100歳になった父方の祖母の終末期看取りケアと余命宣告

昨年の11月に100歳になった父方の祖母の終末期看取りケアのご報告です。

 

 祖母は平成18年に脳梗塞を患い入院。重度の左半身麻痺となり、お話しが出来なくなりました。

食事は口からの摂取が困難となり、鼻腔からの栄養摂取となりました。

 退院後は町内にある特別養護老人ホームに入所し、ほとんど寝たきり状態でしたが、施設では寝かせきりにせず、食事の時間は他の利用者の方と同じホールにリクライニング式車いすに移してくださいました。

 排泄も紙おむつは使用せず、下着に尿取りパットを使用し、タイミングを見てポータブルトイレに座らせていただいての排便を行っておりました。

 気候が良いと散歩に連れだしてくださるなど、手厚い介護で、この6年間は脳梗塞の再発もせず、肺炎を起こしてもすぐに治り、穏やかに過ごしてまいりました。

 

6月8日午後施設のドクターの往診時に、鼻腔チューブを交換、採血する。

 

6月9日午前呼吸困難になったと連絡あり、酸素マスクに5リットル流して、今日一日持つかどうかの呼吸状態に見えました。

ドクターは「この人は、と思う方へ連絡を早めにするように」と言われましたが、血圧30台、検温36度台に安定、18時過ぎには、呼吸状態はより落ち着いた状態でした。

 

6月10日朝、バイタルは安定しているので栄養剤とホルモン剤の点滴。朝からローズを祖母の枕元にくっつけて“カノン”を鳴らしました。

16時過ぎ状態が悪化、翌朝にかけ一度無呼吸状態、2度の顔面痙攣がありましたが、バイタルは安定。

 

6月11日弱った状態、 再び、カノンを鳴らし始める。バイタルチェック、血圧130検温36度台。

12時症状がエビス顔のように穏やかで笑ったている様子、施設のスタッフの会話に目をパチパチさせていました。

12時半に10秒ほど無呼吸状態に、その後息を吹く1回4呼吸が整う面の反射反応なし血圧120対応36度と安定。

14時30分目の反射は回復、痛みの感覚も良好、口を動かし、今にも喋り出しそう、一同目を見張る。「本当は看取りケアの説明をするつもりだったが、この回復ぶりはどうしたことか?もう少し治療をさせてほしい」とドクター。余命宣告をせず。

16時点滴、 家に帰る。携帯電話を忘れて病室に戻ったとき、酸素マスクが外れており口から泡を出し顔面蒼白状態、点滴も落ちていた。バイタルチェック血圧110、体温36度、酸素が入り出すとSP酸素90台まで回復。急ぎローズとアンボイナを取りに帰る。

今晩は付き添いが必要と思い、ドクターの許可を得て”ローズ”を鳴らす。オルゴール療法研究所が定休日だったので、埼玉のオルゴールセラピスト高橋さんにアドバイスを仰ぎ「カノンはそのまま、アンボイナは膝下に入れてあげると良い、消灯後はオルゴールをタオルで巻いて音量を調節すれば良い、表情が優しくなりますよ」と言われた。

祖母の笑顔と優しい表情を見て、やっぱりオルゴールは効いていると思いました。
18時30分叔父が面会に、残念ながらアンボイナがかけられなかった。しかしカノンを鳴らし続けました。

19時呼吸はしづらい状況、口から白い泡が出ている。血圧計エラー。

19時40分手分けして呼び寄せた父と祖母が到着すると、徐々に呼吸も穏やかになり、2度ほど大きな力を吸い込んだ後、安心するかのようにそのまま息をひきとりました。

 

穏やかな最期を迎えることができて、安堵感と有難うという感謝の気持ちが静かに広がり、オルゴールの音色とひびきがその場の皆を柔らかく包み込んで和ませてくれていました。

100歳の祖母が最後に見せてくれた生命力、生きる力強さはローズのカノンが後押ししてくれたと思っています。

私のもとにやってきてくれたローズに愛着を感じました。「おばあちゃんお疲れ様」施設の皆様、埼玉の高橋さん本当にありがとうございました。

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「注」ひびきの療法が全ての症状を改善するものではありません。

自然界の“ひびき”によるオルゴール療法は、脳がコントロールするために心も身体も全身の不調を複数、同時に解くものです。そして、難病を初め、5千名の方の、病状が改善されてきました。その中で、耳鳴りや難聴、関節リウマチやジストニア、橋本病などさまざまの症状を200種を超えています。しかし未だオルゴール療法が触れていない病気も多く、それらを全てに渡って改善する臨床例をもっておりません。脳の自然治癒力が多くの病状を改善する原理は多くの改善症例からみて正しく、確かに手応えを感じて、おすすめしてきましたが、病状の改善に多くの可能性はもっているものの、すべての病状を解くと言い切るには、未だ次期早尚だと考えています。希望を持って取り組まれることを、お勧めしますが、確実性は今の段階で保証できない状況をご理解ください。