オルゴール療法の始まり(7)関西鍼灸短期大学の鉛の閉室で脳波の測定
視床痛の激痛から解放された方のご紹介で、関西鍼灸短期大学の脳波測定が実現しました。あらゆる電波を通さない鉛で覆われた閉室を初めて見ました。小さな部屋でしたが、脳波の測定に必要なお部屋に、健常者と視床痛の方と、脳波の測定が行われました。
私の次女は、声楽を勉強していましたので、この測定に参加しました。美しいオルゴール曲がかかるとα波の現出を見て、測定されました。一方、視床痛の方の脳波は気持ちの良い時に出るα波が初めは、測定されなかったのですが、測定が終わる間際にアルファ波が増えたことに、私たちは驚きました。
オルゴールが脳の正常でない方に、強く脳に働きかけて、α波の現出を見た事は、オルゴールの美しい音色と豊富な周波数の為に影響されたのだと理解して、測定グラフは、大きな収穫となりました。
脳波の測定で、脳のリラックス状態を測定できた事は大きな収穫となりました。オルゴール療法が科学的な一つの分野で立証されることになったからです。オルゴールを聴くと、気持ちが良い、リラックスできた、という感覚的な実証も大切ですが、科学的な立証も又大きな説得力を持つために必要です。