さまざまの音響療法の中で理想のオルゴール療法 (一)

 シンギングリン、チベタンベル、チベタンボウル、つり鐘、シンギングボール、などの療法が沢山、目に留まるようになりました。大いに良いことですが、気を付けて頂きたいのは、一つの器の音では周波数は一つしか出ないということなのです。
 
  音叉もまた1器1周波数で、自然界の豊富な周波数がないのですから、しかも倍音がない為に検査には適していますが、療法・健康法の効果を期待することは無理だと思われます。ハンドベルや、クワイアチャイムは、その振動が長引く為に心の癒しには良いと思われます。
 
  地球上のすべての動植物の生体の調整と改善には、自然界のひびきが必要です。その為には、現在の一つしか出ない音の療法は、脳の中枢部による脳からの改善、健康法としての役目を果たせないのではないでしょうか? 
 
 自然界にある複数の、数えられない程の音と、0.01~何十万あるのか未だ判明しない周波数の”ひびき”、それが私たちの脳の中枢部他に必要なのです。
 
  地球上の自然界に生育している全ての動•植物は、私たち人間を含めて、自然界にある豊富な高•低周波が脳の生命中枢を調整していることが判明した今、豊富な”ひびき”が生命を支えるのに必要であることが判ってきたのです。
 
 さまざまの音が音楽の枠を超え、”ひびき”が私たち人間の常識を超えて存在しているのです。そして、健康を取り戻す効果は、どうしても、自然界に即したものが基準でなければならないと思います。
 
  例えば、チベットの僧が山で、様々の病気を治しているのは、自然倍音の豊富な山中の、木と石のやしろで、ドラや、太鼓や、鐘に、更に読経なのです。
 
 それらが一体となり、ひびきは混然と重なりあって、人々の脳に良い影響を与え心とからだの本来を取り戻していると思われます。ベルだけを取り上げるのは、何か足りないのではないでしょうか?
 
  ドイツで、日本の琴を裏返しにして琴の音を出す療法をしています。気持ちが良いと施療者が言いますが、弦のひびきでは周波数が少なく、あまり効果が期待出来ないのではないかと思います。
 
 ピアノやギターやマンドリンやチェンバロなどの弦楽器は、高周波が不足であることが測定の結果判明しました。それなりの音楽療法は出来るとは思いますが。
 
 ただ、バイオリンやチェロのように弦を弾くと九万㌹となり、蓄音機と同じ周波数があることが判りました。しかし、自然界の二十万㌹から四十万㌹には遠く及ばないのです。
  周波数だけではなく、楽器やほとんどの音響機器は、その”ひびき”を長時間、心とからだに取り込まなくてはなりません。それは、地球上の生物が、長く“ひびき”の存在と効用に気が付かなかったからなのですが、自然界にいると同じように、“ひびき”の長時間の自動演奏が必要ではないでしょうか。
 
  現代の療法に利用されている音の創造物の多くが、手動であることは、その機器を動かせない病状の方や、力不足の方、忙しく時間のない方や乳幼児の為には、長時間演奏が難しく、その方の環境悪化に負けて、病状悪化から脱することが難しくなるからなのです。
 
  そのご負担は、病状改善を遅らせることになり、途中であきらめてしまう結果になりかねません。せっかく良い療法が見つかったと勧められた方にも期待を裏切るような、残念な結果となりましょう。
 
  現代の“ひびき”の環境は、東京都で二千から四千ヘルツと出ました。理想的なそれと比較すると、百分の一とも、それ以上とも取れる数値です。環境悪化は“ひびき”の世界にもあり、疾患の多さにも影響しているのです。世界が“ひびき”で健康を取り戻す時代が早く来て欲しいのです。   日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷
 
 【問】「最近、YouTube などでソルフェジオ周波数やシンギングボウルなどの瞑想音楽をヘッドホンを介して聴きながら瞑想をしてるのですが 、生の音ではないので、正直「意味あるのかな?」と思ってしまうのですが? 効果はあるのでしょうか?  科学的な見解、または実験結果などを踏まえて教えて下さるとありがたいです」
 
【答】瞑想も療法も健康法も生体にとって、基本的には、お察しのように、自然界の生の”ひびき”が必要ですよね、特に脳の血流を回復するには、高周波の音楽であることは、旧文部省の大橋力(おおはしつとむ)先生が第4回国際神経学会で発表されました。
  大橋理論と測定によると、二〇㌹〜二万㌹を超える超低周波から超高周波の自然界のひびきが必要ということなるのです。
 
 スピーカーもヘッドホンも可聴域の二〇㌹〜二万㌹が限界の音の再生器ですから、生命中枢の脳幹、視床下部に届く”ひびき”とはならないのです。例えば、9万ヘルツの蓄音機の音を拡声する為に、スピーカーを使用すると、スピーカーの特性、20Hzから2万ヘルツまでの音になってしまうのです。最高で4万ヘルツ迄に広がっていますが、それが限界でしょう。
 
 オルゴール療法研究所では3.75㌹から20万㌹を実測しました。500万㌹までの測定可能のFFT アナライザーと、特注のマイクを製作して日本オルゴール療法研究所東京本部で測定しました。
 
  音が出れば良いという考えは、その用途にもよりますが、少なくとも療法に使用されるには、”ひびき”を選ばなければならないでしょう。
 
  療法・健康法を”ひびき”に求められるのは、自然界の超低周波から超高周波までの”ひびき”を持っていること。そして、その”ひびき”を持続させることが必要です。

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「注」ひびきの療法が全ての症状を改善するものではありません。

自然界の“ひびき”によるオルゴール療法は、脳がコントロールするために心も身体も全身の不調を複数、同時に解くものです。そして、難病を初め、5千名の方の、病状が改善されてきました。その中で、耳鳴りや難聴、関節リウマチやジストニア、橋本病などさまざまの症状を200種を超えています。しかし未だオルゴール療法が触れていない病気も多く、それらを全てに渡って改善する臨床例をもっておりません。脳の自然治癒力が多くの病状を改善する原理は多くの改善症例からみて正しく、確かに手応えを感じて、おすすめしてきましたが、病状の改善に多くの可能性はもっているものの、すべての病状を解くと言い切るには、未だ次期早尚だと考えています。希望を持って取り組まれることを、お勧めしますが、確実性は今の段階で保証できない状況をご理解ください。