりでテレビも見られない状態でまもなく会社も辞めることにしました。母と同じリウマチ性多発筋痛症を発症してリンデロンを1日2錠服用して、ムーンフェイスになり、コレステロール値も上がりました。
30歳になって対人関係のトラブルで鬱が悪化して薬が増えました。傷つくことを言われて耐えられませんでした。午前中はなかなか起きられず、11時頃起きて昼ご飯をたべ、ビールを飲んでまた夕方まで寝る、という状態でした。
薬は2時間おきに1日6回も飲んでいました。生理前、生理後のヒステリーはひどくて『強い薬を飲んで寝ていろ』と言われました。自殺願望もずっとあり、生きているだけで苦しかったのですが、薬で押さえて外出したり、自宅で家庭教師をしたり、テレビを見たり、なるべく好きなことをしていました。
鬱もなんとかコントロール出来るし、リウマチも漢方薬で押さえられるから良くなったなあと思っていた、昨年の夏、蚊取り線香を焚いていたら突然母と同時に異変を感じて化学物質過敏症を発症してしまいました。ピレスロイドという有機リン系農薬が入っていることを教わりました。
化学物質過敏症ご専門の名古屋の先生を紹介され、運動、入浴、発汗、食事などの治療法のご指導をを受けました。スーパーで買っていたキャベツを食べてひっくり返り、それで1週間寝たきりになりました。もうだめだと思いましたが、母と違い、私は他のものに反応せず、徐々に症状も取れてきたのでなんとなく過ごせました。
とにかくどうしたらいいか分からないまま、毎日鬱の症状と家事でフラフラでした。ついに電磁波過敏症まで引き起こしてしまいました。電磁波のことをしり、なるべく家電は避けていました。テレビが見られるまでに回復していたのに、昨年12月に、ある大きな会館の中に入った途端に劇的に悪化してしまい、瀕死の状態で帰宅しました。これに驚き何とかしなければと必死の思いでした。
携帯サイトと叔父の協力であらゆる情報を集めた中にオルゴール療法があったのです。資料を1月に取り寄せましたが、最初は信じることが出来ませんでした。研究所の佐伯さんに電話して説明を受けて、これは効くのかもしれないと思い、オルゴールを取り寄せて、とにかく始めることにしたのです。
オルゴール療法をはじめてから、うつが信じられないほど楽になり、化学物質過敏症の症状も全くありません。リウマチも漢方薬も 要らないほど楽になっています。
半年間、生理が止まっていたのに、まだヒステリーはありますが、ちゃんと来るようになりました。オルゴール療法に出会えて本当に良かったと思っています。 2007年8月14日 30歳代女性 岐阜県 N.N.さん