「うちの初めて子には、オルゴールをしっかり聴かせました。下の子は、長男を育てるのに忙しくって、それほど、聴かせられませんでした。長男は、凄いと言われるように、良く出来る子に育ちました。おもちゃの遊び方でも、大人が気がつかないような遊び方を思いついて、皆を驚かせました。それが下の子とは全く違うのです。とあるお母さんから聞きました」 セラピストの眞嶋雅子さんのお話しは続けられました。
「私は、同じようなお話しを二件持っています。良くあるお話しですね。初めての子には、とにかく手を掛けますが、次の子には、それほど手を掛けていない結果なのでしょうか? 写真でも、初めての子の写真は山ほどあるのに、次の子は少ない、殆どないと云うお話しは、同じようなお母さんから聞きます」
「つい忙しくなって、下の子にはオルゴールを長男程には鳴らして上げられなかった」というお母さんのお話は良く聞きます。オルゴールのゼンマイを捲くのがついつい間道になったのです。次男には申し訳ないと思いながら」
「それと、やはり、同じことなのですが、毎日、オルゴールのゼンマイを捲き続けるのは難しい、それに、オルゴールがゼンマイがおしまいになるときに、もうすぐ捲かなければと思うと、イライラするのです」とお母さん、そんな、こんなで、ついついオルゴールが鳴ってない時間が増えるのです。三日坊主になってしまって・・・」と言われます。その方に、私は、『良いですよ! その三日坊主を続けてくださいね』とお願いすることにしています」 オルゴールセラピスト 真嶋雅子さん
オルゴールはゼンマイという器械で自動で鳴る優れた特色を持っています。それでも15分というのは、実際になかなか難しいと言うお話しは良く聞きます。一日三時間以上、聴けば聴くほど早く良くなるとお教えしても、実際には難しいのは解ります。
去年、オルゴールを電動のモーターにして、自動で演奏する一五分を一時間、三時間、そして六時間の演奏が可能なオルゴールを作って世に出しました。メンテが早く来るという欠点がありましたが、それでも、長く鳴るオルゴールは、ゼンマイを捲けない方に歓迎されたのです。
その子の成長の最も大切な乳幼児期にオルゴールは大切な養育知育玩具的な性格でお奨めしてきました。又寝た切りの病状の方、入院していて、ゼンマイの捲けない方にも、重宝されました。
今、新しい保育器として、”カンガルーのゆりかご”が出来ました。お母さんの手を取らないで自動で一時間、三時間鳴るオルゴールも新しくご利用出来るようになりました。その子の養育と成長に欠かせない優れたオルゴールの誕生です!