子どもの自殺が2年続いて5百人を越えました!
~ 命の尊さ ~
子どもの自殺が2年続いて、5百人を超えたことをニュースが伝えました。何か心の空洞を触られたようなショックを受けました。尊い命と教わり、自殺の心境は知る由もありませんが、親御さんのショックは、お心は如何ばかりかと思い、ご本人の気持ちはどのようなものか?と思いを馳せます。
私も子供の頃に、死にたいと思ったことは、よく感じたと思い起こしますが、瞬間のことで、深く思い煩う程のこともない、極軽い症状を感じた程度でしたから、ほんとにその境遇になった子どもさんの心を知る由もありませんので、軽々しく触れることは避けなければなりません。
もっと、親身な友達はいなかったのか? それ以上の境遇にあったのかと思うと居たたまれません。時代の違う境遇もありましょう。ご自宅の事情もありましょう。友人関係もあるでしょう。どこかで、理解して頂くことはなかったのか?そのくらいしか考えが至りませんが、痛ましいことですね。
日ごろから、子供たちの身の回りに気を付けていなければなりませんが、さまざまの事情がそれを妨げて、親御さんに伝わらないのです。他人に言えない、勇気が出ない、話すとよけいに怖い!話せない事情がある、後が怖い、など、様々の事情がありましょう。
麻薬やくすりの害や、それを巧妙に持ち込む、組織の横行には、関係の方々に対して大きな負担を伴っています。正義感も、暴力の前には非力です。
強い正義感が一番、家族を含め友人の輪を広げることは二番、弱みを握られないことは三番、夜の危険な処には近付かないは四番、繁華街に誘われても毅然と断る、 環境が私たちの世界とは格段に違う時代です。軽々に言えませんが、最後はご本人の正義感です。強い正義感を育てましょう!様々の理由の自殺があるでしょう。自殺を減らす。本人の強い正義感を育てる、愛と思いやりをそして命の尊さを育てましょう。 日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷