オルゴール療法セラピスト養成講座を受講して 

 オルゴールを聴くと癒されます。オルゴールは、幼いころから身近にありました。宝石箱として使いながら好きな時には何度でも聞くことができる玩具でした。そのオルゴールが療法として使われていることは、今の職に就くまで全く知りませんでした。

 今回認定オルゴール療法士の講座を受講することになったのは、私が勤めている脳神経クリニックで、再びオルゴール療法を始めることになった為です。

 最初は、アロマセラピーのようなリラクゼーション系の療法をイメージしていました。オルゴールの歴史から始まり、仕組みや原理など、数種類を聞き、療法士として必要なカウンセリングと、どれも一言では説明できないほど衝撃的なものでした。

 私はクリニックので受付をしていますが、初めての方や、久しぶりに来院された方には、医師の診察の前に、問診表を記入してもらいます。脳神経なので、頭痛の患者さんが一番多いですが、最近感じるのは自律神経に関する問診が多いと感じます。

 自律神経と脳の関係については、今回多くのことを学びました。現在は 生きづらいストレス社会と良く言われ、誰しも抱えている問題だと思います。自律神経が乱れる為、うつ、不眠、冷え、疲れが回復しないなど今は珍しくない症状が多くあります。

 最近はコロナ禍で前より増加しているように思います。しかし、それを解決するのはなかなか難しいのではないかと思います。ストレスをすぐ発散できれば一番良いのですが、貯まれば免疫を低下し、ウイルスや細菌の侵入に対しての自衛力がなくなり、病気につながり、もしくは自律神経が不安定になることから心の病気にも繋がってしまう負の連鎖です。

 そのため病院で薬に頼ってしまうことも多いのではないでしょうか、また、環境の変化も同様で騒音、水質汚染、血流障害を起こす電磁波と様々な原因があります。 特に身近にある電磁波は通常生活している中で特に気にしたことはありませんでしたが、今回改めて考えさせられました。

 電磁波は生活に欠かせないエネルギーです。携帯電話、パソコン、家の中では電子レンジ、冷蔵庫と避けられないものばかりで、多くの電磁波を浴びています。 健康であり続けることが難しい環境です。

 そのためか私たちはリラックスしたいと思えば海、川、山と自然を求めて出かけ、そして音楽でも同様に CD を聞いたり、生の演奏を聞きに行きたいと望むことがあります。そうすれば、少しでもストレスが改善できたと感じていると思います。

 しかしそれでは何も変わらないことが今回の講義で分かりました。一番驚いたことは、熱帯雨林の音の環境が人間にとって最適ということです。音といっても聞こえない音を含む3.75ヘルツから20万ヘルツの高周波、低周波の響きです。ヘルツは普段使わないので、わかりにくいですが。

 熱帯雨林ジャングルの環境音、色々な動物の鳴き声や水の流れ、等の音だと想像ができます。その音の響きが 生命の中枢である脳幹、主神経の中枢である視床下部の血流を良くして心身を清浄にするということです。人間の進化の原点でもある森に戻ることが体と脳にとって一番最適だというのは便利さや発展を追求してきた都会とは逆向きしていると複雑に思います。

 しかし、熱帯雨林の環境は常に身近に感じることができません。それを可能にしたのがオルゴールでした。とても驚きました。療法で使われるオルゴールの魅力は美しい響きを奏でることですが、音と音の重なりによって発生する倍音があり、それが脳幹まで達し、物や人の体を通じて音が伝わるという仕組みで効果をあらわします。

 熱帯雨林の環境は空気電動しか触れないため、触れることができるのはオルゴールだけです。骨伝導という音の伝わり方を、初めて知りました。療法ではオルゴールを抱いたり、のせたり、くっつけたりと少し信じがたい方法ですが、この方法がより脳幹を刺激し、効果を出します。

 私は12年前から息切れや動悸の症状がありました。でもそれは運動不足や年齢からくるものだと思っていたので、特に気にしないようにしていましたが、今年の検診で心臓の動きが鈍いのと、少し大きかったため循環器内科を受診しました。

 しかし治療は必要ないということだったのでその後も度々自覚症状はありましたが、放置した状態にしていました。今回オルゴ-ル療法を受講するに当たり、オルゴールを自分で使ってみました。その時に体に感じたことがありました。

 まだオルゴール療法について何もわからなかったので、オルゴールを前に座って聞いているだけでしたが、動悸が治まらないという体感をしてとても不思議でした。これは後から好転反応だと分かりました。はじめは体に密着させる聴き方には違和感もありましたが、自分の体感もあった為、オルゴールの原理、効果をより理解できたと思います。

 しかしこのような体験などをセラピストとして伝えることは簡単ではないと思いました。 カウンセリングの講義でもありましたが、限られた時間の中で説明をしてオルゴールを聴いてもらうことは難しく思います。説明といってもこれまで色々な病気が改善されてきた症例はありますが、クライアントの目的は様々ですし、オルゴール療法を知らない人がほとんどだと思いますので、短時間に丁寧な説明をカウンセリングすることが、力が求められ止められると思います。

 間違えてはいけないことは、治療ではないこと、治療とは違い予防医学という言葉をもらいました。素晴らしいことだと思います。人間本来の姿に戻すことがもとめられます。

 

ポーターディスクオルゴール ”タイタス”

 オルゴール療法でどんな病気でも選ばずに受けられます。体調が悪くなった時に自分がどの病院を受診すれば良いか分からない時があると思います。最近クリニックにそのような患者さんも 来院 されます。そんな時に自宅にオルゴールがあればいつでもオルゴールを当てることができるし、治療中の病気があってもプラスしてできます。

 手軽に思いますし、副作用もないので最初は触れることに躊躇してしまいましたが、仕組みを理解すると、簡単です。さすが時計職人が作り始めた楽器です。

 今回の講義で日本の職人の方のお話も伺うことができました。想像以上に細かくて神経を使う作業で驚きました。100年前のオルゴールは今も使えるのはすごい技術だと思います。今では全自動もあり私たちは簡単に取り扱うこともできますが、音を出すための配列やシリンダーの動きを理解すると、見方が変わります。 丈夫な機構を持ちメンテナンスや調整を行うことで一生ものだと思います。

 種類も様々にあることに驚きます。ディスクオルゴールや副交感神経優位のオルゴール交換神経優位のオルゴールと両方で使い勝手もあります。両方では一つのオルゴールをかけるよりも一緒にいくつかのオルゴールをかけるとより効果的です。

 ディスクオルゴールや、パイプオルガンは迫力があり、とても綺麗な音色ですが、同時に色々な曲が、あることや音が大きいことをに、始めは耳が慣れませんでした。初めて聞くときは少し戸惑うと思います。又より強い骨伝導で脳細胞を刺激するにはオルゴール専用の共鳴箱を使います。音量の違いは歴然です。療法用のオルゴールのために空間設計され、木種類種類にまでよく考えられていると思います。

 オルゴールの木箱も同様に木材を選んで一つ一つ丁寧に作っています。オルゴン療法は日本で生まれて予防医学なのでまだ世界には多く知られていません。その為、これから療法士として今まで学んできたことを広めていくには正しく理解してもらうために慎重でなければならないと思います。医師の治療は即効性もあり、病気が目に見えなくなることもあります。しかしその反面治療内容によっては苦痛を伴うこともあります。オルゴール療法は苦痛もなく副作用もない ので、ほとんどの人がこの両方を選ぶと思います。

 継続の治療が必要な人であれば、少しずつでも薬の量が減らせて通院の回数が減らせると思います。日本は薬の量が多いと言われているようです。それは私も日々クリニックの受付をして実感しています。薬がなくなると不安になる患者さんを見ています。全ては自己免疫力を高める血流の問題を解決し、自律神経を正常にすることが大切なのは学んできました。

 一人でも多くのクライアントに体験してもらうのがセラピストは目指していることだと思います。ここの内容は様々なので常に課題として持ち続け進歩することも必要なことだと思います。そして療法として扱うオルゴールの存在を広めて沢山触れてもらうことも大事だと思い考えます。

 またクライアントが早く改善するように勤めるためには当たり前のようにオルゴールが身近にある環境が理想だと思います。具体的に言うと幼い時から身近にある環境ではないでしょうか。まだストレスや病気とは無縁だと思いますが教育の場でいつも接する機会が学べる機会があれば心身の清浄を保っていられると思います。

 今は便利な世の中になった代わりに人間の身体には不都合なことがたくさん出てきています。その中で自己免疫力を保つことができれば病気を予防することができ、イライラすることも多い現代社会の変化にも つなげられるのではないでしょうか。

 オルゴールを通していろいろな可能性が見えてきます。治療と予防医学は一緒になれば薬の代わりにオルゴール療法を提供することも考えられます。自宅で療法ができるようになれば通院がなくなり医療費の削減にもなるのではないでしょうか。また免疫力の向上によりコロナのようなウイルスで悩まされることもなくなるのではないかと考えます。

 セラピストとしては責任が重いように感じますが、経験を積み重ねることにでクライアントとの信頼に結びつくよう努力したいと思います。

 3日間の受講は全くわからないところから始まりました。オルゴールの美しい響きを実感し原理や仕組みが分かると何事も前向きに進められる療法だと感じました。今後、沢山の人が体験できるよになってもらいたいものです。

 オルゴール療法養成講座を受講して、ほしの脳研脳神経クリニック 上田亜希子

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「注」ひびきの療法が全ての症状を改善するものではありません。

自然界の“ひびき”によるオルゴール療法は、脳がコントロールするために心も身体も全身の不調を複数、同時に解くものです。そして、難病を初め、5千名の方の、病状が改善されてきました。その中で、耳鳴りや難聴、関節リウマチやジストニア、橋本病などさまざまの症状を200種を超えています。しかし未だオルゴール療法が触れていない病気も多く、それらを全てに渡って改善する臨床例をもっておりません。脳の自然治癒力が多くの病状を改善する原理は多くの改善症例からみて正しく、確かに手応えを感じて、おすすめしてきましたが、病状の改善に多くの可能性はもっているものの、すべての病状を解くと言い切るには、未だ次期早尚だと考えています。希望を持って取り組まれることを、お勧めしますが、確実性は今の段階で保証できない状況をご理解ください。