「2002年の5月頃から仕事からのストレスがたまっていると感じていました。少し体重が増え胃の周りに余分の脂肪がついたなと感じ初めていた頃でした. ある日朝の布団の中で、突然、胸が苦しくなり、しばらく息を詰めて我慢しました。その後何ともないので、ほっておいたのです。しばらくして、この胸の苦しさが 頻繁にやって来て、目の奥が針を刺したように傷み始めたのです。
これはただ事でないとあわてました。国立循環器病センターで狭心症と診断され、薬にニトログリセリンを頂戴した時は、心中穏やかでは有りませんでした。自分がニトロを常備して持ち歩くことなど想像もしませんでした。いつ発作で倒れるか分からない程の病気だとは思いたくなかったのです。
以前から知っていたオルゴール療法に毎日通う日が続きました。病院では、様々の検査を受けました。自宅では血圧を計る毎日でした。苦しくなると人知れず、ニトロを舐めて、苦しさを凌ぎました。
オルゴール療法は、大層気持ちの良いものでした。初めオルゴールで狭心症が治るとは思いませんでしたが、ストレスを取るには最適と思ったので、自宅でも努めて聞きました。一ヶ月も経たない中に、いつの間にか、狭心症の発作がなくなっていました。不思議なほど安定しています。ニトロは1年も財布の中で眠ったままです。
Y.S. 60歳代の男性