◯オルゴール療法養成講座を受講して 2021.11.15. ほしの脳神経クリニック

“ひびき”による脳からのオルゴール療法

 

認定オルゴール療法養成講座を受講して 2021.11.15. ほしの脳神経クリニック U.A.さん 女性 東京

 

 オルゴールは、幼い頃から身近にありました。宝石箱として使いながら、好きなときに何度でも聴くことができる玩具でした。
そのオルゴールが療法として使われていることは、今の職に就くまで全く知りませんでした。
今回受講することになったのは、私が勤めているクリニックで再びオルゴール療法を始めることになったためです。
最初は、アロマセラピーのようなリラクゼーション系の療法をイメージしていました。
オルゴールの歴史から始まり、仕組み、原理、種類、聴き方、療法士として必要なカウンセリングと、どれも一言では説明できないほど衝撃的なものでした。
私はクリニックで受付をしていますが、初めての方や久しぶりに来院される方には、医師の診察の前に、問診表を記入してもらいます。
脳神経なので、頭痛の患者さんが一番多いですが、最近感じるのは、自律神経に関する問診が多いと感じます。
自律神経と脳の関係については、今回多くのことを学びました。
現代は、生きづらいストレス社会とよく言われ、誰しも抱えている問題だと思います。
自律神経が乱れるため、鬱や不眠、冷え、疲れが回復しない等、今は珍しくない症状が多くあります。

最近はコロナ禍で、より増加しているように思います。
しかし、それを解決するのは中々難しいのでないかと思います。
ストレスをすぐ発散できれば一番良いのですが、溜まれば、免疫が低下し、ウイルスや細菌の侵入に対しての自衛力がなくなり病気につながる、もしくは自律神経が不安定になることから心の病気にもつながってしまう負の連鎖です。
そのため、病院で薬に頼ってしまうことも多いのではないでしょうか。
また、環境の変化も同様で騒音、水質汚染、血流障害を起こす電磁波と様々な原因があります。
特に身近にある電磁波は、通常生活している中で特に気にしたことはありませんでしたが、今回改めて考えさせられました。
特に電磁波は、生活に欠かせないエネルギーです。携帯電話、パソコン、家の中では電子レンジ、冷蔵庫と避けられないものばかりで多くの電流を浴びています。

健康であり続けることが難しい環境です。
そのためか、私たちはリラックスしたいと思えば、海・川・山と自然を求めて出掛け、そして、音楽でも同様にCDを聴いたり、生の演奏を聴きに行きたいと望むことがあります。そうすれば、少しでもストレスが改善できたと感じていると思います。

しかし、それでは何も変わらないことが今回の講義で分かりました。

一番驚いたことは、熱帯雨林の音の環境が人間にとって最適ということです。
音といっても、聞こえない音を含む3.75ヘルツから20万ヘルツの高周波・低周波の響きです。ヘルツは普段使わないので分かりにくいですが、熱帯雨林、ジャングルの環境音といえば、色々な動物の鳴き声や水の流れ、木々の音だと想像できます。

その音の響きが、生命の中枢である脳幹、神経の中枢である視床下部の血流を良くして心身を正常にするということです。
人間の進化の原点でもある、森に戻ることが身体・脳にとって一番最適だというのは、便利さや発展を追求してきた都会とは逆向していて複雑に思います。
しかし、熱帯雨林の環境は常に身近に感じることができません。
それを可能にしたのがオルゴールでした。

とても驚きました。
療法で使われるオルゴールの魅力は、美しい響きを奏でることですが、ただ聴くから良いというのではなく、音と音との重なりによって発生する倍音があり、それが脳幹まで達し、物や人の体を通じて音が伝わる骨伝導力という仕組みで効果を表します。
熱帯雨林の環境は、空気伝導しか伝わらないため触れることができるのはオルゴールだけです。

骨伝導という音の伝わりかたは、初めて知りました。
療法では、オルゴールを抱いたり、乗せたり、くっつけたりと少し信じがたい方法ですが、この方法がより脳幹を刺激し効果をだします。
刺激といえば一度実感したことがあります。
私は、1~2年前から息切れや動悸の症状がありました。
でもそれは、運動不足や年齢からくるものだと思っていたので、特に気にしないようにしていましたが、今年の健診で心臓の動きが鈍いのと少し大きかったため、循環器内科を受診しました。
しかし、治療は必要ないということだったので、その後も度々自覚症状はありましたが、放置した状態にしていました。
今回、オルゴール療法を受講するにあたり、オルゴールを自分で使ってみました。
その時に体感したことがありました。
まだ療法について何も分からなかったので、オルゴールを前に座って聴いているだけでしたが、動悸が治まらないという体感をして、とても不思議でした。
これは後から、好転反応だと分かりました。
初めは体に密着させる聴き方には違和感もありましたが、自分の体感もあったため、オルゴールの原理、効果をより理解できたと思います。
しかし、このような体験などをセラピストとして伝えることは簡単ではないと思いました。
カウンセリングの講義でもありましたが、限られた時間の中で説明をしてオルゴールを聴いてもらうことは難しく思います。
説明といっても、これまで、色々な病気が改善されてきた症例はありますが、クライエントの目的は様々ですし、オルゴール療法を知らない人がほとんどだと思いますので、短時間に丁寧に的確なカウンセリングをする力が求められると思います。
間違えてはいけないことは、「治療」ではないこと。
治療とは違い、「予防医学」という言葉を学びました。
素晴らしい言葉だと思います。
人間本来の姿、体に戻すことがオルゴール療法で、どんな病気でも選ばずに受けられます。
体調が悪くなった時に、自分がどの病院を受診すれば良いか分からない時があると思います。
最近クリニックにもそのような患者さんが来院します。
そんな時な自宅にオルゴールがあれば、いつでもオルゴールをあてることができるし、治療中の病気があっても、プラスしてできます。
手軽に思いますし、副作用もないので、誰でも扱えるのが大きな特長だと思います。
取り扱いは高価なものなので、最初は触ることに躊躇してしまいますが、仕組みを理解すると、精密で、さすが時計職人が作り始めた楽器です。
今回の講義で、日本の職人の方のお話も伺うことができました。
想像以上に細かくて神経を使う作業で驚きました。
100年前のオルゴールが今も聴けるのは凄い技術だと思います。
今では全自動もあり、私たちは簡単に取り扱うこともできますが、音を出すための配列やスイッチ、シリンダーの動きを理解すると、計算されてだされている音に対しての見方が変わります。
丈夫な機構をもち、メンテナンスや調整を行うことで一生ものだと思います。
種類も様々あることに驚きます。
ディスクオルゴールや副交感神経優位のオルゴール、交感神経優位のオルゴールと療法で使い分けもあります。
療法では、1つのオルゴールをかけるよりも、いくつか一緒にかけるとより効果的です。
ディスクオルゴールやパイプオルガンは迫力があり、とても綺麗な音色ですが、同時に色々な曲がかかることや、音が大きいことに初めは耳が慣れませんでした。
初めて聴くときは、少し戸惑うと思います。

また、より強い骨伝導で脳細胞を刺激するには、オルゴール専用の共鳴箱を使います。
音量の違いは、歴然です。
療法用のオルゴールのために、設計空間や木材の種類までよく考えられていると思います。
オルゴールの木箱も同様に、木材を選んで1つ1つ丁寧に作っています。
オルゴール療法は、日本で生まれた予防医学なのでまだ世界には多く知られていません。
そのため、これから療法士として、今まで学んできたことを広めていくには、正しく理解してもらうために慎重でなければならないと思います。
医師の治療は、即効性もあり、病気が目に見えてなくなることもあります。

しかし、その反面、治療内容によっては苦痛を伴うこともあります。
オルゴール療法は、苦痛もなく、服用もない、副作用もないとなれば、ほとんどの人がこの療法を選ぶと思います。

継続の治療が必要な人であれば、少しずつでも薬の量が減らせて、通院の回数が減らせると思います。
日本は薬の量が多いと言われているようです。
それは、私も日々クリニックの受付をして実感しています。
薬が無くなると不安になる患者さんをみています。
全ては、自己免疫力を高める血流の問題を解決し、自律神経を正常にすることが大切なのは学んできました。
学んできたことを、1人でも多くのクライエントに体験してもらうのが、セラピストが目指すことだと思います。
個々の内容は様々なので、常に課題として持ち続け、進歩することも必要なことだと思います。
そして、療法として使うオルゴールの存在を広めて、沢山触れてもらうことも大事だと考えます。
またクライエントが早く改善するように努めるためには、当たり前のようにオルゴールが身近にある環境が理想だと思います。
具体的にいうと、幼い時から身近にある環境ではないでしょうか。
まだストレスや病気とは無縁だと思いますが、教育の場でいつも接する機会や、学べる機会があれば心身の正常を保っていられると思います。

今は便利な世の中になった代わりに、人間の体には不都合なことが沢山出てきています。
その中で、自己免疫力を保つことができれば、病気を予防することができ、イライラすることの多い現代社会の変化にも繋げられるのではないでしょうか。
オルゴールを通して色々な可能性がみえてきます。
治療と予防医学が一緒になれば、薬の代わりにオルゴール療法を提供することも考えられます。
自宅で療法ができるようになれば、通院がなくなり医療費の削減にもなるのではないでしょうか。
また免疫力の向上により、コロナのようなウイルスで悩まされることもなくなるのではないかと考えます。
セラピストとしては、責任が重いように感じますが、経験を積み重ねていくことで、クライエントとの信頼に結びつくよう努力したいと思います。
3日間の受講は、全く分からないところから始まりました。
オルゴールの美しい響きを実感し、原理や仕組みが分かると、何事も前向きに進められる療法だと感じました。
今後たくさんの人が体験できるようになってもらいたいです。  U.Aさん 女性 東京

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「注」ひびきの療法が全ての症状を改善するものではありません。

自然界の“ひびき”によるオルゴール療法は、脳がコントロールするために心も身体も全身の不調を複数、同時に解くものです。そして、難病を初め、5千名の方の、病状が改善されてきました。その中で、耳鳴りや難聴、関節リウマチやジストニア、橋本病などさまざまの症状を200種を超えています。しかし未だオルゴール療法が触れていない病気も多く、それらを全てに渡って改善する臨床例をもっておりません。脳の自然治癒力が多くの病状を改善する原理は多くの改善症例からみて正しく、確かに手応えを感じて、おすすめしてきましたが、病状の改善に多くの可能性はもっているものの、すべての病状を解くと言い切るには、未だ次期早尚だと考えています。希望を持って取り組まれることを、お勧めしますが、確実性は今の段階で保証できない状況をご理解ください。