早いほど良い幼児期の情緒教育
これからの「乳児身体発育」に有効な脳の発育を加える必要がありましょう。ひびきによる発育促進は胎児の受胎、胎育、出産、そして3~4歳までに、脳からの心と体の養育促進が取り入れられることが大切です。
ご存知の通りカンガルーは、胎児の不足の成長を補う必要性からお腹の袋に胎児を入れて育てます。 世界的な宇宙物理学の佐治晴夫先生は、「人類が四つ足の時代には、胎児は15ヶ月お腹に持ちました。後に、地球規模の水害により、二足歩行になった結果、骨盤を狭めて、陣痛が始まり、10ヶ月の未熟児で生まなければならなくなった」と言われています。
また、佐治晴夫先生は出産時の陣痛が極端に少なかった例をご覧になり、「オルゴール療法で痛みがない例が出たのなら、それは理想的な自然
分娩のあかしでしょう。素晴らしい!」と驚かれたのです。
スキャモンの発育曲線に見られるように、20歳を発育の100%とした場合、ほぼ4歳までに80%が発育していることがわかります。
全神経、ホルモン、代謝、体温調節、飲食の全ての機能が育つことが、3歳までのこの成長期に大切です。「3歳では遅すぎる」産まれてからでは、遅いのです。受胎のときから、結婚時からと、さかのぼれば切りがありませんが、その時々に大切なのです。今から始めましょう。
脳の発育から全神経、ホルモン、代謝機能他の育成で、自律神経、運動神経等の体制神経、感覚神経、の生育をはじめ、多くの生体機能の発育を期待しましょう。その上に、情緒の器、更にスポーツや、ダンスの神経や筋肉など、一段上の機能育成が必要です。胎教から3歳までに、そして、14歳までの養育に“ひびき”が必要です。その期間が過ぎても、できるだけはやく、神経、筋肉、とりわけ、美しさの情緒の器つくりは、成長期の20歳までに最も重要です。
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