
“ひびき”による脳からのオルゴール療法
横浜支部のオルゴール療法の「セラピールーム」
横浜の元町商店街にオルゴール療法横浜支部を新設する為に、元町商店街をあるきました。目に留まったのは、元町商店街に建築中の建物を見つけました。直ぐにオーナーのマンションを尋ねて、お願いしました。
3階のお部屋は、未だコンクリートの打ちっぱなしの部屋でした。ディスクオルゴールのスワンを持ち込んでコンクリートの上で鳴らしたのです。それは轟音に近い、美しい音とは、ほど遠い、音でした。
後に、床張りや、壁板の張りや、天井が張られて、見違える程の音色になったのです。木材の音の効果を改めて感じました。デザイナーのご意見で正面にカーテンが優雅に張られて、セラピールームが完成しました。
打ちっぱなしのコンクリートと全く違って、オルゴールは美しい音色を鳴りひびかせました。満足でした。エレベータを降りて、初めの部屋は沢山のオルゴールが並び、ひと部屋をセラピールームに、そして小さなお部屋は事務室に使われました。
元町の表通りの向かいから、カリヨンが時間毎に流れ、その音を避ける為に、通りに面した窓には分厚いカーテンが張られました。後にベッドが入り、セラピールームとして整いました。商店街から、はじめてのスイスオルゴールのお店をみて、「こんなおみせが欲しかった」と云われました。テレビに出演し、商店街の人気投票で4位にえらばれたのです。 日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷