ミニオルゴール博物館・東京(七)オルゴールサロンルヴィーブル
オルゴールのいろいろ(3)
- エルム:雅子妃殿下から愛子様にプレゼントされたオルゴールです。美しい宝石箱そのままに作られたオルゴールです。オルゴールを日本に紹介を始めた頃のオルゴールです。デコパージュの専門家が感心する程の出来映えです。
2.ボアセレステ:当時の王侯貴族たちが天上の音楽と珍重しました。リードの音とオルゴールの音が良くマッチして不思議な音を作っています。オルゴールから笛の音が聞こえて驚かれます。
3.年代入りのコレクション用のオルゴールのリュージ社当オルゴールサロン・ルヴィーブルが1975年~2011年(昨年)まで作り続けたオルゴールベルです。毎年ベルの色、絵、曲を変えて、年版を入れて作られました。当時、当店は7百名のベルコレクターに毎年配布した為に、絵柄と色と曲を佐伯吉捷に任され、作曲家小川正先生に曲を
選んで頂きました。
4.ピエロエクリバン:机に向かうピエロはランプの下で一心に羽根ペン(鵞ペン)を走らせています。ペンを持つ手が手首から動き、お顔がそれを追い、顔を傾けます。やがてピエロは眠りに落ちます。ランプの炎が消えると暗闇に姿を消します。ハッと気が付いて左手で炎をかきあげると暗闇に真っ白いピエロが浮き上がります。美しくも幻想的なピエロに感動のため息がもれます。
5.王宮の舞踏会:ライトが入ると大舞踏会が始まります。1780年代の衣装で着飾った宮廷の大舞踏会です。大豆のお顔に彩色をされ、144弁のオルゴールは、音楽を奏でながら器用にダンスをします。持ち上げられ降り立つトウの角度で自分で回転を起こし、合わせ鏡で大舞踏会が始まります