双子の赤ちゃんが、大きなオルゴールの共鳴箱の中で両手、両足を猛烈に動かしている写真をずっと前に、お母さんから送ってもらっていました。
「寝る子は育つ」はある面では、正しいですが、実は同じくらい大切なことは、脳の機能が育つこと、そして同じように大切なことは、動く赤ちゃんです。運動機能と神経機能が育つことを、未だ歩けない乳児は、仰向けに寝ていて、手足を猛烈に動かすことをはじめて、その大切さを私たちに教えています。
手足を始め、からだを動かすことで、筋肉と神経他の身体機能の発育を促進していることが覗えます。猛烈に動かすことを本能的に始めていることが、写真がおしえています。眠り過ぎている子を見て、これで育っているから、いいんだということではないのです。大切な機能発育が忘れられています。
勿論、眠るのには、大切な役目があります。全身の細胞に血液を送り、栄養と酸素をとけています。
現在、14才から大人の世界でも、お仕事で座り続けている方たちは、意識して動くことが求められています。動かない仕事や環境の、その為に、短命になる研究結果が発表されています。運動筋肉と神経の機能は、発育にも、健康維持にも大切なのです。
オルゴールの周波数の豊富な“ひびき”と美しい音楽と、リズム感覚は、赤ちゃんの発育にとって大切です。発育には、欠かすことが出来ないのです。この意味から寝る子は育つ、眠ってばかりいる子は、気をつけてあげなくてはならないのです。
静かな赤ちゃんは、お母さんに取っては手が掛からない良い子として扱われることが多いですが、オルゴールとゆりかごで“ひびき”を共鳴させることで、発育をむしろ促進させる必要がありましょう。
寝たきりの病気の方にも、オルゴールの“ひびき”を心臓と肺に提供して、生体の運動感覚と神経感覚と自律神経の機能を回復する必要がありましょう。
最近、老人ホームに幼児園や子ども園を併設する試みが行われていますが、この例も衰退する運動、神経他の機能を子どもの元気さを共有して共に生きる試みでしょう。
この乳幼児の発育する時機をオルゴールの“ひびき”で補う、“ひびき”が百分の一になっている現代の環境に、率先して提供する必要をオルゴール療法は早くから発信していますが、この度のカンガルーのオルゴールゆりかごが、大切な乳幼児の発育にお役にたつことが期待されましょう。