無感動なデジタルの時代です。家族で美しい生の音楽で情緒教育を!
感動のないデジタルの音の世界がやって来ました。デジタル音のスマホで会話をします。自然界の恩恵を少なくしています。テレビを見て育ちます。クラシックコンサートはテレビからやって来ます。
音楽が芸術の中で最高と言われながら、音楽はテレビの中からやってきます。幼児はテレビで育ちます。若い夫婦はスマホを観て、知識を得、友人と会話をします。親からスマホを買って貰えない子はのけ者にされます。
その時代を通り越して、全員がスマホのとりこになり、意味不明の会話が反乱しています。親がいくらたしなめてもこの流れは変わらないでしょう。
失ったものは沢山有る中で、美しいと感じる力です。生の美しい音楽です。これは取り返しがつかないのです。日本は情緒の器造りを失いました。美しいと感じる時のみ情緒が深まる、その情緒の器を失いました。
おもちゃ店がなくなり、オルゴールのお店が極端に減りました。デパートの売り場からオルゴールがなくなりました。もっとオルゴールを、オルゴールの音と”ひびき”を広げなければなりません。大切なものをなくして、時代は進みますが、この異常な世界を許してはなりません。日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷