9年前に過食症になり、4年間苦しみました。昨年から外出すると極端に疲れるようになり、帰宅するとしばらく横になります。その内、胸の動悸が激しくなり、外出が出来なくなりました。自転車で近所のスーパーに買い物に出ても、人混みを見ると、胸が苦しくなるのです。いつ動悸が起こるか、不安で毎日を過ごしていました。
心療内科でパニック障害だと判りました。子供にも主人にも申し訳ないと思いながら、この不安と動悸が治るならといろいろな療法に参加しました。オルゴール療法に出会ったのも偶然な出会いでした。療法を初めて1ヶ月経ったときに、動悸がなくなり、調子が凄く良くなったのです。嬉しかったのです。もう大丈夫と思いました。研究所からいろいろと教わり、ゆっくりと深く息をすることが出来るようになりました。動悸が全然、なくなったので、安心感と感謝でいっぱいでした。
ところが、その後に、昔あった過食症が出て、嘔吐を繰りかえすようになりました。せっかくオルゴール療法で良くなっていて感謝していたのに、他の病気を引き起こすのではと、オルゴールではだめなのかと、また不安の毎日が始まりました。療法研究所になかなかお電話をすることが出来ませんでした。もうどうしようもなく なって、思い切って研究所に電話しました。
『オルゴールをどのように聞いていますか?』と訪ねられ、パニック障害がきれいに治ったので効果が良いと思い、耳に直接当てて聞いていますとお応えしたら、『その方法は貴方には強すぎるのです。自律神経が異常になり、前の過食を呼び戻したのでしょう。すぐにオルゴールを気持ちの良い状態で聞くように変更してみて下さい』と指導されました。その通りにしたのです。
あの過食が1日でなくなりました。嘔吐を全くしなくなったのです。驚きました。又あの過食が始まったのかと、不安と恐怖が蘇っていたのがなくなりました。オルゴール療法を今度こそ信じようと思いました。オルゴールに足を向けて寝られません。 2004/2/19 横浜市在住 30歳代の女性