この方はご家族5人、奥様と小学生五年生と三年生、幼稚園児でマンションのご自宅で、本当に自宅で大丈夫なのか恐怖と不安を乗り越えられました。以下ご本人からの電話でのご報告です。
コロナ感染症のランクは軽傷の一番上の中等症と診断された。重症になる不安から自分の感染重症化による将来の見通しの不安はつよく拭いきれないでいた。
家族への感染の恐怖心は強く、もしも子供に感染したら? 感染が家族に広がる恐怖を感じた。
保健所からの電話対応で、毎日人が代わり次の方に情報が伝わってないいらだちを感じた。保健所がホテル隔離を勧めながら、果たせず、マンションの自宅で療養させられた、もし妻や子供に感染したらの不安がつきまとう。
後遺症が不安で、どんな後遺症で将来に残らないかの不安が頭をよぎる。
自宅内でのすべての行為に消毒がつきまとい、感染がいつまで続くのか不安と恐怖はいつも感じていた。
高熱が下がらないことの不安、オルゴール療法の効果はあるのか? 押し寄せる様々な症状、いつまでも高熱が下がらない、肺が痛い、下痢がひどく、たびたび続く、
つきまとう症状の不安定と気分の不安、家族に感染するおそれとプレッシャーが続く。
コロナ感染症を発症して2日、3日が一番ひどく、心臓がバクバクした。精神的不安のときの動悸、室温が上がると動悸が出て不安定に。
コロナの症状や自殺とか鬱などのニュースがいやで、しかし、良いニュースもだめだった。
ユウチューブは一つだけ見られた。活字がだめ、本が読めなかった。
持っていた72弁のオルゴールは1日中聞いていた。胸の上で聞くと落ち着いた。オルゴールは手放せなかった。
しかし、ゼンマイを捲くのがつらく、一番ひどいときは捲く気力もない、72弁のローズは捲けたが、144弁のオルゴールのゼンマイが重く捲けなかった。144弁の効果は、72弁より良かった、しかし、症状がひどい時は、ゼンマイが重く捲けなかった。
肺の機能が落ちて、肺が苦しく、重症化のコースを感じ不安が増した。そして、何をしても精神的に落ち込んだ。治っても後遺症はないと思いたかった。
隔離といっても自宅マンションであり、妻や子供の顔をドアの隙間から見られたときは嬉しかった。
妻の実家や友人からの差し入れや、保険所から豪華な食材の差し入れや、母親から144弁のオルゴール届いたこと、オルゴール療法所から毎日のように電話での指導がありがたかった。
自宅隔離ながら携帯電話が使えたこと、家族への感染の不安はあるが同じところにいることは有り難かった。
いくら感染経路を探しても思い当たらない。家族も職場も感染がない中で、どこで感染したかがどう考えてもわからない。
何故自分がコロナ感染に選ばれたか悔しさと腹立たしさの複雑な思いが去来して眠れない高熱の中で朦朧とした。
やがて、摂取カロリーは取れていたのに、体重は六キロもへった。筋肉が落ちた。コロナが筋肉を奪っているのか?
平熱に戻り、下痢もなくなり、胸の痛みもなく、息が楽になった。72時間が過ぎて、保健所から出社の許しがでてやっと解放されたかと嬉しかった。心配した家族への感染も鳴く助かった。
感染から解消後の電車に恐怖心を感じた。乗り物の閉塞感がひどく、電車は外に出られない逃げられないという恐怖にとらわれた。乗車時間が長いのが一番いやだったのは、停車した電車がいつ動くか、外に出られなかったらどうしようという不安があった。
身体の調子が少し良くなり、六キロ減った体重も戻り、筋肉が戻り筋力が前のようになりつつある。2週間の闘いと家族、友人の助けを感謝している。会社に戻れてほんとに良かった。