コロナ禍で運動不足になりました。筋力が減り、身体の平衡を取るのが難しくなりました。年齢のせいばかりではありません。明らかに行動範囲が狭くなり、歩くことも、買い物も手近で済まし、電車に乗らず、車で移動する生活が圧倒的に増えました。
その分、生活から来る運動が極端に減り、スポーツジムもプールもヨガも疎遠になり、家に居ることが多くなりましたね。明らかに運動不足です。運動不足は臓器の機能低下に繋がり、血流もそれほど必要でなく、平準より低くなりました。
食事の量が同じであれば肥満も近寄ってきます。益々動きが緩慢になり、悪循環が進み、筋力が減った分、ホルモン他の生体を維持する神経も代謝など3大機能は低下するばかりです。家に閉じこもるということは、体力の低下、抵抗力の低下に繋がり病気を発生し易くなり、感染症に弱い状態です。
オルゴール療法では、臓器、器官40種類を元気にするオルゴールの聴き方があります。新しくオルゴール健康法の”内蔵体操”を、恐らく世界で初めてだと思いますが、発案しました。内臓・器官40種類を元気にするには、細胞レベルの活性化が望まれますが、体内に内臓されている臓器をオルゴールの“ひびき”で活性させる ”内臓体操” も重要になってくると思われます。
一般の体操は、スポーツジムも、ダンスや応援の為のパフォーマンスも体外からの対症法的な筋肉運動が主体です。ヨガは少し心を入れているように見受けますが、はっきり臓器の活性運動ではないようにも見受けます。
多くの体操や、室内運動に、生の“ひびき”を持った音楽演奏を取り入れると、心身に大きな変化が期待されることでしょう。同じ運動・体操をしていても、自然界の“ひびき”の音楽を入れることが望まれます。
運動不足を、もっと高率を上げる“ひびき”を入れた体操の普及は今、始まったばかりです。恵まれた方は極くわずかです。では、運動不足をどのように補うといいのでしょうか? マスクをしたままの激しい運動は呼吸が苦しく、現実的ではありません。
緩やかな体操を選びましょうか? 静かな柔軟体操がいいでしょうか? ストレッチがいいでしょうか? ヨガ道場や公園ヨガも足を運ばなければなりません。ご家庭の中ではそんな空間もないのが現状です。
窓を開けましょう。自然の空気と“ひびき”を取り入れましょう。肺が喜び空気を取り込みます。心臓に渡し、胸骨から造血した栄養と酸素いっぱいの血液を頸動脈から頭へ、大動脈から全身に手足の末端まで送ります。
農村など、空気がきれい、“ひびき”が豊富な自然界が豊富なところは、いいですが、“ひびき”が百分の一になり,排気ガスなど50も100もの環境汚染のひどい都会はどうすればいいのでしょうか?
都会の自動車の排気ガスの少ない、朝早くに窓を開けましょう。比較的きれいな空気を取り入れましょう。“ひびき”は生演奏の楽器(リコーダーやギターやオカリナやピアノ)などを取り込みましょう。オルゴールの生音の周波数は3.75~20万でしたね。その“ひびき”には遠く及びませんが、それでもデジタル音が殆どの都会の環境では、貴重な生音です。
環境悪化を声高く提唱している方々が、「都会の電磁波や化学物質が危険だと叫んでる人の声を真面目に聴いて上げてください。私たちの子どもや孫たちの大切な健康を真面目に案じている人たちなのです。 2021.6.24. 佐伯吉捷