平成6年に子宮全摘出の手術をしました。2年位してから下り物が全く無くなりました、女性ホルモンの減少によるものでその為いろいろな障害が起こりました。膀胱炎にもなりやすく、膣炎はしきりにというほど度々なりまして調子の悪い時が続いていました。
普段は何とも思っていませんでしたのに、下り物が無いという事はこんなにもいろいろな事が起こるのかと今更感心しました。人間の身体は、少しのものであっても当然あるべきものが無いということは、大変なものなのだと改めて感じた次第です。
平成11年からホルモン補充療法を受けました。医師は卵巣は残してあるので心配は無いと言われるのですがとにかく暫くホルモン療法をしました。しかし体調が思わしくなくホルモン療法は止めたいと思い、漢方に変えようかなと思っていました矢先、今度は別のところにガンが発見されました。ホルモン療法をしていたのでその副作用でガンになったのかも知れないとも言われました。ガンのほうは手術をしまして落ち着いています。
最近他の異常で18年3月末からオルゴール療法を受ける事になりました。少しひどい状態でしたので早く治したいと思いまして集中的に連日通いました。
3ヶ月ほどして下り物が少しずつあるようになりました。今までのむやみに乾燥したような状態からしっとりしてきて気分が落ち着きました。人には言えず一人静かに悩んでいまして膣炎や膀胱炎からも解放されたいと常々思っていましたが、これで落ち着くかと思いますとなにかホッとした気持ちになります。 富岡小夜子さん(仮名) 兵庫県