本講の予防医学も最終回を迎えました。遠いアメリカのライナスポーリング記念財団から、当オルゴール療法に、「予防医学に期待する」という意味の賞を頂きました。ポーリング記念財団の現理事長のリンダさんが、わざわざ、東京と大阪をご訪問されて、いろいろとお話しやら、東京では、記念集会を開いてして懇親会を開いて主席なさいました。
そして、励ましの言葉も頂きました。父の最後の仕事がこれからは「予防医学だ」というこただったと捉えています。そのことは、又、世界は、決定的な予防医学が見つけられていないということであると理解したのです。
それは、京大出身で米国NIHの特任教授が、「日本でこの“ひびき”のオルゴール療法を発見したことは、あり得ないこと」だと言われたことが思いだされます。
これからは、病気を治すことより、病気を引き起こさないこと、それが予防医学と、つき詰めればそういうことになるのだと思います。
多くの病気を「モグラ叩き」の如くに治すより、予防できれば、それに、越したことはないと、ライナスポーリング博士は、亡くなる前に、その研究部門を立ち上げられたのでしょう。ポーリング博士がご存命の時にお会いしたかったです。オルゴール療法の理解が一向にすすまない現状をみて、そう思います。