三月も前に、足を椅子にしたたかに打ち付けて爪が剥がれたのか、浮いた状態になりました。皮膚科の先生は「何もしなくてもいい、日が経てば正常になる」と薬も出さずテープを極普通に巻いただけでした。薬を買わず、自然に治るの待つ赤ひげ先生か?と思いました。
毎日の爪の変化を見て驚きました。爪が伸びて入れ替わる、生え変わるのではなく、爪はそのままの状態でどんどん変化しています。爪が新しくなって生え変わると信じていたのにそうではありませんでした。
爪は今のままで、新しくなっているのです。爪先を詰め切りで切らないままで、上手く言えませんが、普通は、爪が伸びて、新しくなるのにと不思議でした。
研究所の所長にこのことを訪ねました。「皮膚細胞は細胞分裂を起こして新しい細胞になるのですす。それを代謝機能と言い、28日で入れ替わります。生え替わったように見える時と、その細胞が新しくなる場合があるのです。爪はそのままの形状で爪の細胞だけが入れ替わる場合があるのです」
それで、爪がまるごと、延びて入れ替わるのではなく、爪はそのままでの形状で盛り上がった異常状態を見せていることが理解出来ました。しかし、初めてのことで驚きました。

爪は新しく生え替わるのではなく、爪そのものはそのままで根元からきれいな皮膚の爪になっている。