私がオルゴール療法を始めて1ヶ月ほど経った頃、所長に「ここで働いてみないか、療法のお手伝いをしながらご自分の病気を治さないか」と誘っていただきました。
でもその頃の私はうつ状態で、身支度も自分でできず、お化粧も出来ないため、マスク姿で療法所に毎日通うので精一杯だったために、その状態で、この私が働くなんてとても考えられませんでした。
でも家に帰って両親に話すと喜んでくれたことと、病院のカウンセラーの先生に条件付きで「好きなようにして良い」と言われたことで、決心がつきました。駄目で元々の気持ちで働いてみることにしたのです。
2、3日働いたところで「このオルゴール療法研究所は、きちんとしなければならないと気付き、1年ぶりにマスクを取ってお化粧するようになりました。
所長や他のスタッフさんに明るくなったと褒めていただき、うれしくて励みになりました。働いて2ヶ月ほど経ちましたが、以前では考えられないくらい、調子が良くなり、所長を始め、スタッフのみなさんに、感謝しながら働いています。
あの時、先が見えなかった私に、所長が声をかけてくださらなかったら、多分あのまま、毎日、横になったり、起きたりの生活をしていたかもしれません。
私が病気だったにもかかわらず、所長は「あの時まだ働けると思えなかったけれど、働けるんだと声をかけて、気持ちを前向きにするために声をかけた」と後で聞かされて感謝しました。所長が、働けるようにしてくださり、それが元気になる大きなきっかけになったことに毎日感謝しながら今日も療法に通い、お仕事をしています。 40歳代女性 Yさん