新年明けましておめでとうございます。
皆様には、ご家族共々恙なく佳いお年が明けましたことでしょう。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルスの猛威にさらされ、生活も移動も不自由な年となりました。ウイルスも細菌も増え続けて、更に新種も増えて、収束の予想も難しい状況になりました。薬剤抗生物質も間に合わない、ワクチンの製造も間にあわないうちに次の新型が出るほどの現況では健康を良い状態に保つことが今まで以上に難しくなりました。
環境悪化は益々に進み、広範囲に拡がり続けています。その中で私たちが心がけておかなければならないことがあります。
一つ目は自然治癒力を上げる努力が必要です。お病気とその症状を出来るだけ早く改善して心身の抵抗力を着けておくことが大切です。
二つ目は、自然免疫力です。この言葉が昨年からクローズアップされてきました。今年は、益々重要になってくることでしょう。
細菌やウイルスは口から侵入し、気管支を冒し、肺の機能を弱めます。白血球がこれを取り込んで、リンパ節で撲滅すれば感染は防げるか、重傷化しなくても良いのですが、さまざまに基礎疾患をお持ちの方は、抵抗力を弱めている為に新しい侵入者と闘う余力が少ない状況です。重症化を許しているのです。
何故、ウイルスの侵入をこうもやすやすと許しているのでしょうか? それは、一つに環境悪化がからだの抵抗力を弱めている現代人の、何か定めのような、宿命のような状況と云えるのです。
環境から起きる疾患は、今や90%にのぼり、ご自分では、いろいろと気をつけていても、目に見えない、感じられないところで、環境は益々悪化して、心身を弱め、容赦なく細菌、ウイルスの侵入をゆるしています。私たちは、オルゴール寮法を取り組んでいますが、まだまだ真価をお伝え出来ていないのが、とてももどかしい思いです。
オルゴールを今まで以上に聴いてください。10年前は、1日平均30分と出ました。あまりの少なさに驚きました。今は、凡そ平2~3時間と想像します。それでももっと沢山聴かなければなりません。
どのお病気にも、肺が最も重要です。肺が動かなければ、酸素を柔分に取り込めません。心臓を強くして、全身に血液を届けないかぎり抵抗力も強くなりません。
全身の臓器の機能を上げる為には、脳の生命中枢が調整される必要があります。
ただ、ひたすら、オルゴールを聞き続けてください。脳からの自然治癒力と自然免疫力は、私たちに備わっています。この機能を上げて、環境悪化にも、ウイルスに打ち勝つ強い心身にしましょう。命を短くすることを定めと思わず、もっともっとお元気になり、幸せになりましょう。
日本オルゴール寮法研究所 所長 佐伯吉捷