「庭の高石の上で脚がもつれ、1回転して庭石で後頭部を深く切り、救急搬送されました。病院で3針縫合してその日はそのまま帰宅し、その日から毎日2時間ほど、144弁のオルゴール(ラ・カンパネラ)に頭をつけて聞き続けました。
1週間後、抜糸も無事に終えました。何か変だなと思いながら10日ばかり経った頃から、だんだん疲れやすくなり、横になって休む日が多くなってきました。
その頃、毎日主人のホスピス通いが続いていたのと、私に筋肉の病気*があるのでその疲れだと思っていました。
その後の検診で硬膜下血腫が見つかり、1カ月後の再検査の結果で手術日を決めることになりました。
だんだん疲れ方がひどくなり、生あくびがやたらにでて、頭の痛さや気持ちの悪さも加わってきました。主人のホスピスで倒れてしまったこともありました。
ふりかえるとこの検診の一週間前くらいから、毎日午後になると全く動けなくなってしまったので、床においたオルゴールの所へ何とか頭を持って行って、聞くようにしました。
そのうちに頭の横や頭の上にオルゴールを置いて3時間くらい聞き続けると、夕方少しずつ起きられるようになり、少し動ける日もでてきました。夜寝る時も頭の上にオルゴール(144弁カノン)を置いて聞きながら眠っていました。
1カ月後の再検査の結果、脳の位置はズレもなく正常になり、溜まっていた血液は跡形もなく綺麗に消えていたのです。これにはドクターも大変驚いていました。
オルゴールが脳にダイレクトに作用していることを強く実感しました。私の中では本当に「奇跡」だと思いました。
原因不明で全身の筋肉が弱っていく。さまざまな検査をしても、病名がつきませんでした。そして難病の指定もしてもらえないのです。
E.Nさん 60代女性 神奈川県