オルゴールの“ひびき”による認知症の改善と予防 (Ⅰ)
認知症の知識は厚生労働省の記事を見れば、その全貌がお分かりになります。ここではオルゴール療法では、どのような効果を期待できるかを、お話ししましょう。脳のことにおいては軽々しくお話はできませんが、オルゴール療法で改善した経験から、やはりこの認知症は、脳神経のものだということが解ります。「脳のことは一億分の一も分からない」とアメリカの脳神経学者が言うように非常に複雑な脳内のことなのです。
認知症も、アルツハイマー認知症もその他のどんな認知症であっても、脳の異常であることに間違いはありません。その脳を刺激するひびきのオルゴール療法は、やってみる必要がありましょう。試してみたいと思いませんか、ただしオルゴールをどのように聞くか、どのように開けるか、私たちオルゴール療法研究所の持ち場ようであること認識しています。
まず、脳を元気にするそれは、脳の、血液の不足から起こると考えてみましょう。そのためには、肺と心臓の機能を高めることです。それはとても大切なことです。どの病気にも、生命中枢の脳幹、視床下部を元気にすることです。その為には、新鮮な空気を沢山、そして栄養を摂ることが求められるのでます。それには、新鮮な空気と豊富な栄養を摂れる消化機能など、生体の全ての機能を上げることにあるのです。オルゴール療法は、全ての機能を上げる脳を強くして個々の生体の機能を上げる、療法なのです。
環境悪化が脳の機能を低下させて認知症を発症する構図は、その他のどの病気にもいえることですが、どんな病気にも、酸素が豊富に細胞に提供できることが望まれます。今の都会での“ひびき”が百分の一に低下した環境、とりわけ脳の調整力は大変機能しにくい環境なのです。
オルゴールは木箱の中で継続して自動で鳴ってくれます。強い鋼の振動は一度鳴り始めると、一つ一つの音の空間響きの空間を作り上げます。一見変化してないようでも響は確実に脳に届きます。ただ小さな音を、短時間のひびきの提供では効果が遅いのです。できるだけ強い音を長時間当ててみましょう。
音の環境、ひびきの環境は今や百分一になり、それに加えて、電磁波や化学物質の害が降りかかります。私たちの身の回りは生体が正常に機能する環境にはありません。その為に出来るだけ沢山の“ひびき”を脳に聞かせましょう。音を耳で捉える常識はオルゴール療法にはありません。“ひびき”は全て脳を始め体に伝わります。脳は響きを待っている状態ですから高・低周波の脳への吸収は早いのです。
今、私たちの認知症は、初めて起こったのでありません。脳科学者の意見を聞きますと、二十歳頃から脳の機能は、そろそろと劣化してきて、そして高齢者と言われている年齢になってその症状が出て、そして、次第に強くなっているのです。それをわずかな時間の間に良質な響きを聴かしてもなかなか効果が出にくいことも事実です。
金沢の高田さんのお母さんのように、認知症の不穏行動が一瞬の内に効果が出たのは、脳神経が一瞬に反応したせいだと思われます、その日のうちの早い効果が見られたのです。しかし広島の男性の八十歳の方のようにおよそ30日強いオルゴールを、オルゴール研究所の施療室で毎日お聞きになりました。医師が「誤診だったかな」と驚くほどの結果が出たのです。
20年も30年もかけて異常をきたした脳が一瞬に戻る改善症例は、とても珍しいと思います。私たちはもっと日数がかかる認知症に理解を示さなければならないと思います。それは、おそらく何の反応がないのではなく、脳の細胞は響きを聞いた途端に大慌てに修復の活動始めていると思われます。それを待てないで「治らない」と短気に考えることは間違いではないでしょうか。生体の仕組みをもう少し理解して時間をあげましょう。そうして、オルゴールを聞くことを続けましょう。それは又すべての生体の機能をまんべんなく修復している時間なのですから。
一生通じてオルゴールから響きをもらいましょう。オルゴール療法は、又予防医学でもあるのです。究極の健康法なのです。 短期間で病気を治らなかったり、ご家族に反対されたり、勤め先で馬鹿にされたりしても、負けないでください、オルゴールはあなたの為に鳴り続けてくれるのですから、オルゴール療法を信じて続けましょう!
最近の例では、冷えがとれたり、むくみが取れたり、下肢静脈瘤が普通になったり、様々の症状が良くなる例を沢山見かけます。軽い症状から改善されることで、オルゴール療法は対症療法ではない、脳からの根幹療法であることが理解されましょう。オルゴール療法を信じてみましょう。