ミニオルゴール博物館(八)東京日本橋本石町オルゴールサロン・ルヴィーブル
オルゴールのいろいろ(五)
1)王宮の舞踏会:ライトが入ると大舞踏会が始まります。1780年代の衣装で着飾った宮廷の大舞踏会です。大豆のお顔に彩色をされ、144弁のオルゴールは、音楽を奏でながら器用にダンスをします。持ち上げられ降り立つトウの角度で自分で回転を起こし、合わせ鏡で大舞踏会が始まります。
2)セリネッテ:歌う鳥の手回しオルガンです。10本の笛を使い、まるで本ものの鳥が鳴いてるように聞こえます。いつの時代も鳥の鳴き声は憩いに、珍重されています。手回しですから自由に鳥の歌声をつくれます。
3)モーツァルトのピアノ:モーツァルトが弾いた白健と黒鍵が現代と違うさかさまのキーボードのビアノです。モーツァルト生家の博物館にあるのと同じもののミニチュアです。リユージ社の社長ギド・リュージは、モーツァルトの曲をオルゴールにして、オルゴールをつくり自慢にしていました。
4)大切なオモチャのオルゴールたちです。美しい生の音のオモチャが少なくなりました。デジタル音になって脳が育たなくなっています。美しい生の音のおもちゃを与えましょう。プレゼントしましょう。
5)そして、特注の特注のスイスの72弁、144弁のオルゴールを聴いて見ましょう。“ひびき”の美しさを堪能しましょう。さらに、日本電産サンキョーの当店特注の「オルゴールを試聴してみましょう。国産のオルゴールがここまで美しくなっているのを実感してください。そして、音の空間設計と選ばれた木の材質で作られた共鳴箱の威力を感じましょう。
6)144弁のクラシックオルゴールの演奏が始まり、ダンスを踊ります。フランスの有名なお人形つくりの五十年前の作品です。大豆を顔に一千八百年代の王宮の衣装で舞踏会です。足をフロアに着けるとその足の角度で、踊ります。三組のダンスがそれぞれに、自分で回転して優雅にダンスをします。