
最も厳かな胎児が赤ちゃんになる誕生です。
オルゴール療法を知っていくなかで、とても興味をもったのは、マタニティーの為のオルゴールセラピーでした。近年、晩婚化の傾向にある日本では注目するところではないでしょうか。
実際、私自身出産をするにあたって、いいものがあれば試したいという気持ちでいっぱいでした。情報社会の中で、インターネットや先輩のお母さん方、また病院から出産に関する情報はどこからともなく舞い込んでくるのですが、それは母体、胎児に良い飲み物、食べ物、マタニティヨガや、出産が楽になるという音楽CDや呼吸法のCDなどといったものでした。
それがどこまで真実であったり、良い影響を与えるかは定かではありませんでした。私の経験談ですが、妊娠期はつわりがひどく逆子になったり、切迫早産で入院したりと出産を終えるまで、幸福感を感じながらも、傍らで苦痛に満ちたものでした。また産後は足が象のようにむくみ靴が履けなくなったので、常にサンダルを履いて行動しておりました。
無事に出産を終えましたが、初産ということもあり赤ちゃんを前にとても神経質になっていましたので、気持ちのアップダウンが激しく、落ち着くまでにとても時間がかかりました。
もし、オルゴールを知っていればすぐに取り入れたことでしょう。母体、胎児だけでなく産後のお母さんたちの癒しにどれだけなるでしょうか。癒しではなく、根本的な脳の回復によってダメージを受けた身体が、どれほど元気になっていくことでしょうか。
そして出産の辛い痛み、気持ちから解放され、素敵な音色と共に愛に満ちた心で持って赤ちゃんに接することができるでしょう。赤ちゃんもその愛を一心に受け安心し、愛くるしい笑顔で返してくれますので、お母さんもまた頑張ろうという気持ちになるでしょうし、本当に良いサイクルが生まれていくのではないかと思います。 (スタッフ 宮元)