60歳を超えた頃から尿が出にくいと感じるようになりました。尿意を覚えてトイレに行くのですが、以前のようにしっかりと尿が出にくくなり、夜中に3度も起きて長く便器に座るようになりました。
年を経る毎にひどくなり、残尿感を通り超して、力を入れなければならないようになりました。力を入れて無理に出そうとして痛みを感じるようになってから心配になり、医師に相談したところ前立腺肥大症と言われ『ひどくなれば手術をするように』勧められました。前立腺が大きくなり尿道が圧迫されて尿が出にくくなる病気だと言われ、それ以来、前立腺肥大症や尿道狭窄に関心を持つようになりました。
前立腺肥大症の手術をした友人に尋ねると、『尿管に細い管を入れる為に痛みがひどく、とても耐えられなかった』と教えられ恐怖を覚えました。
毎月のように風邪をひき、こじらせていたのが、オルゴール療法に取り組んでからすっかり風邪をひかなくなった経験から、前立腺肥大症や尿道狭窄に効果があると確信して、お腹の上にオルゴールを置いたり、押しつけたりして聴くようにしました。3ヶ月が過ぎる頃から痛みがなくなり、尿も細々ながら無理なく出るようになりました。6ヶ月を過ぎて、ほとんど不便を感じなくなり、やがて前立腺肥大の症状を忘れるようになりました。
水を沢山飲むようにして、今も朝方2度程トイレに行きますが、残尿感はなく、尿の排泄もそれほど勢いはありませんが、不便を感じることは全くなくなりました。
始めは、夏の季節で身体が温かくなり尿の通りが良くなったのだろうと思い、冬になって身体が冷えると又ぶり返すかもしれないと思いながら、もう4年が過ぎました。手術を怖れた当時を時折思い出しますが、手術をしなくて済んでいるのはオルゴール療法のお陰だと有り難く思っています。
2006年 11月 大阪府 60歳代男性