オルゴール療法は、老衰に勝つ健康法(その二)老衰と“ひびき”
日本で老衰死が死因の3番目に上がってきました。見逃してはいけないと思います。環境の良かった百年前の自然死と異なるからです。脳や肺、心臓の病気を押しのけて、環境悪化が原因と見られ ている老衰死が死因の3番目に上がって来ています。
「人生僅か五十年」の時代から次第に伸びてきて平均八十歳が普通になっていました。それがまた命を惨める形になりました。この老衰死、延命、健康長寿について、オルゴール療法がどのように関われるか考えてみたいと思います。
命を延ばすだけが目的ではなく、命の尊厳と、高齢者が作り上げて、そして、抱えている文化や技術が貴く、また次の世代に渡して行かなければならない貴重な宝物だからです。
個人的な文化や技術にとどまらず、大きな会社のまだ元気な方達が定年制で一律に貴重な職を離れていくのは残念なことです。