オルゴール療法の体験施設・石川県白山市“ひびき”とハーブの里“ミントレイノ”
体がバターのようにとろける
古来より霊峰として崇められ日本三霊山の一つに使用される白山(石川県白山市)その山麓にオルゴール療法を体験できる施設ハーブの里響きの森ミントレイノに行ってきました。
ここには癒しの全てがありました。白山を水源とする清流手取川のおいしい水。奥深い山々からの新鮮な空気。地元産の滋養豊かな食物。そしていのちに欠かすことのできない自然の響きです。そう語るのは、日本オルゴール療法研究所の佐伯吉捷所長です。
周辺を見渡すと、どこまでも続く、山、山、山、眼下には多種多様のハーブが咲き誇り、傍には小川が流れ、さながらスイスにでも訪れた気分…。目をつぶり耳をすませば、川のせせらぎや鳥のさえずり、虫の音、木や葉っぱのざわめきが聴こえてきます。
夜になると、晴れた日なら天の川がまたは月明かりが心を照らしてくれるんです。体を芯から脳を奥底から癒してくれる、大自然に恵まれたこの地にオルゴール療法を受けられる施設を高田悦子さんは作りました。
ここミントレイノは元々、健康施設でハーブの里としてにぎわいました。高田悦子さんは白山市から委託を受けて、新たにオルゴール療法を行う癒しの施設として再生することになったそうです。
施設内にはオルゴール療法用のベッドが8台が常設しており、希望する人は、誰でもグループ療法や個別療法が受けられます。初めての人やオルゴール療法に興味があるという人には体験セラピーも用意されています。
実際に体験を受けた人の声を聞いてみると「体がバターのようにとろけそうになった」「冷たかった手足がポカポカと温かくなった」と大好評だそうです。
「大自然に囲まれながらベッドに横になり、オルゴールの美しい響きを体に入れることで、より一層の癒し効果が期待できます」とお母様の認知症を劇的に改善して、オルゴール療法の施設をオープンした高田悦子さん。
ミントレイノではオルゴールコンサートが定期的に開催され、アンティークのオルゴールやストリートオルガンが約1時間にわたって実演されます。音楽療法には興味がないという人でも気軽にオルゴールの響きを楽しむことができます。
その他ショップやカフェなども併設しており、地元の野菜をふんだんに使った料理や、ハーブティー、手作りのケーキなどが供され、訪れる人の胃袋を満足させてくれます。
霊峰白山に見守れながらオルゴールの奏でる荘厳な響きに身を委ねてみてはいかがでしょうか。心も身体も緩み全身が癒されていくのを体感できること間違いなしです。 健康雑誌 「安心」編集部