「両親の家にいた時、ソファーに、もたれかかっていた母が、突然『痛~い』と言って、バタンとのけぞるようにひっくり返り、のたうちまわりはじめたのです。『こむらがえりがおきたの』と言いました。
私は近くにあったセラピーボックスを引っ張って来て、母の足がすっぽり入れて、オルゴールを入れ、その上に母のふくらはぎをのせてオルゴールを鳴らしました。
オルゴールを頭に直に当てたものか?足に直接くっつけたほうがいいか?迷いましたが、とっさに足を入れることにして足の方からセラピーボックスを引き寄せて入れました。
しばらく痛い痛いと言って体を反らせていた母が不思議なことに3分もしないうちに、激痛がおさまったのです。あとから聞くと、あんな痛いこむらがえりは初めてだということでした。痛みが激しく気分が悪くなり、はきそうな程だったそうです。
最近は、足が悪いせいで、あまり歩かなくなっているので、足の筋肉も落ち、ふくらはぎの血流も悪いのでしょうか。痛い間、血液が心臓に戻らなかったせいなのでしょうか?、気分が悪くなったと言いいました。
この経験から母には、オルゴールはねじをいつも巻いておき、近くに置いて、いざという時にスイッチを入れたらすぐに聴けるようしておいてね、と頼みました。今回は私がそばにいて良かったです。
母はここまで見事に良くなったことに感動していました。その後よくセラピーボックスに入るようになり、この前も母を訪ねた時にもセラピーボックスに頭を入れて聞いているところでした。
追記: 母は、最近神戸に住んでいる従姉と電話する機会があり、従姉は最近体の節々が痛いことを知りました。母は、自分のこむら返りがオルゴールで見事によくなった体験談を話したそうです。
そして、オルゴールを一度聴きにくるように、また、セラピーボックスというのもあるから、そのボックスの中に頭を入れて寝たら気持ちいいよと強く勧めたそうです。母は「自分が体験して感動したものは、人に伝えたくなるね」と言ってました。体験は尊いと思いました。 M.M.さん